その他のT女生徒達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/04 14:49 UTC 版)
「私立T女子学園」の記事における「その他のT女生徒達」の解説
板橋(いたばし) 2年5組、生物部長・生徒会役員・クラス委員。 生物を得意分野とする品行方正な優等生。黒魔術やオカルトに通じ、ESPの素質もある。また、気分転換に学校に放火しようとするなど、放火癖もあるので当初は危ない人扱いされていたが、中盤以降は多額の生徒会費の横領、学校の勝手な改築、安岡先生などへの人体実験、学校行事の改変(危険な方向へ)などを行う「学校の影の首領」的なキャラに変化した。花粉症が酷く、春になるとマスクやゴーグル、フルフェイスのヘルメットらしきものを身に付け、その容姿と言動で周囲を恐怖に陥れる。ただし、顔が腫れ上がっているので、装備を外したら外したで怖い。大崎は友達だが、他は一定の距離を置いており、さん付けで呼ぶ。 島野(しまの) 2年7組、華道部、兄は「はるちゃん」と呼ぶ。 普段は至極まともだが、歯がエナメルホワイトで異様に大きく丈夫で、コンクリートブロックでも何でも噛み砕いては周囲に恐れられている。祭りのトウモロコシ大食い競争では、大崎と戦うが、彼女は芯も食べてしまい、0点となってしまう。テーブルマナー実習の際は料理の皿まで食べていた。真っ白で丈夫な歯をとても気に入っているが、口を閉じれば彫りの深いアジア系美少女。当初はロングヘアーだったが、途中でセミロングにヘアスタイルを変えている。一度、虫歯になったかも知れないと悲しんでいた際は、竹田さえも気を失うほど驚愕していた。太い眉毛が特徴的。竹田とは中学校が一緒で、推薦も入学式も一緒に行ったが、入学後しばらく竹田には忘れられていた。その後は、突然ふらりと竹田の前に現れては、オヤジギャグを披露し、去ってゆくようになるなど、回を増すごとに行動がツッコミ無しでは済まなくなっていくが、非常に心が広く、竹田の数々の失礼にもほとんど怒らない。家は酒屋をしており、名前は「島達」。父親が登場したことがあり、目元が似ているが、娘のことは化物扱いしている。 田子乃浦 桜子(たごのうら さくらこ) 2年1組、美術部、通称たごさく。 病弱で一途にミシェール先生を想い続ける薄幸の美少女。だが所構わず血を吐きまくったり、よく心臓を止めたりと、死に関する迷惑を撒き散らして、せっかくの設定を台無しにしている。病弱なのだが、ケガには強く、紹介ページでは「豆腐のハートを鉄の鎧で包んだ女」「基準がよく分からない女」と評されている。美術部の幽霊部員だった竹田を部活に顔を出すようにさせ、竹田に友情を感じるが、家の調度品を足蹴られたり、別荘を合宿に乗っ取られるなど、不幸な目に遭わされている。相手の気持ちを無視して一方的に想いを寄せる同志として、山瀬と仲が良い。育ちが良く、クズちゃん程ではないが金持ち。クズちゃんと顔の輪郭が同じであることを竹田に指摘され、驚愕している。 病気による休学で留年しており、他生徒より1つ年上なのだが、竹田や山瀬を様付けで呼ぶなど、先輩ぶる気配は全くない。 綿貫(わたぬき) 2年7組、美術部副部長、竹田は「綿ちゃん」、たごさくは「綿貫さま」と呼ぶ。 当初は名もなき美術部員だったが、後に美術部副部長として名前も出て来るようになった(それまで竹田は、名前を鈴木か佐藤かマダムヤン銀子だと思っていた)。縦に長い三角形だけで髪を描かれる。正論を言ったり、突いてはいけないところを突いては、逆ギレしたミシェール先生に暴力を振るわれている。後半は少しだけ強くなっており、「このフラ男がっ!!」と吐き捨てて頭をどつく場面がある。同じクラスの島野とはあまり関わりが無い。 田中 小夏(たなか こなつ) 2年3組、通称小ナス。 ナスのような独特のヘアースタイルをした、クズちゃんのライバルお嬢様キャラ。クズちゃん同様(というかそれ以上に)かなりのお金持ちでバカだが、多少は金の力を知っている分タチが悪い。クズちゃん同様、学校に多額の寄付をしている。つまり、金の力で入学した(裏口入学とも言う)。水泳がまるでできないが、努力しようとはせず、科学力で解決しようとし、ことごとく失敗し、バカの名を不動のものとする。中学浪人をしてしまい、アメリカ留学を経てT女に転入してきた。友達が作れず悩んでいたが、無事ブチを罠にかけ、初めての友達ができた。クラスメイトに「ナスビー」と呼ばれているが、本人はヴィーナスの業界風呼称と受け止めている。単行本最終巻(10巻)の表紙を飾った。 小渕 ミヨ(おぶち ミヨ) 2年3組、水泳部・図書委員、通称ブチ・ブチちゃん。 たまたま通りかかったところを小夏に捕まり、小夏の初友達になった。とても性格が良い生徒。じっと見ていると吸い込まれそうな、大きな黒目が特徴的。「おぶち」の“お”を丁寧語だと勘違いした小夏に「ブチ」と呼ばれ、嫌がっている。ケンちゃんというコンビニで働く爽やかな彼氏がいるため、男性との接点がない竹田や大崎、さらには司書の先生にまで逆恨みされて、恐ろしい虐待に遭ったり、狡猾な罠にはめられたりして、彼女はそれに怯える日々を送る。8巻で登場して、(小ナスと一緒に)いきなり背表紙に描かれてもいる。
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