スフォルツェンド魔法学校・関係者
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「ハーメルンのバイオリン弾き〜シェルクンチク〜」の記事における「スフォルツェンド魔法学校・関係者」の解説
クラーリィ・ネッド 魔法大国スフォルツェンドの司聖官にして魔法兵団長。そしてスフォルツェンド魔法学校の理事長でもある。かつてハーメルと共に戦った勇者の一人である。かつて一つひとつの小さな勇気から始まり、多くの尊い犠牲により勝ち取った平和な時代を憂い、その平和を乱すものは容赦せず倒し守りきると誓っている。登場初期は冷たい印象のある険しい表情であったが、フルートと再会した時には少し表情が緩み、哀愁さを感じさせる表情をみせる。 前作最終回ではそれなりに老け込んでいたはずだが、現在の外見年齢はかなり若い。ただし、このことについて追求しようとすると、クラーリィ自身の手によって記憶消去させられる憂き目に遭う。 かつての大戦でベースにより四肢全てを失ったが、後にオリンの手によって精巧な義手義足を作られ、今はそれをつけている。 パーカス(デビッド) クラーリィの腹心でスフォルツェンド魔法学校の試験官。前作のパーカスの甥。おじからは「デビッド」と呼ばれている。職務を全うする事に命を掛ける性格と言われている。グレートに流れる大魔王ケストラーの血を奪った黒い妖精を追いかけていたが、妖精の国の尖兵の攻撃を受け行方不明になる。 ホーン・パイプ シェル達のクラス担任。第一次スフォルツェンド大戦で幻竜王に説教したこともある、伝説的な元スフォルツェンド魔法兵団長。ホルン、リュート、クラーリィ等の後世に名を残す魔法使いを育て上げたベテラン教師で、教育方針は実力主義で弱肉強食、弱者にとても厳しい鬼教師。実力と人格両面共に信頼が厚く、クラーリィが直々に問題児だらけのグレートとシェル達のクラスの担任を任せられる程。かつて北の都の決戦に従軍したことがあり、大魔王ケストラーの真の力の恐ろしさを良く理解している。その為ケストラー対抗する魔法を編み出したというが、出す機会を逃している。今作から登場したのではなく、前作でも登場していた。 パーカス 前作から登場したパーカス本人でデビットの叔父。かつての魔族との戦いの時代に外交活動で世界各国を飛び回り、影から勇者一行を支えてきた人物。その外交手腕を買われスフォルツェンドの外務大臣に就任し、多忙の毎日を過ごしている。 サイ スフォルツェンド魔法兵団の中でも最強と謳われる兵団長直属部隊C-4(C-C C-C. 正式名称:クロスクル・クー・クルセイダー)に所属する兵団員。運動神経に優れ抜群の機動力を誇る、冷静な思考の持ち主。魔法学校のOB。 現在確認される、卒業済みハーメル&フルート夫妻の息子三名の一人で、次男もしくは長男。容姿は父親似(叔母と父が同じ顔の双子なのでどちらとは言えない)。隔世遺伝により曽祖父の「天使の血」が発現した為、機動力がすさまじい。背には叔母同様に天使の羽があるのだが、小鳥のように小さく普段は服の下に隠れている。 ケスト C-4に所属する兵団員で魔法学校のOB。卒業済みハーメル&フルート夫妻三人の息子の一人で、サイの弟。隔世遺伝のため父方祖父ケストラーとよく似た容姿を持ち、祖父を思わせるような乱暴で威圧的な口調を放つ。破壊力に特化した魔法を用い「聖杯にしてやるぜ!」を決め台詞に敵を殲滅する。 一見いい加減で乱暴者に見え、その容姿から兄弟達の中でも最も祖父似かと思われがちだが、実はそれは敵や部下・後輩達に軽く見られないようにするためのポーズ。実際は小動物と綺麗な草花を愛し、中学校に入るまで「オバケが怖い」という理由で一人でトイレに行くこともできなかった、非常に心優しく繊細な青年。今でも実家に帰ると甲斐甲斐しく花壇の草花の世話をしている。そのため、いつも本当の意味で祖父似の性格を持っている弟のグレートにおちょくられ、初登場時普段は前述の威圧感で後輩達の危機を救うが、繊細な地の性格をあっさりとグレートにバラされ、作戦行動の真っ最中にもかかわらず兄弟ゲンカを始める。
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