サム・ブラウン・ベルト
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サム・ブラウン・ベルト(Sam Browne belt)は、肩から斜めに掛けられたストラップ(斜革・負革)によって幅の広いウェストベルト(本革)を支持する構造を持ったベルトである。主に軍隊や警察の制服に装着され、刀や拳銃を携帯するために用いられる。英語では”Sam Browne”と略されることも多い。日本では他の形式のものも含め革帯と呼ばれ、用途によって刀帯あるいは拳銃帯とも呼ばれている。
- ^ Chappel(1980)p 35
- ^ Barthorp(1982)p 77
- ^ 連隊の服装規定の例
使用:マーシアン連隊(DRESS REGULATIONS FOR THE MERCIAN REGIMENT (JAN 09))
不使用:王立砲兵連隊(ROYAL ARTILLERY DRESS REGULATIONS) - ^ Chappell(1987)
- ^ Hannon
- ^ Jobson, Chris (2009). Looking Forward, Looking Back: Customs and Traditions of the Australian Army. Wavell Heights, Queensland: Big Sky Publishing. p. 28. ISBN 9780980325164
- ^ a b Griffin p 48
- ^ a b Dawson p 69
- ^ 連隊公式サイト
- ^ DA PAM 670–1 • 31 March 2014
- ^ Russell p 36
- ^ Russell p 40
- ^ 中西 p 49
- ^ 「警務隊2011」『Welfare Magazine総集編2008-2011』
- ^ 自衛隊制服図鑑 p48
- ^ 「栄誉礼の細部実施要領について(通達)」(昭和59年1月25日海幕総第294号)3(1)イ(ア)
- ^ Soldo, Sandra (February 2004). “Overloaded: How the New South Wales police accoutrement belt plagues its wearers”. Police Journal Online 85 (1) .
- 1 サム・ブラウン・ベルトとは
- 2 サム・ブラウン・ベルトの概要
- 3 警察における使用
- 4 その他の使用
- 5 安全性
サム・ブラウン・ベルト
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「ベルト (服飾)」の記事における「サム・ブラウン・ベルト」の解説
サム・ブラウンが考案したベルト。襷の様な斜めのベルト「斜革」が付属している。弾薬盒を束ねたベルトも似た形状をしている。ハイウェストベルトの一種。日本語では負革(おいかわ)やスリングベルトと言う。[:en]
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サム・ブラウン・ベルト
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「サム・ブラウン」の記事における「サム・ブラウン・ベルト」の解説
詳細は「サム・ブラウン・ベルト」を参照 左腕を失い軍刀(サーベル)の抜刀が難しくなった為、ブラウンはこれを補助するベルトを開発し、身につけるようになった。後にブラウンの名を取ってサム・ブラウン・ベルトと呼ばれたこのベルトは、ブラウンを知る英印軍将校たちに愛用されたが、本国の陸軍に採用されるのは彼の死後である。サム・ブラウン・ベルトは第二次世界大戦頃まで世界各国の軍隊や警察で広く使用され、現在でも儀礼用装飾品の一つとして根強く使用されている。 ブラウンの使用していたベルトは、サンドハースト王立陸軍士官学校の英印軍記念室に展示されている。
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