首投げ 首投げの概要

首投げ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/21 09:10 UTC 版)

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解説

この技は自分の腕を相手の首に巻きつけてねじるようにして相手を投げ倒す技であり[1]、後のレスリング及びプロレスではフライング・メイヤーFlying Mare)とも呼ばれてプロレスではスリーパーホールドフェイスロックサッカーボールキックなどの技への連携として使用されることが多い。なお、フライング・メイヤーは相手の頭及び首をホールドして投げる技の総称であるため、肩口から相手の頭を抱えるものも同様の名称で呼ばれる。

相撲では攻め込まれた際の窮地の策として用いる場合が多い。相手の首に腕が回るということは、相手の頭が肩のあたりにある、つまり相手に潜り込まれている、あるいは押し込まれた状態で、これは相撲では相手が有利な体勢である場合が多い。そこから逃れつつ勝負を決めようとしてかける技である。失敗するとすっぽ抜けて押し倒される。

首投げを打つということは攻め込まれているということであり、また首投げを決められるということは詰めが甘いということであるため、上位力士はこの技を打っても喰らっても好ましくないと言える。その為、この技を狙って打つことはまず無いと言える。実際、1970年3月場所14日目の北の富士と大鵬の一番で大鵬が北の富士を首投げで破った際には、後の新聞で相撲解説者の玉ノ海梅吉から「横綱同士で、首投げやるほうもやるほうだし、食うほうも食うほうだ」と批判された。作家の嵐山光三郎も、首投げについて「子どものときなんか、ラジオだったかな『首投げなんか食っちゃダメだろう』とか、よく解説の人とが言ってましたね」と自身の著書で語っている[2]

1955年5月場所千秋楽、小兵の横綱栃錦が身長203cmの大関大内山の猛烈な突っ張りをかいくぐって決めた首投げが有名。近年では安芸乃島日馬富士がよく決めていた。現役力士では豪栄道がよく決めている。

首に技をかけることから危険であるとの理由で子供の相撲では禁じ手にされることもある。

腰車

柔道では、首投げは腰車に分類される場合がほとんどである。

一般的には、釣り手で横襟または、奥襟を掴み、引き手で袖を掴む。

前回りさばきで踏み込み、相手を腰に乗せ、釣り手で首を抱えつつ、転がす様に投げる。

バルセロナオリンピック後、78kg級に階級を変更した古賀稔彦が盛んに使用していた。

高松正裕は、釣り手と引き手を逆に使い、引き手で首を抱えて、両手でロックする様に投げていたという。

派生した俗語

  • 大相撲隠語で、性行為のこと。首投げが決まったときの格好が「正常位」と似ているところから、この言葉が派生した。

脚注

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関連項目





  1. ^ 『大相撲ジャーナル』2017年7月号 p75
  2. ^ 北の富士勝昭、嵐山光三郎『大放談!大相撲打ちあけ話』(新講舎、2016年)p25


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