ギアス関連人物
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「コードギアスシリーズの登場人物」の記事における「ギアス関連人物」の解説
マオ 声 - 草尾毅 中華連邦出身。ルルーシュと同い年である少年。皇暦2001年1月1日生まれ(17歳)。孤児だった6歳の頃、C.C.によって「人の思考を読む」ギアスを発現した。そのギアスが増大している上に、巧みな話術で相手の心理を突いて操ることに長け、知略戦が得意なルルーシュには相性が悪い相手でもある。一人称は「僕」。 親の愛情や善悪、読み書きも知らず、幼少時代から長い間周囲の心の声を聞いていた結果、C.C.以外の人間と普通に接したことがほとんどないまま育った為に精神が幼く不安定。その為に育ての母でもあったC.C.に異常な執着心を抱いている。多弁で普段は周囲の心の声をシャットアウトするため、録音したC.C.の声をヘッドフォンで聴いている。 自分の前から姿を消したC.C.を探しており、スザク強奪事件のニュースからゼロにC.C.が絡んでいると推測 し、エリア11を訪れ、ゼロの正体がルルーシュであることを突き止める。そして、C.C.とルルーシュを引き離すべくシャーリーを操ったり、C.C.と2人で暮らす為にオーストラリアへ連れて行こうとしたが、ルルーシュの策によって阻止され警察の銃撃を受けた。一命を取り止めた後はルルーシュへの復讐を決意、ナナリーを人質にルルーシュを脅迫したが、スザクとルルーシュの共闘の前に敗れる。だが、負け惜しみも同然にスザクの心を読んでゲンブ殺しの一件とこれがもたらしたスザクの心の傷を暴露し、散々に罵倒したことで激怒したルルーシュから「マオ!お前は黙っていろ!」とギアスを掛けられて喋ることの出来ない体にされる。これによって得意技である話術での心理操作が出来なくなり逃走を図るが、最期はC.C.に射殺された。享年17歳。 ルルーシュを敵視していたが、策士としての実力とブリタニアを破壊しようとする根性は認めていた。【小説版】C.C.と一緒に暮らしていた幼い頃が描かれる。マオが自分の世界に逃げている状態ゆえに契約は果たせないと判断したC.C.に捨てられた。 【Asuka版】シャーリーやルルーシュと接触する前に、情報を収集すべく野戦病院へ向かって、そこでスザクに呼び止められる。そこでスザクのトラウマを抉って彼がショックを受けている間に脱出する。 【ナイトメア・オブ・ナナリー】イレギュラーズから脱走した少女である。人の思考を読む能力に加えて相手の目を見ることで相手の記憶を呼び覚まし、その記憶をループさせる「ザ・リフレイン」のギアスを持つ。能力を使えば代償に身体を蝕まれていき、その苦しみから逃れるべくナナリーを狙う。 V.V.(ヴイツー) 声 - 冨澤風斗(テレビ版)→河城英之介(新劇場版)→久野美咲(ゲーム『Genesic Re;CODE』以降) 皇暦1955年8月4日生まれ(62-63歳)。C.C.の後任として、嚮団の現嚮主を務める人物。小学生程度の外見年齢で子供口調だが、彼もまたC.C.同様に幼少時代に人間を辞めて、不老不死のコードによる肉体を持つ。一人称は「僕」。 シャルルの双子の兄 であり、血縁上ルルーシュをはじめとするシャルルの子供たちの伯父にあたるが、シャルル以上に冷酷な性格をしており、目的の為なら極悪非道な手段も厭わない。シャルルとは「自分達だけは嘘をつかない」と誓いを立てた。そして彼とともにラグナレクの接続を成し遂げるべく、不死の運命を受け入れてギアス嚮団嚮主となり、長い年月をかけシャルルとともに計画を進めてきた。 ルルーシュとナナリーの母であるマリアンヌを殺害した真犯人。自身の犯行をシャルルに隠したため、シャルルからは「嘘をついた」と不信を抱かれる。マリアンヌに対しては否定的な発言をしているが、内心では彼女を好きだったことがC.C.に示唆されている。 ユーフェミアの死後、彼女が出した虐殺命令に思い悩むスザクにギアスについての情報を教え、ブラックリベリオン中にはアッシュフォード学園に現れ、ナナリーを連れ去る。 ルルーシュ討伐を企み、嚮団の技術で再改造を加えたジェレミアをシャルルに黙って刺客としてエリア11へと送り込んだことで、ルルーシュに嚮団の位置を知られ、黒の騎士団による襲撃を受ける。ジークフリートで迎撃に出るも撃墜され、黄昏の扉から逃げようとしたが、2度目の「嘘」からシャルルに見限られ、彼にコードを奪われて不死の力を失い、先の戦闘で受けた傷が致命傷となり息絶えた。 ゲーム『Genesic Re;CODE』では、本名が「ヴィクトル・ジ・ブリタニア」と設定されている。【DS版】パラックスとキャスタールとは知り合い。ユーフェミアに「昏倒病ギアス」の力を与える。 【双貌のオズ】ギアス嚮団に引き取られた幼少期のオルフェウス・ジヴォンやトト・トンプソンやエウリアやクララ・ランフランクにギアスを与えて、嚮団から脱走したオルフェウスとエウリアが滞在していたハンガリー南部の村をオイアグロ率いるプルートーンに襲撃させて壊滅させる等、数々の非道な行為を行っている。また、オルドリンとオルフェウスが龍門石窟で行方不明になった際にマリーベル・メル・ブリタニアに接触して、ギアスを与えている。
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