キメルとは? わかりやすく解説

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き・める【決める/極める】

読み方:きめる

[動マ下一[文]き・む[マ下二

不確実未定であった物事はっきりさせる

決定する。「日時を—・める」「方針を—・める」

決心する。「こうと—・めたらなかなか変えない」「腹を—・める」

選定する。「代表を—・める」

結果はっきりさせる決着をつける。「勝ち越しを—・める」「勝負を—・める」

約束する。「—・めた日に間に合わせる

そう思いこんで疑わない一途にそう思う。「彼を犯人と—・めてかかる」

(「…にきめている」の形で)そのようにすることを習慣としている。変えないで、いつも同じにしている。「朝食パンに—・めている」

意図的に好ましくない行動態度をとる。きめこむ。「横着を—・める」

かっこうよくぴったりした服装をする。「紺のスーツで—・める」

歌舞伎などで、演技高潮達するか、ひと区切りついたとき、演者動き止めて形をつける。「舞台中央片肌脱いで—・める」

スポーツなどで、ある技を成功させる。「スクイズを—・める」

相撲柔道などで、相手差した両腕抱え込んで動き封じる。「かんぬきに—・める」

10 強くとがめるきめつける

行き端(は)(=金ノ使イ道)を聞かうと—・めらるる」〈浄・重井筒

11 飲んだ食べたりする。飲食するまた、違法な薬物などを摂取する

「酒に咎(とが)をなするんぢゃあねえが、つい一斤—・めると」〈滑・浮世床・初〉

[用法] きめる・さだめる——「今後一年間日程決める(定める)」の場合相通じ用いられる。◇「規約決める(定める)」の場合も両語とも使えるが、ニュアンスに差があり、「決める」は単に規約作ることを意味し、「定める」は規約作るとともに以後その状態を維持するという気持ちをも含んでいる。◇「決める」のほうが口語的広く用いられ、「買うことに決める」「腹を決める」「会長決める」など、はっきり決定するの意味使われる。また「技(わざ)を決める」など、うまく決着をつける、の意味でも用いられる。◇「定める」は「学校制度定める」「税制定める」など、改まった言い方文章語といえるまた、「ねらいを定める」「居を定める」など慣用的表現にも用いられ、これらは「きめる」では言い換えられない。◇類似の語に「決する」がある。「決する」には、いろいろあったがついに決定したという感じがある。「勝敗決したのはあの一打だった」のように、やや文語的な表現となる。「決する」も「雌雄を決する」「意を決する」など、多く慣用句用いる。


キメル

名前 Kimmel; Kimel


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