ハンター・キャッツ
ハンター・キャッツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/24 07:03 UTC 版)
「ハンター・キャッツ」の記事における「ハンター・キャッツ」の解説
若い女性3人構成という変り種の賞金稼ぎ(ハンター)チーム。名人と呼ばれる手袋職人・源八謹製の特注手袋を愛用している。 早房輝(はやぶさ ヒカル) ハンター・キャッツの最年長(20歳)にしてリーダー。ノースリーブシャツにホットパンツの服装。 名人と呼ばれた巾着きり(スリ)であった祖父に育てられ、その際に祖父のスリ技の全てを仕込まれている。敵の銃火器から装填された銃弾のみを抜き取るシーンが度々あり、プロのスリや怪盗すらその高い技術を認めるほど。4年ほど前に世を去った祖父から「江戸っ子」「スリ」としての常識で育てられ、子供のころは一般常識とのギャップに苦労していた。 メンバー唯一の成人(賞金稼ぎ営業許可証保有者)だが、童顔で小柄なため学生に間違われることも多い。同居者でもあるチームメンバーの家事を一手に引き受けている。言動の随所に天然ボケの気が見られる。『シェリフ』においても物語終盤に登場しており、犯罪結社「四龍」とはその頃から因縁が続いている。 早房晃(はやぶさ アキラ) 肉体派の格闘担当。18歳。タンクトップシャツにホットパンツの服装。全身に壮絶な古傷を持つ。 本名は晃晃(ホアンホアン)。赤子の頃に「四龍」に買われ、使い捨ての暗殺者として育てられたが、輝の事件のどさくさに紛れて脱出した。そうした経緯があるために密入国・不法就労者の扱いだったが、ある事件によって永住許可を得る事になった。便宜上、輝の姓である「早房」を名乗っている。 幼少時からの特殊な訓練により、その両手は猛毒を帯びた「毒手掌(どくしゅしょう)」となっており、擦過傷からでも相手を死に至らせることが可能。しかし素手のままでは日常生活にも支障が出るため、普段は(入浴時や睡眠時も含めて)常に特注のグローブを身に着けている。 毒に関する知識を師から受け継ぎ、また暗殺者としての教育を受けたために主要数ヶ国語の全てを話すことができる上、猫語をも解する。それらを除けば頭脳レベルは小学生並み。ドラム缶風呂を好むが、入浴頻度は5日に1度。極度の音痴。 早房明(はやぶさ メイ) コンピュータの天才少女。チーム最年少の17歳。ワンピースドレスの服装。褐色の肌を持つ。 南米の農園主の娘(日系四世)。10代前半で既に大学を卒業(アメリカに留学経験あり)してる才児だったが、その才能を狙われて「四龍」にさらわれ、晃同様に輝の事件で助けられる事になる。彼女も日本に戸籍・身寄りがないために便宜上、輝の姓である「早房」を名乗っている。 彼女の両腕は「チャクラ」と呼ばれるコンピュータ内蔵義肢で、人間の精神をそのまま電脳世界にフィードバックする機能を持っている。しかし、「チャクラ」は装着者の精神と肉体に多大なる負担を与えるため、コンピュータ端末としての限界稼働時間は5分とされている。義肢を隠すことと防水・絶縁などの観点から、「チャクラ」使用時以外は常に特注のロンググローブで義手を覆っている。 コンピュータに向かっている間は睡眠・食事・排泄を長時間我慢できるが、本来は30人前もの料理を瞬時に食べつくすほどの健啖家。その食べっぷりは見る者の気分を悪くさせ、拷問手段として通用するほど。自らのコンピュータ端末に名前をつけ可愛がり、セキュリティプログラムなどに対して女王様のような言動をとる。自らを機械と混同しているためか、風呂を極端に嫌い、入浴頻度は3週間に1度以下。
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