地底世界ラ・ギアス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 15:11 UTC 版)
「魔装機神シリーズ」の記事における「地底世界ラ・ギアス」の解説
ラ・ギアスの基本情報面積 4億5206万 km2 人口 15億4891万人 陸地面積 2億128万 km2 海洋面積 2億5078万 km2 陸地と海洋の割合 1対1.25 (ラングラン語で「真の地球」もしくは「真の大地」という意味) 地球内部の4次元および5次元方向に歪曲した空間に存在する世界。通常次元ではごく小さな体積にとどまるが実質的な空間は広大で、海もあれば陸もある。エオルド大陸とナザン大陸の2つの大陸と大小いくつかの島がある。 ラ・ギアスには地平線や水平線は存在せず、太陽も中天にあるだけで動かないが、地上とラ・ギアスとの接点であるチベットと同じ周期で一日一日を刻んでいる。そのため、昼と夜の区別は存在している。この世界では夕方になると太陽は徐々に光を弱め、天から姿が消えて月が少しずつ姿を現す神秘的な光景が常にある。なお、高度を上げていけば成層圏に突入するが、ある一定高度以上は結界が張られており、進入不可能となっている。その先に何があるのかは諸説あるが不明。また、人工衛星の代わりに高高度飛空船が成層圏付近を飛んでおり、GPSなども機能する。 四季の変化は比較的少なく、気候はやや温和。地上世界の各地には、ラ・ギアスとの接点となる地点が存在し、バミューダ海域や、カリフォルニア沖、小笠原沖、チベット上空、アルジェリア上空など北緯30度から40度緯度に約72度の角度で存在する。これらの地点には地上とラ・ギアスを繋ぐ回廊である、「ゲート(後述)」が開きやすく、ごくまれに遭難した航空機や船舶がラ・ギアスに漂着することがある。古代からラ・ギアスの人類はゲートを通じて地上を行き来し、また、交流を深めた時期もあったため、地上世界にもラ・ギアスに関係する記録が残っている。現在では一部の特例を除いて地上への干渉を禁じている。OGシリーズの番外編漫画といえるOGクロニクルでは、マサキは地上に出た際にラ・ギアス関連の文献を抹消している。 また、さほど多くはないが、同名の人物がラ・ギアスと地上の双方に同時に存在することがある。例えば、アルバート・アインシュタインは双方の世界に存在するが、業績などが異なり、地上においては相対性理論の発見者として有名だが、ラ・ギアスでは仁徳の魔術師として著名である。両者は風貌的にも能力的にも共通点が多く、なんらかの作用によると思われるが、アストラル界が影響を及ぼしているという推測以外ははっきりとしたことがわかっていない。 ラ・ギアスでは核兵器の使用は無意味となっている。マサキの語るところでは古代にかけられた魔術が全土を覆っており、核分裂が抑止され中性子の減速材の代わりになるものが存在するためという。この設定は味方機体に核兵器搭載機が存在したDC戦争シリーズでのみ語られており、OGシリーズでは当初から核兵器搭載機が一切存在しないためにこの件については触れられていない。 ROEでは、地上のものと原理は異なるが、写真(立体映像式)やゲーム(地上から持ち込まれたものかは不明)といった、地上と類似する文化が登場した。
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