オーバーシュート
オーバーシュート【overshoot】
オーバーシュート 【overshoot】
オーバーシュート
オーバーシュートとは、矩形波(方形波)の立ち上がりの部分において、波形が定常値となる基線を超過する現象のことである。または、それによって突出した波形の部分のことである。
オーバーシュートでは波形が定常値を一旦超過してから引き返すようにして定常値に近づく。オーバーシュートに対して、矩形波の立ち下がり部分で下方向に突出した波形の乱れは、アンダーシュートと呼ばれる。オーバーシュートやアンダーシュートは、矩形波を扱う回路では非常に発生しやすい。オーバーシュートやアンダーシュートを低減する方法としては、信号ラインに抵抗器を直列に接続するといった方法がある。
【オーバーシュート】(おーばーしゅーと)
ドッグファイトにおいて、敵戦闘機の後ろを取り、絶対的攻勢にありながら敵機を追い越してしまうこと。
オーバーシュートしてしまうと、自らの後ろを取られてしまうため、一気に攻守が入れ替わってしまうので自殺行為に等しい。
逆に防御側は相手機をオーバーシュートさせることに成功すれば、形勢を逆転させて、優位に立つことができる。
オーバーシュート
ステップ操舵や旋回中の手放しなどで、横向き加速度、ヨーレートやハンドル角が最終の到達レベルを超えて行き過ぎること、またはその行き過ぎた量をいう。一般に、オーバーシュートは少ないほうが運転に適するとされるが、過減衰にならないように適当なオーバーシュートがあるのが普通である。操縦性を向上するために応答性をよくすると、オーバーシュートは増加する傾向になるため、タイヤのコーナリング特性に余裕をもたせ、サスペンションやステアリング系の剛性やダンピングを高めて調整する。
参照 ステップ操舵試験オーバーシュート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/13 22:08 UTC 版)
オーバーシュート(overshoot)
- 1 オーバーシュートとは
- 2 オーバーシュートの概要
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