コンビとしての概略と略歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 23:00 UTC 版)
「クワバタオハラ」の記事における「コンビとしての概略と略歴」の解説
2人とも関西出身で、くわばたは高校卒業後大阪NSCに通い(13期生)、芸人を目指す。当時は現在とは別コンビ(名前は『テディベア』といった)でツッコミを担当。またNSCの同期には次長課長やブラックマヨネーズ、徳井義実(チュートリアル)などがおり、スピードワゴンの2人(名古屋NSC2期生)も同年代に当たる。小原はリポーターを目指してホリプロへ入り、当時そこで授業の一つでおこなわれたネタ作りから現在とは別のコンビを結成。現在とは違い当時はボケ担当だった。大阪吉本を辞め、ピン芸人としてホリプロへ来たくわばたに小原が猛烈な誘いをかけてコンビを結成した。芸歴はくわばたの方が長いため、基本的に小原はくわばたの事を『くわばたさん』と呼び、くわばたは小原の呼び方を状況次第でさん付けしたり呼び捨てにしたりと変えている。 コンビ名については、占い師に相談したところ「18画が良い」と言われたとのこと。しかし実際には、その占い師に25万円で命名を依頼したにもかかわらず、くわばた・小原とも占い師が決めた数々のコンビ名に納得しなかった。その後、ホリプロの関係者から「本名で売れることが先決」とのアドバイスを受けたため、本名の苗字をカタカナにして並べたところ偶然にも18画になることが判明。こうして今のコンビ名に落ち着いた。 ちなみにコンビ名が決まるまでは、くわばたがツッコミ役・小原がボケ役であった。しかし、決定を機に、くわばたの希望で役どころを入れ替えたことから現在に至っている。番組では、小原がボケに回り、くわばたがツッコむことがしばしばある。よって、ボケ・ツッコミが基本的にははっきりしないコンビである。 今でも仕事が終われば2人で喫茶店に行くなど、非常にコンビの仲が良い。雑誌『an・an』では仲良しコンビとして取材を受け、お互いに今も仕事のパートナーでありながら友達だと語っている。小原の挙式では、くわばたの実父が父親代わりを務めた。 持ちネタは主に漫才で、テレビ上はくわばたが何かの拍子に有名俳優との妄想に浸り、それを小原が突っ込む(時として飛び蹴りなどもある)というタイプのネタが中心。一方、ライブ活動においては客が静まりかえる程の下ネタを連発すると言われていたが、最近のライブでは影を潜める傾向にある。主な定番の台詞には、「がんばりま〜ちゅ」(くわばた)「ウェッ!」(小原)というあいさつや、くわばたの「おっちょこちょい、ブッ!」「はい、女子集合〜!」など。「女子集合〜!」の台詞については、その後変わって小原が言うことが多くなっている。 2005年の『エンタの神様』(日本テレビ)での騒動 (後述) で、普通のネタがあまり知られていない状況だったが、2007年の『初詣!爆笑ヒットパレード』(フジテレビ)で珍しく普通の漫才を披露。司会の笑福亭鶴瓶と爆笑問題から「漫才面白い。上手い」と、なかなかの高評価を得た。 メディアではバラエティタレントとしての印象は強いが、現在も舞台では隔月のネタライブやトークライブに加え、毎年漫才とコントのみの単独ライブ「バンザイ寄席」を行い、精力的にネタを作りながら、メディアとは別で舞台活動も並行して続けている。 2000年1月、コンビ結成 2000年3月、ホリプロお笑いライブにてデビュー 2000年3月から2002年3月の2年間、2人は同居していた。 2000年10月、小原がオーディションに合格し『伊集院光 日曜日の秘密基地』(TBSラジオ)のアシスタントとなり、収録に着いてきたくわばたも初回から毎週出演することになる。 2001年4月29日、『伊集院光 日曜日の秘密基地』の「女の戦いスペシャル アシスタント争奪七番勝負」で勝利したくわばたがアシスタントを初経験。 2002年に『世界痛快伝説!!運命のダダダダーン!』(ABCテレビ)、『ウィーケストリンク☆一人勝ちの法則』(フジテレビ)で前説をやっていた。 2003年-2004年、M-1グランプリ準決勝進出。第1回からラストイヤーとなる2009年まで毎年出場しているが、この2年以外は全て3回戦止まりだった。 2003年5月、小原のポリープ疑惑(病気療養として番組を休んだが、同時期にニッポン放送『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』の中継先で営業をしていた事が聴取者により発覚)をきっかけに『伊集院光 日曜日の秘密基地』のアシスタントを降板、以降は番組内のコーナーを担当する準レギュラーとなる。 2005年7月、ラジオ番組をきっかけに有名ミュージシャンと飲み友達になる。 2005年9月10日、『エンタの神様』に初出演。かつてカンニングが同番組でやっていたパフォーマンスに近い事をやる(後述)。2005年11月26日の放送で、この事件に対しての謝罪をカンニング竹山が褒め称えた。 近年は体を張ったくわばたのパフォーマンスと雑学や大食いの技能を生かした小原としてキャラクターを確立し、先人のオセロや北陽と同じくテレビ、ラジオ、雑誌などのメディアを問わず個人での露出が高まりつつある。くわばたは3児の母として、子育ての傍ら、育児関係の雑誌などにも出演している。
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