ぶっとびスピナーキメル!!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 07:48 UTC 版)
「キメルのYOYO!」の記事における「ぶっとびスピナーキメル!!」の解説
斗陸 キメル(とりく キメル) 使用機 - サンダードレイク → メテオバハムート 主人公。前作のスピナーズカップから1年半の間、ヨーヨーが盛んな街”流風(ループ)市”に引っ越し、流風中学に入学した。その流風中ではヨーヨーが禁止されていることにショックを受けるが、新たな仲間のマックス、イラ太、後に加わるハジメと共にヨーヨー同好会を立ち上げ”チームオハYOズ”として活動する。ちなみに当初は”チームカッコEズ”と名付けようとしたが却下された(マックス、イラ太曰く「死ぬほどだせぇ〜」とのこと)。ヨーヨーフリースタイル世界大会に出場する際、バランスを崩しかけているサンダードレイクに替わり、旋風院邸にて自ら新たな相棒となるメテオバハムートを作り上げた。世界大会決勝戦でのマックスの渾身のプレイを見て、キメル自身もマックスと本気で戦いたいという胸の内を明かした。そしてありったけの魂を込め、メテオバハムートで数々のトリックを繰り出し、ストリングは切れていたものの気迫で魅了しオハYOズを優勝に導いた。帰国後、父のキズナに真のスピナーを目指し世界を廻ろうと誘われたが、仲間と楽しくヨーヨーをやりたいという理由で日本に残ることになった。 マックス・ストリング 使用機 - スピードファルコン → レーザーイーグル アメリカのカルフォルニアから来た金髪でグリーンの目が特徴の留学生。トリックの腕前はピカイチでキメルが認める程の実力者。自己紹介では英語を話し、キメルを困惑させた。日本語を使う時は田舎者っぽく話す。日本食が好物で特に納豆が好き。当初考えたチーム名は”納豆ズ”だが却下された(キメル曰く「ヨーヨーと関係ない」とのこと)。第6話の最後で留学を切り上げ転校することが決まり、キメル達に見送られアメリカに帰国した(理由は隠れて猛特訓をしていたキメルを見て、本格的にライバル意識が芽生えた為)。そして世界大会開催地のアメリカにて、”チーム・イグザム(彼の名前のつづり「MAX」を逆から読んで「XAM」にしたもの)”として現れキメル達とは敵として再会する。世界大会終了後は再び日本に帰ってくることになった。 切山 イラ太(きりやま イラた) 使用機 - ソニックブレス 眼鏡とほくろが特徴の三枚目。その不細工な顔つきが原因で一度40代のおじさんと勘違いされたことがある。ロング・スリーパー位しか出来ず、ループ・ザ・ループでは100%顔面直撃する程ヨーヨーが下手だが、キメル達のヨーヨーにかける熱い魂に感動し同好会に入る。そしてチームの仲間とヨーヨーがしたいという想いと厳しい特訓の末、上達した。趣味は紙切り。ワビ太(ワビた)というかわいい弟がいる。当初考えたチーム名は”切山ジャパン”だが却下された(キメル曰く「お前が一番の足手まといだ」とのこと)。デザインはカンニング竹山が素になっている。 鳳 ハジメ(おおとり ハジメ) 使用機 - マッハフェニックスEX ヨーヨー同好会に新たに加わったメンバー。内気だが真面目な性格。パニックを起こすと踊って現実逃避をする癖がある。キメル達の秘密を知ってしまったのが縁で仲間になり、自分に対して親切にしてくれるキメル達には感謝して涙を流している。初心者ながらループ・ザ・ループを早いうちにマスターする程ヨーヨーのセンスがある。また、オハYOズのチーム名の名付け親でもある(由来はO=おもしろくてH=早くてA=熱いから)。 祖谷 ミツヲ(いや ミツヲ) ハジメの小学校時代からの友達。イヤミな性格でハジメをこき使っている。ハジメがキメル達と仲良くしているのが気にくわずハジメのヨーヨーを盗んでしまうが、キメルにあっさり取り返された上に陽々から体罰を受けてしまう。 旋風院 レミ(せんぷういん レミ) キメルのクラス1年4組担任の女性教師。通称「レミちゃん」。怒ると恐ろしく怖く、口調も荒っぽくなる。理事長の一人娘で権力を持っており、校則に厳しい。家は相当な金持ち。 旋風院 大車輪(せんぷういん だいしゃりん) レミの父親。流風中の理事長で、流風市ヨーヨーフェスの実行委員長。マッチョで語尾に「でアール」と付ける。自宅では常に裸で過ごす(レミは「いつものことだから」と気にしていない)。 大神 ヒカル(おおがみ ヒカル) 使用機 - フラッシュフェンリル ”光の騎士団”のリーダー。ルーピングの魔術師と呼ばれ、アメリカでもその名を轟かせている。ブレスト・ループなどの高度なトリックを駆使し、ループの動きを自在に操る。語尾にまた更に言葉を付け加えるのが癖(例:「恐るるにタリラリラン」「ぼくが相手ダッフンダ」など)。 トビー・ブランコ 使用機 - ソニックブレス(新型) アメリカのB-BOYスピナーで、チーム・イグザムの一員。ブレイクダンスをしながらヨーヨーを操り観る者を沸かす。ストリートでは観客が厳しいが故に、パフォーマンスに強い執着心がある。 ウルフ・グローリー 使用機 - キングクラスター チーム・イグザムの一員。誇り高き戦士と言われ、指一本で逆立ちしてヨーヨーを回すといった高度なテクニックを魅せる。言動も神々しい。 陽々(ようよう) パンダ。キメルのペットで兄弟のような存在。前作から1年半の間にフードに入れない程大きく太っていた。今でもキメルの身代わりになったり、自作の同好会勧誘のチラシを配ったり、部室を造ったり等キメル達をサポートしている。実はシロクマ疑惑がある。 キメルのじいちゃん 前作同様陽々軒のオーナー。陽々と共にキメルに試練を与え、息子のキズナが残していったレジェンドベアリングを託した。 斗陸 キズナ(とりく キズナ) 使用機 - レジェンドクラスター キメルの父。10年の間ラーメンの修行で世界に行っていると思われたが、本当はヨーヨーで世界一になるために旅立っていった。その際、父にキメルがヨーヨー好きになったら自身の使い込んだレジェンドクラスターのベアリングを渡すよう頼んだ。飄々とした性格だが、覚悟は本物で世界大会に優勝しており容姿も変わっていた。最終話ではキメルを世界の舞台に立たせるべくキメル達の前に現れるが、前述の理由でキメルは残り(空港には陽々が来た)、最後に「キメルらしいぜ、それでこそ俺の息子だ」と言い残しまた旅立っていった。
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