その他兵器・関連技術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 14:02 UTC 版)
「ガミラス帝国」の記事における「その他兵器・関連技術」の解説
デスラー砲 瞬間物質移送器 - これを利用した奇襲戦法は「デスラー戦法」と呼ばれる。 デスラー機雷 ドリルミサイル 遊星爆弾 超大型ミサイル冥王星基地に配備されていた、全長1000m・直径500mのつづみ弾や長崎型原爆のような形をしたミサイル。普段は地中のミサイルサイロに収納されており、発射する時だけ地上に迫り上がる。『宇宙戦艦ヤマト』第3話で試射を兼ねて1発が地球にいるヤマトに向けて発射されるが、主砲の一斉射撃で撃破される。その後、第7話で冥王星基地に接近したヤマトに数発撃ち込まれ、ほとんどが両舷側ミサイルやパルスレーザー砲で破壊されるが、爆発した1発の破片がヤマトにぶつかり、艦尾を損傷させた。 『宇宙戦艦ヤマト2199』では、名称が「惑星間弾道弾」に変更され、諸元が全長1511.5m、直径947mに設定された。また、ヤマト破壊に遊星爆弾ではなく惑星間弾道弾が使用されたことについて、ピンポイント攻撃が可能であるためという理由が与えられている。冥王星基地内には同型のものが複数設置されており、第6話では基地から脱出しようとした艦艇がヤマトの三式弾と空対空ミサイルの攻撃を受けて数隻が撃沈され、その際の爆風に煽られたケルカピア級航宙高速巡洋艦が発射前の惑星間弾道弾に激突して大規模誘爆を起こし、基地を丸ごと消滅させた。第15話冒頭では、原住民が反乱を起こした属州惑星に対して多数の惑星間弾道弾が投下され、惑星全土を焼き尽くした。パルスレーザーで破壊できた旧作に比べると頑丈であり、むらかわみちおの漫画版では、キリシマが全砲一斉射撃による迎撃を試みているが、着弾時刻を少し遅らせただけでまったくの無傷だった。 超磁力バリヤー『宇宙戦艦ヤマト』第12話に登場。艦艇がこの中に入ると速力が下がり、やがて停止してしまううえ、バリアへの接触に反応して近くの基地からミサイルが発射される。デスラーはアルファ星の方向だけわざとこれを貼らず、アルファ星とガス生命体、ミサイル攻撃でヤマトを包囲しようとするが、沖田の策によって逃げられてしまう。 『宇宙戦艦ヤマト2199』では、磁力ではなく太陽風と同質のプラズマフィラメントと設定され、接触すると激しい衝撃が走り、電子機器にも異常が生じる。なお、旧作と違い、接触してもミサイルは発射されない。 多弾頭ミサイル(磁気フェライト爆弾)『宇宙戦艦ヤマト』第23話に登場。金砕棒のような外観をした赤色のミサイル。多数付いたトゲの部分が弾頭になっており、目標に接近すると自動的に発射されるうえ、弾頭は破壊されると爆発と共に強磁性フェライトを撒き散らす。大マゼラン星雲に到達したヤマトにガミラス星から発射され、強磁性フェライトでヤマトを包み込んでレーダー機能を奪い、ガミラス星表面に設置されたマグネット発振機を連動させ、磁石に吸い寄せられる砂鉄のようにガミラス星へ引きずり込んだ。 ガミラス星の双子星であるイスカンダルの方向から飛来したため、ヤマトの乗組員はイスカンダルが敵だと疑うことになった。しかし、古代進が加藤三郎に無理矢理取りに行かせたミサイルの破片を真田志郎が解析した結果、ガミラス製であることが判明して疑いは晴れた。 天井ミサイル『宇宙戦艦ヤマト』第24話に登場。ガミラス星の天井都市のビル自体がミサイルになっており、ネジを外すように回転しながら発射される。火山活動を誘発させたヤマトに対し、デスラーの命令で攻撃に用いられる。しかし、ヤマトに回避されたり、天井の崩壊によって未発射の状態で落下したりしたことにより、地上都市への誤爆や噴火口に落下して火山活動をより活発化させるなどして、結果的にガミラス星の崩壊を進める形になった。 形状はこけし型だけでなく多種多様で、総統府(デスラー艦)に酷似したものも見受けられる。また、デスラーの発射命令にヒスが驚愕したことから、本来の用途はデスラー艦と同様に脱出用の宇宙船であることが匂わされている。 変圧装置『宇宙戦艦ヤマト』第23話・第24話に登場。ガミラス星内部の大気圧を変化させ、ヤマトに硫酸の雨を降らせた。円盤型の形をしており、空中に浮いていた。 磁力線封鎖装置『宇宙戦艦ヤマト2』第12話に登場。テレザート星への進路上にあった竹輪型空洞惑星をヤマトがドックとして使うことを狙い、タランの指揮によって惑星表面に埋め込まれていた。装置が稼動すると艦艇は動けなくなり、通常速力では脱出不可能。デスラー艦から光線が送られて作動するようになっている。実際にヤマトは空洞惑星を宇宙ボタル除去のために使い、磁力線封鎖装置によって行動不能になるが、新米俵太のアイディアによって重力アンカーを停止させ、波動砲の発射時の反動で脱出した。
※この「その他兵器・関連技術」の解説は、「ガミラス帝国」の解説の一部です。
「その他兵器・関連技術」を含む「ガミラス帝国」の記事については、「ガミラス帝国」の概要を参照ください。
- その他兵器・関連技術のページへのリンク