『痛快!明石家電視台』でのシリーズ企画「MBSアナウンサー大集合スペシャル」
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「あどりぶランド」の記事における「『痛快!明石家電視台』でのシリーズ企画「MBSアナウンサー大集合スペシャル」」の解説
1990年4月6日からMBSテレビで放送中の『痛快!明石家電視台』では、毎日放送本社内のスタジオで隔週月曜日に公開収録を実施することを背景に、2014年から2020年まで年に1 - 2回のペースで「MBSアナウンサー大集合スペシャル」を編成。2016年までは、スタジオへ出演しないアナウンサーの中から、柏木がナレーターを務めていた。 2014年4月7日に放送された「明石家電視台アナウンサー大集合スペシャル」の収録(同年3月17日)には、当時毎日放送に在籍していた36名のアナウンサーのうち、(当時アシスタントだった松本麻衣子を含む)26名が集結した。当番組の放送終了後に、同局のアナウンサーが同じ番組にほぼ全員出演するのは、テレビ・ラジオを通じてこの収録が初めてである。当番組への出演経験があるアナウンサーからは、上泉・武川(同番組の元アシスタント)・馬野に加えて、加藤康裕・来栖正之・亀井希生・西靖・近藤亨・関岡香・高井美紀・古川圭子・松井愛が収録に参加した。 2015年には、「明石家電視台アナウンサー大集合スペシャル第二弾」と称して、5月4日と18日の2週にわたって放送した。4月13日の収録では、当時毎日放送に在籍していた36名のアナウンサーのうち、(アシスタントの豊崎由里絵を含む)21名が集結。他番組の放送済み映像を交えながら、「過去の失敗談」「他のアナウンサーへの愚痴」などをテーマにトークを展開した。前年に続いて、収録日(月曜日)の夕方にテレビ・ラジオの生放送番組でレギュラーを務めているアナウンサー(西・亀井など)は、途中から収録に参加。同年採用の新入社員15名も収録に同席していたため、5月4日放送分では、研修中の新人アナウンサー(玉巻映美・藤林温子・森本尚太)を紹介した。 2016年には、「MBSアナウンサースペシャル」というタイトルで、8月8日の深夜(9日の未明)に第1弾、9月12日の深夜(13日の未明)に第2弾を放送した。7月24日の収録では、当時毎日放送に在籍していた39名のアナウンサーのうち、(アシスタントの豊崎を含む)25名が集結。第1弾では、河田・松井愛・大吉がリポーターを務めた番組で遭遇したハプニングの映像を流したほか、当番組の名物企画であった「なんでも実況」を、スポーツ実況経験者(馬野・上泉・近藤亨)とレギュラー陣(中川家礼二・間寛平・村上ショージ)の対抗戦形式で復活させていた。第2弾では、西・武川の進行による「お悩みニュース」、過去の出演番組における松川浩子・松本のハプニング映像、阪神タイガース外野手時代の金本知憲の記録にまつわるスポーツアナウンサー(森本栄浩・仙田和吉)の実況音源などを放送している。 2017年には、「実際どうなん!?」(2016年9月の番組リニューアルを機に始まったレギュラー企画)の特別編として、9月11日の深夜(12日の未明)・18日の深夜(19日の未明)に「MBSアナウンサースペシャル」を放送。収録には、当時毎日放送へ在籍していた36名のアナウンサーのうち、(アシスタントの豊崎や前年までナレーターを務めていた柏木を含む)18名が参加した。この年はアナウンサー室の事情にまつわるテーマトークが中心で、後輩アナウンサーに怖さを感じさせるベテラン女性アナウンサー(武川・古川・松井愛)同士の内輪話や、アナウンサー室に代々伝わる奇妙な体操などを披露。司会のさんまが、放送の約2ヶ月前(7月3日)に結婚を発表した豊崎、元・アシスタントの武川、夫婦揃って出演した亀井・古川など、他局に比べて社内結婚のアナウンサーが多いことを指摘する一幕もあった。 2018年には、「実際どうなん!?」の特別編として、10月29日の深夜(30日の未明)・11月5日の深夜(6日の未明)に「MBSアナウンサースペシャル」を編成。収録には、当時毎日放送へ在籍していた(嘱託契約扱いの「シニアスタッフ」を含む)38名のアナウンサーのうち、第6代アシスタントの豊崎、10月31日付で定年を迎えた赤木誠(翌11月1日から「シニアスタッフ」へ移行)、新人アナウンサーの辻沙穂里・三ツ廣政輝を含む18名が参加した。ちなみに、豊崎は12月1日から第1子の懐妊に伴う産前産後休暇を控えていたため、11月5日放送分でレギュラー出演を終了。翌週(12日放送分)から第7代のアシスタントを務める辻は、この企画で『痛快!明石家電視台』に初めて登場した。 2019年には、11月25日の深夜(26日の未明)に「実際どうなん!? MBSアナウンサー22人」を、通常より放送枠を10分拡大したうえで23:56 - 翌1:03に編成。収録には、当時毎日放送へ在籍していた(嘱託契約扱いの「シニアスタッフ」を含む)37名のアナウンサーのうち、第7代アシスタントの辻、歴代アシスタントの武川・松本・豊崎、新人アナウンサーの野嶋紗己子・清水麻椰などが「ベテラン」 と「若手」 に分かれる格好で参加した。ちなみに、豊崎は第1子(長男)の育児を優先すべく、収録の直後(10月30日)に毎日放送を退職。放送の時点でフリーアナウンサーに転身していたため、この収録が同局アナウンサーとしての最後の仕事になった。 2020年には、10月26日の深夜(27日の未明)に「実際どうなん!? MBS若手アナウンサースペシャル」をレギュラーの放送枠(23:56 - 翌0:53)で編成。新型コロナウイルスへの感染拡大防止策の一環で、当時毎日放送へ在籍していた(「シニアスタッフ」や新人アナウンサーの川地洋平・山崎香佳を含む)37名のうち、収録に参加するアナウンサーを、「若手」(収録時点での社歴が10年以下のアナウンサー)を中心に12名まで絞り込んだ。ただし、藤林が9月12日にからし蓮根 (お笑いコンビ) の伊織と結婚したことから、収録の途中には伊織と相方の杉本青空が飛び入りで参加。辻が第1子の懐妊に伴って10月12日放送分でアシスタントを降板していたことから、レギュラー陣の1人である稲田直樹(アインシュタイン)が「新人アナウンサー・稲川淳子」に扮してアシスタントを務めるなど、例年の「アナウンサースペシャル」とは異なる趣向も見られた。ちなみにエンディングでは、辻の後任(第8代アシスタント)に山崎を起用することが、「若手のお目付役」の1人として収録に参加していた武川から発表されている。 2017年4月から9月までの『ちちんぷいぷい』金曜日では、「行けばわかるさ!絶景散歩」(前年5月から月1 - 2回のペースで放送してきた前田阿希子アナウンサー担当のVTRロケコーナー)をスポンサー付きの毎週放送へ移行したことを機に、前田以外の現役アナウンサーも週替わりでリポーターを任されていた。なお、前田は結婚とドバイへの移住を控えていたため、2017年9月30日付で毎日放送を退社。同年10月から2019年3月までは、週替わりリポーターの1人であった玉巻が、前田の後任扱いで金曜日のアシスタントと「絶景散歩」のレギュラーリポーターを兼務していた。
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