大航海時代Online
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公式イベント
公式イベントとして運営側が主催するものでは、運営スタッフが登場することもある。
Liveイベントでは、 作家の宮部みゆきが監修に関わったもの[20] や、炭酸飲料のゲーム内広告イベントを織り込んだもの[21]、海洋生物を扱った映画や長崎帆船まつりとのタイアップなど、実験的な試みも行われている。
- Liveイベント
- 1カ月に1回から2回、一定期間開催される。ニューイヤーイベントやクリスマス・バレンタインなど定例化しているものもある。形式はクエスト・レース・プレゼント・海戦などで、レベルやスキルの影響が少ないクエスト形式やプレゼント形式が比較的多い。大抵の場合、参加者・イベント完遂者は限定アイテムを入手できる。他企業とのコラボレーション企画も過去に存在する。2008年2〜3月にはサービス開始3周年、2009年3月には4周年を記念して、アカデミー大会を含む大規模なイベントが行われた。大航海時代 Onlineの主な歴史も参照のこと。
- 大海戦
- 国家間で争う大規模洋上戦。初期は不定期開催で1ヶ月から2ヶ月に一度の頻度で、運営側が時期を決めて開催していた。2011年2月実装の拡張パック第四弾「Tierra Americana」で国威や国間の敵対関係というパラメータが設定され、プレイヤーの行動によりその数値が変動することで発生するように改められ、また宣戦布告判定が1ヶ月に1度自動で行われるようになった。
- 1日に小型船・中型船・大型船各1時間の計3時間、それを金曜日から日曜日までの3日間行って合計9時間戦う。通算勝利ポイントの多い方が勝ちとなり、攻撃対象港の影響度が変動する。勝利ポイントは大型船対人戦で勝利すれば3ポイント、中型船対人戦で勝利すれば2ポイント、小型船対人戦およびすべてのNPC戦で勝利すれば1ポイント獲得となる。また要塞は自陣営1ヵ所につき100ポイント保持しており、1ヵ所陥落させられるとその100ポイントを失い、陥落させた側は1ヵ所につき50ポイント獲得する。
- 対戦する攻撃国と守備国は西欧6国で、国威や敵対度といったパラメータの最も強い国から自動的に選ばれるが、同じ国が2度続けて攻撃国となることはない。攻撃国と守備国は、影響度上位3国のうちのいずれか2国、または影響度下位3国のうちのいずれか2国となる。攻撃対象港は候補として守備側の同盟港のうち影響度が高い順に5ヵ所が選ばれ、攻撃国のプレイヤーの投票で攻撃対象港が決まる。その後、残りの西欧4国の内3国(攻撃国が影響度上位3国のいずれかなら下位3国、下位3国のいずれかなら上位3国)およびオスマントルコ(『Cruz del Sur』Chapter5にて実装)がどちらと連盟するか、または静観するかを投票し、攻撃側連盟1国と防衛側連盟1国、さらにオスマントルコが連盟する国(静観が最多の場合は参戦しない)が決定する。投票しない国、あるいは投票で最多の得票率を得られなかった国はかつては自動的に静観となっていたが、2013年7月の『2nd Age』Chapter4で傭兵制度が導入され、参戦希望者は全員がどちらかの陣営で参加できるようになった。
- 『El Oriente』Chapter3のルール改訂により、攻撃対象港の属する海域の全ての同盟港属性の港の影響度が変動するようになり、大海戦終了後に攻撃対象港に投資できない期間が戦闘結果に応じて設けられる(大きく勝つほど長くなる)など、大海戦の結果の影響が大きくなるように変更された。
- 初期の大海戦は対人戦のみであったが、2006年2月より対NPC戦が追加され、2011年2月の『Tierra Americana』Chapter1より要塞戦も追加された。
- アカデミー大会
- 『La Frontera』で新設された冒険者向けの公式イベント。1ヶ月に1回、月の中頃の土曜日と日曜日に開催され、「○○杯」と開催街にいる著名人NPCの名前を冠する。参加者は街内で論戦を繰り返し、90分の勝利数を競う。勝利数に応じて冒険経験、アイテムを獲得でき、成績優秀者には酒場女から手紙(メール)が届く。アカデミー大会で敗北すると使用した発見物カードのうちの1枚を失うが、その発見物のクエストや地図をもう一度クリアすれば再入手可能である。
- バトルキャンペーン
- 『Cruz del Sur』で追加された大規模対人洋上戦。2016年7月までは毎月15日から22日までの定期開催だったが、それ以降は不定期開催、開催期間も不定期となった。対象海域と対戦する2国がランダムで選ばれ、制海権を争う。残り5国のキャラクターは傭兵としてどちらの陣営へも自由に参加できる。参加者は全ての港から移動可能な作戦本部に集まり、プレイヤーが立案する作戦に応募する。作戦は戦闘レベルや船の大きさなどの条件を付けられるため、ある程度両陣営の戦闘力のバランスを取ることが可能である。『Cruz del Sur』Chapter3で戦場マップを数種類の地形から選択できるようになり、NPC艦船の出現の有無や、スキルランクの上限の設定も可能になった。
- 作戦は15分間。戦闘はその作戦の参加者と援軍NPC以外は存在しない専用マップで行い、出航時点で全船が戦闘状態にある。旗艦は存在せず、敵軍のプレイヤー・NPCを戦闘不能にすると、その場所と自軍陣地との距離で点数が入り、合計点で勝敗が決まる。戦闘不能になったプレイヤーは作戦本部に戻され、再出撃できる。
- 作戦終了後、勝敗と貢献度に応じて参加キャラクターに報酬が支払われる。また、一週間の勝敗の合計で、対象海域の領地以外の全港の影響度が変動する。
- 海賊大戦
- 『Order of the Prince』で追加された大規模対人洋上戦。一定数以上の海賊行為が行われると自動的に発生する。海賊島のある海域(カリブまたは東南アジア)で行われる。所属国籍とは無関係に3つの陣営のいずれかに所属し、陣営の勝敗を争う。
- 会戦は3日間、各1時間行われる。
- 対人戦のほかにNPC戦もある。
- 海賊大戦期間中は「国家賄賂」と「踏み倒し」を行うことができるが成功すれば悪名が増加する。
- ^ “世界一周航路がついに開通 拡張パック第2弾「大航海時代 Online 〜Cruz del Sur〜」の発表会の模様をレポート”. 4Gamer.net (2007年7月17日). 2011年5月19日閲覧。
- ^ 開発側は、対人戦闘のないNonPvPサーバ(PvPとはPlayer versus Playerの略)を追加する気は全くないとインタビューで断言している。しかし、『Cruz del Sur』の発表会で多かった質問としてNonPvPサーバについて言及があるなど、プレイヤーの一部には導入を希望する声も存在した。これに対し、開発側は『Tierra Americana』のChapter3でプレイヤー海賊について大幅な制度の変更を行って制限を強化すると共に、プレイヤー海賊との間で襲撃・被襲撃を不可能にする有料オプションサービスを導入した。
- ^ “コーエー、「大航海時代 Online」PS3版発売決定”. GAME Watch (2008年10月9日). 2011年5月19日閲覧。
- ^ 大航海時代 Online ベンチマークプログラム - DirectX 9.0c以上
- ^ 韓国はCJインターネット、中国は盛宣鳴数字科技(北京)有限公司→中栄巡遊、台湾、香港、マカオはSoftstar→Cayenne Entertainment Technology。
- ^ ゲーム内通貨をリアルマネートレーディングで販売する人たちは、この方法で香辛料や宝石を大量に仕入れてプレイヤーに売り、ゲーム内通貨を手に入れていると言われている。
- ^ “『大航海時代 Online』サービス終了に関するお知らせ”. ハンゲーム (2013年11月15日). 2014年5月25日閲覧。
- ^ “ワールド統合について”. コーエーテクモゲームス (2014年2月25日). 2014年2月25日閲覧。
- ^ “ワールド統合について”. コーエーテクモゲームス (2014年3月19日). 2014年3月19日閲覧。
- ^ 日本国内でのサービスについては、各キャラクタはワールドと呼ばれるEuros/Zephyros/Notos/Boreasの4つのサーバ(ワールド)で管理されているが、利用者による集計が可能な商会所属のキャラクタ数による統計では、最盛期には1ワールドあたり16000程度のキャラクタが登録されていたが、「Grand Atlas」の開始時には1ワールドあたり8000程度のキャラクタに減少している。2014年5月下旬にAstraios/Eosの2つのワールドを統合して規模を縮小した結果、統合時には1ワールドあたり15000程度のキャラクタが登録されている。
- ^ “サービス開始のお知らせ”. 『大航海時代 Online』開発チーム Delfin (2016年9月27日). 2016年9月27日閲覧。
- ^ a b “コーエー人気ゲームに「朝鮮海」 修正を求める声が殺到”. J-CASTニュース (2009年12月16日). 2011年5月19日閲覧。
- ^ [1]
- ^ [2]
- ^ “ネトゲ「大航海時代」で日本海を「朝鮮海」と表記 ユーザーの批判殺到 (1/2ページ)”. MSN産経ニュース. (2010年1月4日). オリジナルの2010年1月7日時点におけるアーカイブ。
- ^ “コーエー「朝鮮海」表記修正へ 「古地図使わないものに」”. J-CASTニュース (2010年2月12日). 2011年5月19日閲覧。
- ^ “「朝鮮海」表記のオープニングムービー修正へ ネトゲ「大航海時代」”. MSN産経ニュース. (2010年2月12日). オリジナルの2010年2月13日時点におけるアーカイブ。
- ^ “パンフレット「日本海」”. 外務省. 2011年5月19日閲覧。
- ^ “チームDelfin(大航海On公式)さんのツイート”. チームDelfin(大航海On公式). 2017年8月31日閲覧。
- ^ “宮部みゆきの「ドリームバスター」と「大航海時代 Online」がコラボ”. ITMedia (2006年2月24日). 2011年5月19日閲覧。
- ^ “大航海時代 Online、サントリーの飲料水「BINGO BONGO」のゲーム内広告をスタート”. RBB TODAY (2007年3月22日). 2011年5月19日閲覧。
- ^ “東大、「オンラインゲームの教育目的利用のための研究」報告会を開催。歴史授業に「大航海時代 Online」を採用した実証実験がスタート”. GAME Watch (2006年8月29日). 2011年5月19日閲覧。
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