ガッデムガーディアンズ(プレイヤーキャラクター)
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「ソード・ワールド2.0リプレイ from USA」の記事における「ガッデムガーディアンズ(プレイヤーキャラクター)」の解説
アンセルム・ベレスファースト ドレイク / 男 / 17歳 【冒険者技能】ファイター、コンジャラー、アルケミスト、エンハンサー、スカウト ディルフラムに領を構えるドレイクバロンの息子として生まれながら、種族の証である魔剣を持たなかったため、できそこないとして扱われてきた。自ら剣を鍛えれば一人前になれるのではと考え、奴隷区画の人間の鍛冶師に弟子入りし、その孫娘とも親しくなったが、ある日兄ギュスターヴに呼ばれてみると彼女が食事として供されていた。アンセルムは激昂のあまり兄を斬りつけてそのまま出奔。ギュスターヴの脅威を訴えるために人族の領域へと足を踏み入れた。 人族に受け入れられるように努力を重ね、今なお剣を鍛え続けるなど実直な性格だが、同族については激しい憎悪をむき出しにする。過去の経緯から、もはや人族を食することはできない。 ようやく完成させた剣に「インフィニット」と名をつけたが、彼の不用意な発言から「ガッデムブレード」という名前も生まれてしまい、むしろそちらが定着しつつある。 隠し特技として、ベレスファースト家に代々伝わる尋問法「悶絶油地獄」を習得している。その詳細はパンツ姿になった全身の肌に油を塗りたくって相手にぬめぬめとからみつくという恐ろしいものである。アンセルムによれば父と兄、そして叔父のフィルゲンもこの尋問法を使うそうだが、彼の言うフィルゲンが『新米女神の勇者たち』に登場するドレイクと同一人物なのかは定かではない。 ラスベート解放後はリリオの郊外に仲間全員で暮らせる大きな家を建てたが、みなが新しい旅に出てしまったため、ウィスト、ジェンシェンとともにフレイアを育てる静かな生活を送っている。 半年が経過したころはウィストに甘やかされてすっかり太っており、顔を合わせた相手からは敵であれ味方であれ驚かれていた。 クリフォード(クリフ) 人間 / 男 / 17歳 【冒険者技能】マギテック、シューター、レンジャー、スカウト(2巻より)、アルケミスト(8巻より)、エンハンサー(10巻より)、ウォーリーダー(11巻より) 騎士団の蛮族退治に魔動機師として参加したが、敗退して捕らえられていた。アンセルムによって救出されて以降、彼と行動を共にしている。 「姫騎士」に対して異様な執着を見せており、金属鎧をまとった美しい女性なら誰かれ構わず口説こうとする。味方であればエリヤ、敵であればセレネと、関心の抱き方にはまったく節操がない。命の恩人であるアンセルムを決して見捨てようとしないなど、実際には仲間内で一番のお人好しなのだが、普段の変態的言動がそうした美点を覆い隠している。 真剣に女性に迫られるのは苦手であり、エリヤから誘いを受けるようになると急に逃げ出そうとする。 一連の戦いの根底にあった危険な魔動機械「デスリジェクター」について多少なりとも知る立場となったので、戦後はアンセルムらの平穏を乱さないように姿を消し、デスリジェクターによる被害を修復するための旅に出た。魔法の道具で女性の容姿になっており、かつての仲間にもその行方は知れずにいた。 しかしイエルウェンの配下に正体を感づかれていたため、ガッデムキングダム事件に際し呼び戻され、クリフの双子の妹「クリスティーナ」を名乗ってガッデムガーディアンズに合流。巧みに素性を隠し続けたが、いつしかエリヤ以外には露見していたことを悟って、最後にはクリフの姿に戻った。 エリヤ・キングフィッシャー 人間 / 女 / 17歳 【冒険者技能】プリースト(ザイア)、ファイター、エンハンサー リリオの没落した旧家の出身。高位のザイア神官だった祖母にあこがれており、自らも弱者を守る盾となるべく、髪をバッサリと切り落して騎士団に入った。しかし女性を蔑視する上司を殴り飛ばしてしまい、退団の憂き目にあう。一介の冒険者となった現在でも、ザイア神官としての誓いは忘れていない。冒険者としての経歴を積むうちに騎士団への複雑な感情は薄れ、髪も伸ばしつつある。 眼と愛用のマニキュアの色にちなんで「翡翠の使い手」と呼ばれていたが、後に正式な二つ名として「翡翠の守り手」を名乗る。人の話を真に受ける傾向があり、クリフに振り回されることが多い。 戦後はプラチナやセレネとともにリオスの各地を巡り歩いている。姿を消したクリフには未練があるようだ。 ウィスタリア(ウィスト) ナイトメア / 女 / 外見15 - 16歳 【冒険者技能】ソーサラー、フェアリーテイマー、セージ、ウォーリーダー(7巻より)、コンジャラー(10巻より) ラスベートの旧家「ヴィオレイン家」の出身。ナイトメアという忌み子として生まれながらも、ほかに後継ぎがいなかったため男子として育てられた。弟が生まれたために用済みとなり、娼館に送られたが、教育だけを受けて客を取らされる前に逃げ出した。男装暮らしの名残で今でも一人称は「ボク」である。 世間知らずを自称するが、実際の言動はかなり現実的である。アンセルムに対してはなにかと辛辣な態度をとるが、いつの間にか彼から金の無心を受けるようになった。さらにフレイアの世話や弟ジェンシェンの相手に忙殺され、「施しの女神ウィスタリア」と祀り上げられるにいたって閉口している。 ラスベート潜入時、父が扱っていた麻薬をすべて焼却し、彼の足に戦鎚を落として説教、さらに蛮族のアンセルムを伴侶として紹介するという形で復讐を遂げる。戦後は弟ともどもアンセルムの家で暮らしている。 アンセルムを甘やかし続けた結果、彼をすっかり太らせてしまったが、日々の生活で徐々に変化していったのを見続けて慣れていたため、他人に指摘されるまで気づかずにいた。 ミケ・ルドルフ・タマ グラスランナー / 女 / 15歳 【冒険者技能】スカウト、フェンサー、アルケミスト、エンハンサー 名前の由来となった友人2人とバンドを組む約束をしていたが、楽器購入資金のための仕事中に飛空船の上から川へと落下。溺れかけていたところをエリヤとウィストに助けられ、仲間となった。 種族の例にたがわず天真爛漫で、クリフに容赦なく突っ込みを入れる。 ダイスの出目とプレイヤーの意向の関係でグラスランナーにしては非常に生命力及び筋力がある。 パーティ解散後はどこかに旅に出たが、ときおりアンセルムの家に戻ってきては用意された自分の部屋に泊まっていくことを繰り返している。
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