ロバート・L・クリッペンとは? わかりやすく解説

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ロバート・L・クリッペン

分類:宇宙飛行士


名前:ロバート・L・クリッペン(Robert L. Crippen)
性別:男
国名:アメリカ
生年月日:1937年9月11日(テキサス州ベイモント)
所属宇宙機関:アメリカ海軍(USN)/米国航空宇宙局(NASA)
飛行実績:スペースシャトル計画(STS-1/コロンビア号)(STS-7/チャレンジャー号)(STS-41-C/チャレンジャー号)(STS-41-G/チャレンジャー号)

ロバート・L・クリッペンは1960年テキサス大学卒業理学士取得した後、海軍航空士教育を受け、将校就任しましたその後エドワード航空基地宇宙飛行士訓練校学び同校指導官を務めました1966年10月米国空軍有人軌道実験プログラム(MOL)の宇宙飛行士選ばれ1969年9月NASA宇宙飛行士となりました
そして、1973年スカイラブ計画2・3・4号、1975年7月の初の米ソ共同計画アポロ-ソユーズ試験計画参加しました
彼が初め宇宙へ飛び立ったのは1981年4月で、それはスペースシャトル(STS-1コロンビア号)の初飛行でもありました同乗した宇宙飛行士ジョン・W・ヤングです。
クリッペンの3度目フライトとなった1984年4月STS-41-C号では、初め衛星軌道上修理おこなわれました。
現在、彼はケネディ宇宙センターのNSTS代理指揮官をへて、中央指揮官務めてます。
彼は宇宙飛行士として1981年国防省殊勳勲章航空栄誉殿堂1982年連邦飛行行政殊勲勲章など、数多くの賞を得てます。

1.同じロケット衛星乗った宇宙飛行士はいるの?
STS-1(1981年4月)ではジョン・W・ヤング同乗STS-7(1983年6月)ではフレデリック・ホーク、ジョン・ファビアン、サリー・ライドノーマン・サガードの5名が搭乗サリー・ライドは、アメリカ初の女性宇宙飛行士でもありましたSTS-41-Cにはディック・F・スコビー、テリー・ハート、ピンキー・G・ネルソン、オックス・ヴァン・ホフテンの5名が搭乗しましたSTS-41-Gでは、ジョン・マクブライド、キャシー・サリバン、サリー・ライド、デビット・リーツマ、マーク・ガルネ、ポール・スカリパワーの6名が搭乗しました

2.宇宙どのようなことをおこない、どんなことに成功しているの?
クリッペンが搭乗したスペースシャトルSTS-1は、機体再利用するために飛行機のように着陸することができ、また初め液体固体推進薬使った宇宙船でした。彼らはこのスペースシャトル打上げから軌道周回着陸までの性能確かめるために宇宙へ飛び立ち地球軌道36しました。そして、4月14日カリフォルニアエドワード空軍基地無事に着陸しました。スペースシャトル初飛行となったこの宇宙飛行大成功収めその後スペースシャトル時代きりひらくことになりました
1983年6月18日打ち上げられSTS-7でクリッペンは司令官務めました。この飛行ではカナダインドネシア通信衛星宇宙運んでます。
彼が再び司令官務めたSTS-41-Cは、1984年4月6日から13日までの飛行でした。この飛行では彼らは軌道上にある人工衛星修理初め成功してます。衛星回収しシャトル内で修理おこなった後、遠隔操縦機(ロボットアームハンド)で軌道戻しました。また長期曝露装置(LDEF)を放出したほか、2度船外活動実験をおこなっています。
彼の最後フライト司令官として搭乗したSTS-41-G号でした。1984年10月5日打ち上げられたこの飛行で彼らは、地球放射線観測衛星配置したほか、船外活動により衛星燃料補給できる可能性があることを実証しました。

1983年6月、宇宙飛行中のスペースシャトルSTS-7内のクリッペン。遠隔操縦システムを操作しているところです。
1983年6月宇宙飛行中のスペースシャトルSTS-7内のクリッペン。遠隔操縦システム操作しているところです。

3.どれくらい時間宇宙飛んでいるの?
STS-12日6時21分、STS-76日と2時間24分、STS-41-Cでは6日23時40分、STS-41-Gでは8日と5時間23分でした。




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