「タイヨウ」研修メンバー
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「任侠ヘルパー」の記事における「「タイヨウ」研修メンバー」の解説
翼 彦一〈35〉 演 - 草彅剛(SMAP)(幼少期:小林海人) 本作の主人公。隼会六本木地区貸元 翼興業・組長(仮の肩書きは隼建工 六本木支店長)。1974年5月1日生まれ。 体に桜の刺青を彫っており、タイヨウでの業務中はそれを隠すためポロシャツの下に七部袖のTシャツを着ている。対立した相手がその刺青を思い出してうなされてしまうという逸話を持つが、現在は振り込め詐欺で年寄りから金を騙し取ることを生業としている小人物となっている。口が悪くぶっきらぼうな性格だが、男気があり仁義を見せる。子供嫌いで初めは涼太の舎弟入りを断っていたが、彼がいじめられている現場を見て後に受け入れる。涼太のいじめが無くなって以降は、涼太に対しては晶のことを考慮するなど、兄貴というより実質的な父親代わりとしての立場になっている。苦手な食べ物は人参。高所恐怖症でもある。母親に捨てられた過去を持つ。次期幹部として指名を受けたものの、その座をりこに譲りヤクザを辞め、晶と涼太のそばで暮らすことを決意する。また口の利き方が改善された。 四方木 りこ〈23〉 演 - 黒木メイサ 隼会池袋地区貸元 四方木連合・組長(仮の肩書きは隼建工 池袋支店長)。 性格は短気で男勝りで義理人情に厚い。本来の跡継ぎである兄の死を受け若くして組長に就任した女傑だが、女性であることもあり手下の組員達から軽視されている。何かと彦一と一緒に行動することが多く、兄と気性が似ていることもあって恋心を抱くようになる。涼太のことも拒まず、介護業務にも真剣に打ち込むなど、本質的には優しく母性ある女性。後に次期幹部隼会若頭となる。 鷹山 三樹矢〈19〉 演 - 薮宏太(Hey! Say! JUMP) 隼会上野地区貸元 鷹山組・構成員(仮の肩書きは隼建工 上野支店長)。 源助の息子。無類の女好きで、りこにも言い寄っている。組を継ぐことに興味はなく、「タイヨウ」にも無理やり連れて来られた。五郎と何かと対立することが多い。研修後はチャラチャラした服装を改め、やや身持ちが堅くなったようである。また、極道を軽々しく口にすることもなくなった。 黒沢 五郎〈21〉 演 - 五十嵐隼士 隼会品川地区貸元 伍社組・構成員(仮の肩書きは隼建工 品川支店長)。 元ギャング。腕に自信があり、喧嘩っ早く頭の出来はすこぶる悪い。彦一を兄貴分と慕う。それまでは素行悪く生きてきたが「タイヨウ」での研修を通じて、自身の中にいい変化を感じている。晴菜に好意めいた感情を抱いていたが、研修後はヤクザを辞め、晴菜と共に介護に関わる道に進むことを決意し、専門学校に通って学び始める。 背中一面に大きな刺青を彫っている。 六車 雅人〈27〉 演 - 夕輝壽太 隼会赤坂地区貸元 六車組・組長(仮の肩書きは隼建工 赤坂支店長)。 大学卒のインテリで「簡単に出世できそうだから」という理由で極道になった。出世一番。クールな性格で周りを見下す皮肉屋で、当初はメンバーの誰とも交わろうとしなかったが、時に介護者や仲間達に起きる問題に対して鍵となるべく助言をするなど、仲間らしき一面を見せるようになる。常に先手を打つ冷静な頭脳派である反面、抗争嫌いの運動音痴である。そのため抗争時には拙い動きを露呈してしまっているが、それでも逃げることなく戦い抜き、仲間を救うという面では極道らしく筋を通している。彦一とは多くを語らぬ関係にありながらも互いに信頼を置いている様子。他のメンバーよりいち早く、研修すなわち「任侠道」の本当の意味を悟り、研修後はヤクザを辞め、新たな介護ビジネス「六車ケアマネジメント」を立ち上げる。ニヒリストであったが介護を通して価値観が変わって明るくなり、若干ロマンチストになった。 二本橋 賢吾〈43〉 演 - 宇梶剛士 隼会西日暮里地区貸元 二本橋興業・組長(仮の肩書きは隼建工 日暮里支店長)。 性格はヤクザとは思えないほど温厚で、誰に対しても腰が低く、言葉遣いも丁寧。メンバーの中では最年長かつ一番の常識人であり、まとめ役的存在。猫をかわいがっている。バツイチで、娘が一人おり、一度は極道から足を洗うことを考え、別れた妻との復縁を望んでいたが、後に断念。五郎同様に研修を通じて自身の中に良い変化を感じた一人であり、研修後は娘とも和解。娘の交際を本気で心配するなど本当の父親らしさを見せるようになる。
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