種子とは? わかりやすく解説

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しゅう‐じ【種子】

読み方:しゅうじ

《(梵)bījaの訳》仏語法相宗で、人の心の主体である阿頼耶識(あらやしき)にそなわっていて、一切現象生じ可能性のこと。→しゅじ(種子)

「種子」に似た言葉

しゅ‐し【種子】

読み方:しゅし

種子植物で、受精した胚珠(はいしゅ)が成熟して休眠状態になったもの。発芽して次の植物体になる胚と、胚の養分貯蔵している胚乳、およびそれらを包む種皮からなる。たね。

種子の画像

しゅ‐じ【種子】

読み方:しゅじ

密教で、仏・菩薩(ぼさつ)の象徴として書き表す梵字(ぼんじ)。種字種子字。→しゅうじ(種子)


種子

英訳・(英)同義/類義語:seed

植物受粉後に形成する休眠胚で、耐候性種皮覆われ長期間保存厳しい環境耐える

種子

読み方:シュジshuji

仏・菩薩の各尊。

別名 梵字


種子

たね。(seed
ラン科植物の種子には次のような特徴がある。
ダスト・シードdust seed=埃のような種子)と言われるほど、ランの種子は極めて小さく、その長さ0.10.5mmである。
②ラン一子房中には数十から百万の種子が入っている。
③ランの種子内部には未分化の胚しかなく、胚乳胚の発育のために必要な養分貯えた器官)を有しない。したがってランの種子が発芽するにはラン菌助け必要になる
着生ラン地生ランでの種子の違い
着生ランの種子 地生ランの種子
種子発芽 容易 困難
大きさ 比較小さ 比較大き
との相性 親水性 疎水性
沈む 浮く

種子

読み方:つおんつ

  1. 白米。〔支那人隠語
  2. 白米を云ふ。

分類 支那人

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種子

読み方
種子たね

種子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/19 10:14 UTC 版)

種子(しゅし)とは、種子植物有性生殖によって形成される散布体である。一般には、単に(たね)と呼ばれることが多い。


注釈

  1. ^ 長い間地層(日本考古学では「土層」)中に保存されていた数千年前のハスが発芽し、いわゆる古代ハスと呼ばれているものは、ハスの種子そのものを年代測定した例はない。これらは同じ層位や上下の層位の他の物質(土壌有機物や木片など)を測定したものから推定したものである。発芽した種子は現生種子の混入の可能性を排除できず、根拠としての確実さは乏しい。種子を直接測定した例では、今のところ500年程度の寿命があることが分かっている。

出典




種子(種字)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 08:43 UTC 版)

真言」の記事における「種子(種字)」の解説

仏尊象徴する音節呪文であり、真言一種種子真言ともいわれるサンスクリット語の「bīja(種子、神髄)」+「akara文字)」から成るbījākṣaraマントラ頭文字)」の訳。草木の種子が根茎を含蔵するように一字無量の法を含み、種子から草木生じるように功徳出生することから種子という。種子は梵字神秘的に解釈し仏尊の名称や真言から取った音節梵字に表すもので「種字」とも書かれる胎蔵種字真言最初音節を、金剛界種字真言最後音節を取ることが多いが、仏尊名の一音節取ったものや仏尊本誓象徴する一字取ったものもある。真言には様々な形式があるが「帰命句+種字」で構成されるものも多い。 詳細は「種子 (密教)」を参照

※この「種子(種字)」の解説は、「真言」の解説の一部です。
「種子(種字)」を含む「真言」の記事については、「真言」の概要を参照ください。


種子(仁)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 08:35 UTC 版)

カシューナッツ」の記事における「種子(仁)」の解説

仁(「にん」、種子の中身)であるカシューナッツは、その歯ごたえ濃厚な食感好まれる上、その約50 - 70%を占め脂肪分に加え炭水化物タンパク質ビタミンB1はじめとするビタミン類、カリウム・リン・亜鉛などのミネラルと、5大栄養素を豊富に含むことから、人気のある食材となっている。 塩で味付けされ製品が、そのまま菓子酒肴などとして良く食されるほか、調理具材として、シチューカレーのような煮物料理や、広東料理腰果鶏丁鶏肉カシューナッツ炒め)などの炒め物などに好んで利用されるまた、いわゆる2級品(味に差し障りはないが色目が斑あるいは褐色度の強いもの)の実は、すりつぶして加工しピーナッツバター似た「カシューバター」の製造利用されることが多い。

※この「種子(仁)」の解説は、「カシューナッツ」の解説の一部です。
「種子(仁)」を含む「カシューナッツ」の記事については、「カシューナッツ」の概要を参照ください。

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種子

出典:『Wiktionary』 (2021/12/10 14:22 UTC 版)

名詞

 しゅし

  1. 種子植物胚珠成熟したもの

関連語


「種子」の例文・使い方・用例・文例

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