キャサリン・D・サリバン
名前:キャサリン・D・サリバン( Kathryn D. Sullivan )
分類:宇宙飛行士
性別:女
国名:アメリカ
生年月日:1951年10月3日(ニュージャージー州パターソン)
所属宇宙機関:アメリカ航空宇宙局(NASA)
飛行実績:スペースシャトル計画(STS-41-G/チャレンジャー号)(STS-31/ディスカバリー号)(STS-45/アトランティス号)
サリバンは、アメリカ女性初の宇宙遊泳を行った宇宙飛行士です。初搭乗は1984年10月5日、スペースシャトル「チャレンジャー号(STS41-G)」。サリバンは、宇宙飛行の感想を「Eチケット(ディズニーランドのフリーパス)30枚分の価値はあるわよ」と楽しそうに話しました。宇宙遊泳は、米東部時間10月11日午前11時42分(日本時間同12日午前0時42分)からおこなわれ、貨物室の最後部までの15mをゆっくり遊泳し、燃料の切れた衛星に補給をおこなっています。
サリバンは、1973年にカリフォルニア大学サンタクルズ校で地球科学を学び、1978年にはダルホージー大学で地質学の博士号を取得した才媛です。現在まで、スペースシャトルで3回の宇宙飛行をおこない、非常に多くの業績を残しています。
1.同じロケット、衛星に乗った宇宙飛行士はいるの?
チャレンジャー号(STS-41G)では、ロバート・L・クリッペン、ジョン・A・マクブライド、デビッド・C・リートマ、サリー・K・ライド、マーク・ガルネ、ポール・スカリーパワーと同乗、そのほかにも多くの宇宙飛行士と同乗しています。
2.宇宙でどのようなことをおこない、どんなことに成功しているの?
サリバンはすでに3回の宇宙飛行をおこなっており、米東部時間10月11日午前11時42分(日本時間同12日午前0時42分)から、アメリカ女性初の宇宙遊泳をおこなったほか、地球軌道上からレーガン大統領との会見などもおこなっています。初搭乗の「チャレンジャー号(STS41-G)」は、1984年10月5日に発射された6回目のスペースシャトルです。乗員はそれまでで最大の7人で、宇宙空間での居住性の研究がおこなわれたほか、地球放射熱の観測用衛星が射出されたり、レーダーの精度研究のため、日本の大潟村の稲作の状況などが探査されました。日本初の実験機器も搭載され、水滴に硬球をぶつける実験がおこなわれました。
3.どれくらいの時間、宇宙を飛んでいるの?
チャレンジャー号(STS-41G)では197時間23分、 アトランティス号(STS-45)では121時間36分、ディスカバリー号(STS-31)では214時間9分宇宙に滞在しています。
キャサリン・D・サリバン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/10 08:16 UTC 版)
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キャサリン・D・サリバン Kathryn Dwyer Sullivan | |
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NASA所属宇宙飛行士 | |
現況 | 引退 |
生誕 | 1951年10月3日(71歳) ニュージャージー州パターソン |
他の職業 | 地質学者 |
宇宙滞在期間 | 22日4時間49分 |
選抜試験 | 1978年NASA選抜試験 |
ミッション | STS-41-G STS-31 STS-45 |
記章 |
キャサリン・D・サリバン(Kathryn Dwyer Sullivan、1951年10月3日-)は、ニュージャージー州パターソン出身の地質学者でアメリカ航空宇宙局の宇宙飛行士。3度のスペースシャトルのミッションでクルーを務め、アメリカ人女性として初めて宇宙遊泳を行った[1]。
教育
サリバンは1969年にカリフォルニア州のタフト高校を卒業し、1973年にカリフォルニア大学サンタクルーズ校で地球科学の学士号を、1978年にカナダのダルハウジー大学で地質学の博士号を取得した。
軍事でのキャリア
サリバンはアメリカアメリカ海軍予備役部隊で大佐として海洋学の研究を行った。また、アメリカ海洋大気局で主任研究員として働いた。
NASAでのキャリア
サリバンは、1984年10月11日に行われたチャレンジャー号のミッションSTS-41-Gで宇宙遊泳を行った。彼女はSTS-31、STS-45にも参加し、合計3度のスペースシャトルのミッションで532時間の間、宇宙に滞在した。
NASA退職後
NASAを退職後、キャサリン・サリバンはオハイオ州コロンバスの研究センターCOSI Columbus社の社長兼CEOを務めた。現在は、オハイオ州立大学の教授とともにCOSI社で無給の科学アドバイザーを務めている。2004年にはジョージ・W・ブッシュ大統領からアメリカ国立科学財団に任命された。
2004年には宇宙飛行士の殿堂に入った。
2009年にはアメリカ科学振興協会の3年任期の部門長に選ばれた。
2013年2月からアメリカ海洋大気庁(NOAA)の長官代行を務め、2014年3月、NOAA長官に就任した [2]。
脚注
- ^ “STS-131ミッションプレスキット”. JAXA. p. 付録5-12. 2023年5月17日閲覧。 “米国女性初の宇宙遊泳(サリバン)。”
- ^ “Kathryn Sullivan confirmed as NOAA administrator”. NOAA. (2014年3月6日) 2014年3月15日閲覧。
キャサリン・D・サリバン(Kathryn D. Sullivan)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 17:39 UTC 版)
「宇宙飛行士一覧」の記事における「キャサリン・D・サリバン(Kathryn D. Sullivan)」の解説
1984年10月11日、アメリカ人女性として初の宇宙遊泳を行った。
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