hand out
「hand out」の意味
「hand out」とは、物を配る、分け与えるという意味である。主に、資料や食べ物、チラシなどを人々に渡す際に使用される。また、この表現は、教育現場やイベント、会議などで資料を参加者に配布する際にもよく使われる。「hand out」の発音・読み方
「hand out」の発音は、/ˈhænd aʊt/であり、IPAのカタカナ読みでは「ハンド アウト」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「ハンドアウト」と読むことが一般的である。「hand out」の定義を英語で解説
「hand out」は、英語で定義すると "to distribute or give something to people" となる。これは、物を人々に配る、分け与えるという意味を表している。「hand out」の類語
「hand out」の類語には、"distribute"、"give out"、"dispense"、"allocate"などがある。これらの単語も、物を配る、分け与えるという意味で使われるが、ニュアンスや使用される場面が異なることがある。「hand out」に関連する用語・表現
「hand out」に関連する用語や表現には、"handout"や"leaflet"がある。"handout"は、配られる資料やチラシを指し、"leaflet"は、宣伝や情報提供を目的とした小さな印刷物を意味する。「hand out」の例文
1. She handed out the flyers to the passersby.(彼女は通行人にチラシを配った。) 2. The teacher handed out the test papers to the students.(先生は生徒たちにテストの問題用紙を配った。) 3. They handed out food and water to the disaster victims.(彼らは災害の被災者に食べ物と水を配った。) 4. The conference organizer handed out the agenda to the participants.(会議の主催者は参加者に議題を配った。) 5. The volunteers handed out blankets to the homeless.(ボランティアたちはホームレスの人々に毛布を配った。) 6. The company handed out bonuses to its employees.(その会社は従業員にボーナスを配った。) 7. The politician handed out campaign materials to the crowd.(その政治家は群衆に選挙運動の資料を配った。) 8. The airline staff handed out snacks and drinks during the flight.(航空会社のスタッフは飛行中にスナックと飲み物を配った。) 9. The event organizer handed out free samples to the attendees.(イベントの主催者は参加者に無料サンプルを配った。) 10. The NGO handed out educational materials to the children in the village.(そのNGOは村の子供たちに教育資料を配った。)handout
「handout」の意味
「handout」とは、無料で配布される資料や物品のことを指す。主に会議やセミナーなどで、参加者に情報を提供するために配られるプリントやパンフレットが該当する。また、慈善活動や支援の一環として、食料や衣服などの物資を無料で提供することも「handout」と呼ばれる。「handout」の発音・読み方
「handout」の発音は、IPA表記で /ˈhændaʊt/ となる。IPAのカタカナ読みでは「ハンダウト」となり、日本人が発音するカタカナ英語では「ハンドアウト」と読むことが一般的である。「handout」の定義を英語で解説
A "handout" is a document or item that is given away for free, usually for the purpose of providing information or assistance. It is commonly used to describe printed materials distributed at conferences, seminars, or other events, as well as goods provided as part of charitable activities or aid, such as food or clothing.「handout」の類語
「handout」の類語には、"leaflet"(リーフレット)、"brochure"(ブローシャー)、"pamphlet"(パンフレット)などがある。これらはいずれも、情報を提供する目的で配布される印刷物を指す言葉である。ただし、それぞれの言葉には形式や内容に違いがあり、適切な状況で使い分けることが重要である。「handout」に関連する用語・表現
「handout」と関連する用語や表現には、"distribute"(配布する)、"giveaway"(無料配布)、"freebie"(無料サービス)、"charity"(慈善)などがある。これらの言葉は、無料で提供される物やサービス、またはそれらを提供する行為に関連して使われることが多い。「handout」の例文
1. Please make sure to take a handout before you leave the seminar.(セミナーを出る前に、必ず資料をお持ちください。) 2. The government is providing food handouts to the victims of the disaster.(政府は、災害の被災者に食料を配布している。) 3. The conference attendees were given a handout with the speaker's presentation slides.(会議の参加者には、講演者のプレゼンテーションスライドが記載された資料が配られた。) 4. The charity organization distributed handouts to the homeless people in the area.(慈善団体は、その地域のホームレスの人々に物資を配布した。) 5. The teacher handed out the worksheets to the students.(先生は生徒たちにワークシートを配った。) 6. The company gave away promotional handouts at the trade show.(その企業は、展示会でプロモーション用の資料を無料配布した。) 7. The handout contains important information about the new policy.(その資料には、新しいポリシーに関する重要な情報が記載されている。) 8. The non-profit organization is in need of donations to continue providing handouts to those in need.(非営利団体は、必要な人々に物資を提供し続けるために寄付が必要である。) 9. The handout includes a summary of the main points discussed during the meeting.(その資料には、会議で議論された主要なポイントの要約が含まれている。) 10. The event organizers prepared handouts with a schedule and a map of the venue.(イベント主催者は、スケジュールと会場の地図が記載された資料を用意した。)ハンドアウト【handout】
ハンドアウト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/08 01:33 UTC 版)
ハンドアウト(Handout)
- 講義や講演で聴衆に配布しておく事前資料のこと。講義の内容を補足するテキストや、講義内容の出典などが記される。日本の教育機関で教師が生徒に配るハンドアウトはプリントと呼ばれることがある。
- テーブルトークRPGでゲームマスター(GM)からプレイヤーに対して配布される資料全般のこと。この項目で詳述する。
ハンドアウトとは、テーブルトークRPG(TRPG)で使われる道具の一つ。ゲームプレイに必要な事前情報などをまとめた紙片を指す。
狭義ではシナリオハンドアウトのことを指す。
概要
テーブルトークRPGは、プレイ中にプレイヤーキャラクター(PC)が遭遇した場面の情景描写や、戦闘などにより発生するルールに基づいた判定処理の結果を、ゲームマスターが口頭でプレイヤーに対して伝えるゲームであるが、口頭ではなく、紙面で伝えた方が良いとゲームマスターが判断した場合に、ゲームマスターからプレイヤーに対して配布される紙に書かれた資料のことを、一般的に「ハンドアウト」という。日本では、1992年の時点で、コンベンションにおいてハンドアウトが使用されていたことが確認されている[1]。
ハンドアウトの作り方や使い方にルールや決まりごとはない。プレイヤーのために作られた配布資料は全て等しくハンドアウトである。会話中心のゲームであるテーブルトークRPGでは、紙として資料を配布するという行為は強いアクセントを持つ。
ハンドアウトの主な使われ方としては、主に以下の三通りが存在する。
- 臨場感を増すための演出として使用する
- ゲームプレイ中に、プレイヤーキャラクターが手紙や文書、地図等を手に入れたとき、実際に手紙や文書、地図などを模したものをプレイヤーに配布することがある。これらの小道具はテーブルトークRPGにおいてハンドアウトと呼ばれるものの一つを指す。
- 小道具ハンドアウトの使用は、手紙等に書かれた内容をただ口頭で述べるよりもはるかに臨場感を伝えられるだけでなく、長文などの場合は口頭よりも内容を伝えやすくする。また、「文字がかすれて読めない部分」などのトリックを仕掛けることもできる。
- 商業化されているシナリオには『クトゥルフの呼び声』のように小道具ハンドアウトが事前に準備されているものもある。シナリオでプレイヤーキャラクターが手に入れられる新聞記事のスナップや写真などの小道具がシナリオともに封入されている商品も存在する。
- プレイヤーキャラクターの初期状況の解説
- シナリオによっては、プレイヤーキャラクターがゲームシナリオ開始前にどんな状況におかれているかをゲームマスターが指定することがある。こにれは「君たちは今酒場にいる」といった簡単なものもあれば、「プレイヤーキャラクターがどのような事件に巻き込まれることによって、今回のシナリオの導入部に至ることになったか」を細かく設定する場合もある。
- プレイヤーキャラクターの事前状況が細かく設定される場合は、口頭では冗長になって伝わりにくいことがある。そのような場合にプレイヤーキャラクターの初期状況を紙にまとめて、プレイヤーに配布するというテクニックがある。このとき配布される紙もまたテーブルトークRPGにおいてハンドアウトと呼ばれるものの一つである。
- プレイヤーキャラクターの作成におけるレギュレーションを含めてハンドアウトに記入することもある。これについては#シナリオハンドアウトの項目で詳述する。
- ルール・サマリ
- テーブルトークRPGでは、ルールに精通していないプレイヤーのために、「今日のシナリオをプレイするのに最低限知っておくべきゲームルールやゲームデータ」を簡単にまとめた資料をプレイヤーに配布できる。ハンドアウトの作り方や使い方にルールや決まりごとはない。
ハンドアウトはゲームプレイの開始より前にゲームマスターが準備しておくべきものである。ゲームプレイの最中にプレイヤーに配布するためにハンドアウトを作り出すのは、ゲームプレイが中断されるため推奨される行為ではない。
また、ハンドアウトを過剰に多用すると、プレイヤーの手元に大量の資料が渡されるため、資料の整理に追われて逆効果になるケースも存在する。[2]ハンドアウトはあくまでアクセントとして使われるべきものであり、基本的には口頭による描写を基本にすべきである。
シナリオハンドアウト
![]() | この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2008年9月) |
シナリオハンドアウトとは、ファーイースト・アミューズメント・リサーチ社(以後、F.E.A.R.社と略する)のゲームで頻繁に使われるハンドアウトの形態である。
シナリオハンドアウトは上記で解説した「プレイヤーキャラクターの初期状況の解説」のために使われるハンドアウトの一種なのだが、以下の特性がある
- プレイヤーキャラクター一人一人ごとに、個別にハンドアウトが用意され、ハンドアウトごとにシナリオへの関わり方の前提が異なる。
- ハンドアウトごとに、キャラクター作成のためのレギュレーション(推奨されるキャラクタークラスなど)が記入されている。
- ハンドアウトごとに、その導入を選んだ場合に得られるボーナス(特殊能力、NPCとのコネクションなど)が記入されている。
つまり、参加者が5人いれば、5名それぞれにシナリオへの導入の仕方が別々に書いてあり、そしてそれぞれの導入に適したキャラクタークラスなどが書かれている。
シナリオハンドアウトは、原則的にはプレイヤーキャラクターの作成や成長を行なう前に渡される。プレイヤーは渡されたシナリオハンドアウトを見て、その導入に適したキャラクターを作成する。例えば以下のようなハンドアウトがあるとする。
推奨クラス:メイジ
「あなたは見習魔術師である。師匠から森の奥にある薬草を採ってくるように頼まれた。その道中であなたは血まみれで倒れている女性を発見した」
このようなシナリオハンドアウトなら、メイジのクラスのキャラクターの作成が推奨される。ここで書かれている導入を行なうには魔術師のキャラクターが一番自然であるために、推奨クラスでメイジが指定されている。またシナリオハンドアウトにおける推奨クラスの提示には「シナリオを遊ぶにあたって、このクラスがパーティの中に一人はいた方がシナリオをクリアしやすい」という事をプレイヤーに示す機能もある。パーティの中にメイジが一人はいないと解けないようなシナリオバランスの場合は、ゲームマスターは配布するシナリオハンドアウトの中にメイジを推奨クラスにしたものを事前に作成しておくべきである。
シナリオハンドアウトは、プレイヤーキャラクターがただの「パーティの部品」ではなく、一人一人にストーリー的なスポットが当てられるようなシナリオを行なうときに使用される。一つの事件に対して、プレイヤーキャラクターごとに関わる立場を変えてドラマやロールプレイを引き出しやすくするのがシナリオハンドアウトの目的である。個別の導入は、キャラクターがすでにパーティを組んでいることを否定しない。パーティを組んでいて、パーティ全員が同じ事件へ関わる中で、事件への関わり方のキャラクターごとに立場の違いを表した形でシナリオハンドアウトが作られている場合もある。
シナリオハンドアウトはテーブルトークRPGの全てのシナリオパターンで使用できるものではない。例えばダンジョン探索をメインに据えたシナリオの場合は、プレイヤーキャラクターの一人一人にストーリー的なスポットを当てるチャンスが少ない。このような時はシナリオハンドアウトの存在がゲームプレイの枷になることもあるので、シナリオハンドアウトを使用するかしないかはゲームマスターがシナリオごとに決定するのが基本である。
シナリオハンドアウトはプレイヤーキャラクターの作成を特定の形態に強制するものでなく、ゲームマスターからの推奨を提示するものである。プレイヤーがシナリオハンドアウトの導入に全く合わないキャラクターを作成したい場合は、ゲームマスターはプレイヤーと相談の上、妥協点を見出して、場合によっては変更可能な場所はプレイヤーの希望に合わせてシナリオハンドアウトの内容を変更した方が喜ばれることがある。
どのプレイヤーにどのシナリオハンドアウトを渡すかはゲームマスターが決められるが、プレイヤーが選ぶこともできる。コンベンションなど一期一会の相手とプレイする場合は、相手の嗜好がわからないためプレイヤーに選ばせることがある。プレイヤーに選ばせる場合は選択可能なハンドアウトの内容を全て公開してから、プレイヤー同士で相談させてハンドアウトを選んでもらう。これとは逆に、プレイヤーやキャラクターが継続するキャンペーンプレイの場合は二回目のプレイ以降はゲームマスターがプレイヤーキャラクターごとに似合ったハンドアウトを作ることもある。
PC番号
シナリオハンドアウトには番号が振られていることがある。これはPC番号といわれることがある。PC番号はシナリオハンドアウトの優先順位であり、参加プレイヤーがシナリオ準備時点で不定の場合に使用される。シナリオハンドアウトをある程度多く準備しておき、実際の参加人数に合わせてPC番号が若い順に使用する。例えば、参加プレイヤー人数が3人のプレイの場合は、シナリオハンドアウトはPC番号が1~3のものをプレイに使い、4と5のものは使用しないことになる。F.E.A.R.社の商業シナリオでは想定プレイヤー人数をある程度の幅を持たせて作るために、シナリオハンドアウトが使われる場合はPC番号がつけられていることがある。
PC番号のつけかたは、シナリオにおけるキャラクターの立場の優先順位と、ゲームバランスにおける推奨クラスの優先順位の双方が絡むため、PC番号を意識したシナリオハンドアウトの作成は慣れないと困難なことがある。
なお、シナリオの主人公格のことを「PC1」と呼ぶ場合もある。これはPC番号の優先順位の問題で、PC1の番号がつけられたハンドアウトはシナリオの中心的な位置に立ちやすい導入になっているからである(シナリオのプレイ最低人数が3人程度の場合、PC1~3はどれも同じくらいはシナリオの中心的な位置に立てるように作られることがある)。PC番号が4や5になると「脇役的な立ち位置の導入」になることがあるが、これは逆に導入に縛られずに動きやすいというメリットもあり、また、シナリオハンドアウトはあくまで導入の形態を決めているだけのものであり、実際のプレイ中での立ち位置は、シナリオハンドアウトのPC番号よりも、プレイヤーキャラクターのそれぞれの行動による影響の方が大きい。
脚注
- ^ 近藤功司『やっぱりRPGが好き!』 264頁
- ^ 逆に、そのような行為を楽しみの一種として追求したゲームが、テーブルトークRPGから派生した形のプレイ・バイ・メールである。プレイ・バイ・メールはマスターから配布される様々な資料を集め、分析し、推理することによって世界観やストーリーの全体像をつかむことができるゲームになっている
参考文献
- 近藤功司 『やっぱりRPGが好き!』 富士見書房〈富士見ドラゴンブック〉、1992年。
ハンドアウト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 15:09 UTC 版)
「テーブルトークRPGの道具」の記事における「ハンドアウト」の解説
ゲームマスターがプレイヤーに対して配布する「今日のシナリオに関係する資料」のこと。シナリオを楽しむにあたっての必要な予備知識や、プレイ中に得る予定になっている情報などを事前に紙に書いておき、必要になったときにそれをプレイヤーに渡す。近年ではシナリオにおけるキャラクターの初期設定が記述された「シナリオハンドアウト」というものも普及してきている。
※この「ハンドアウト」の解説は、「テーブルトークRPGの道具」の解説の一部です。
「ハンドアウト」を含む「テーブルトークRPGの道具」の記事については、「テーブルトークRPGの道具」の概要を参照ください。
ハンド・アウトと同じ種類の言葉
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