タロー (ギリシア神話)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 17:45 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ゼウスとテミスの3柱の娘の1人で、植物の開花・芽生えを象徴する。アッティカ地方ではアウクソー、カルポーとともに3柱説のホーラーの1柱である[1][2]。アテーナイで崇拝されたホーラーは春の女神・タローと秋の女神・カルポーの2柱の女神であり、夏至と冬至という2つの季節に神格化され、タローは植物の「芽生え」を意味する[3]。アテーナイにあるアグラウロスの神殿で若い競技者たちに崇められた[4]。
脚注
参考文献
- パウサニアス『ギリシア記』飯尾都人訳、龍溪書舎(1991年)
- ^ パウサニアス、9巻35・1。
- ^ ガイウス・ユリウス・ヒュギーヌス、『神話集(Fabulae)』 183。
- ^ ロバート・グレーヴス『ギリシア神話 上巻』ISBN 4314000201、紀伊国屋書店、42頁。
- ^ フェリックス・ギラン『ギリシア神話』167頁。
- 1 タロー (ギリシア神話)とは
- 2 タロー (ギリシア神話)の概要
- タロー (ギリシア神話)のページへのリンク