『病気がみえる』シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:33 UTC 版)
「メディックメディア」の記事における「『病気がみえる』シリーズ」の解説
医療関係者を対象とした、疾患別のビジュアルテキスト。2001年に『病気がみえる vol.1 消化器』が発売されて以降、2021年現在『病気がみえる vol.14 皮膚科』まで計14巻が発行されている。 「チーム医療を担う医療人共通のテキスト」をコンセプトに、医師や看護師だけでなく、薬剤師や管理栄養士、医学生、看護学生など幅広い医療関係者が対象とされている。 多数のカラーイラストを主軸に構成されている点が特徴である。各疾患ごとに、冒頭で全体像や「症状→検査→診断→治療」といった大きな流れを提示し、その後に、個別のテーマをクローズアップして解説していくという構成をとる。 比較的単価の高い医学書の中で、当時としては破格の税込2,500円という安さで第1巻を発売し、2001年だけで6,000部超を売り上げた。日本出版販売株式会社による在庫センター医書係年間ベスト(2018年12月〜2019年11月)では、上位30冊のうち8冊を『病気がみえる』シリーズが占めており、累計発行部数は470万部を突破している。 その他「みえるシリーズ」として、『看護がみえる』『薬がみえる』『診療と手技がみえる』『公衆衛生がみえる』などの類書も発行されている。2016年からは「病気がみえるアプリ」シリーズのサービスも開始された。
※この「『病気がみえる』シリーズ」の解説は、「メディックメディア」の解説の一部です。
「『病気がみえる』シリーズ」を含む「メディックメディア」の記事については、「メディックメディア」の概要を参照ください。
- 『病気がみえる』シリーズのページへのリンク