スポンジとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 表現 > スポンジ > スポンジの意味・解説 

sponge

別表記:スポンジ

「sponge」の意味・「sponge」とは

「sponge」は、日本語で「スポンジ」と訳される生物学的に多孔質海洋生物を指すが、一般的にはその生物から得られる、またはそれを模した多孔質物質を指す。洗浄吸水使用されるスポンジは、この「sponge」から名付けられている。

「sponge」の発音・読み方

「sponge」の発音は、IPA表記では/spʌndʒ/となる。IPAカタカナ読みでは「スパンジ」となり、日本人発音するカタカナ英語では「スポンジ」と読む。この単語発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「sponge」の定義を英語で解説

「sponge」は、英語で定義すると"a porous absorbent mass used as a cleaning tool or bath accessory"となる。これは「多孔質吸水性のある塊で、清掃用具やバスアクセサリーとして使用される」という意味になる。

「sponge」の類語

「sponge」の類語としては、「loofah」や「scrubber」がある。これらも清掃洗浄使用されるアイテムであるが、「loofah」は天然のスポンジで、「scrubber」は一般的には硬いブラシを指す。

「sponge」に関連する用語・表現

「sponge」に関連する用語としては、「sponge cake」や「sponge off」がある。「sponge cake」は、スポンジのような食感ケーキ指し、「sponge off」は他人援助当てにするという意味の表現である。

「sponge」の例文

以下に「sponge」を使用した例文10個示す。 1.語例文:She used a sponge to clean the dishes.(彼女はスポンジを使って皿を洗った。)
2. 英語例文:The sponge absorbed the water quickly.(スポンジはをすぐに吸収した。)
3. 英語例文:I need a new sponge for the bath.(バス用の新しいスポンジが必要だ。)
4. 英語例文:This sponge cake is very soft.(このスポンジケーキはとても柔らかい。)
5. 英語例文:He's been sponging off his parents for years.(彼は何年両親たかっている。)
6. 英語例文:The sponge is made from a natural material.(このスポンジは天然素材から作られている。)
7. 英語例文:The sponge is used for cleaning the car.(このスポンジは車の洗浄使われる。)
8. 英語例文:The sponge has a high absorption capacity.(このスポンジは高い吸水能力持っている。)
9. 英語例文:The sponge is soft and gentle on the skin.(このスポンジは肌にやさしく柔らかい。)
10. 英語例文:The sponge needs to be replaced regularly.(スポンジは定期的に交換する必要がある。)

スポンジ【sponge】

読み方:すぽんじ

海綿さらして繊維状の骨格だけにしたもの吸水性に富む。また、合成樹脂などでつくった海綿状のもの。食器洗いなどに用いる。

スポンジボール」の略。


スポンジ

バリアー法は、(普通には)単独で、あるいは併用の形で用いられ、そこには男性用いコンドーム 1ならびに女性用い子宮頸管キャップ 2またはペッサリー 2ダイアフラム 3タンポン 4またはスポンジ 4避妊用ゼリー 5座薬 6泡沫錠剤 7、および注水法 8殺精子剤 9を含むものと含まないものがある)が含まれる子宮内避妊器具 10IUD略される)にはループ 10コイル 10銅付加IUDT型 10等、様々なタイプがある。


海綿動物

同義/類義語:海綿動物門, スポンジ
英訳・(英)同義/類義語:porifera, sponge

動物の分類で、多細胞ではあるが組織器官分化がほとんど起きない後生動物で、系統樹では最も原始的な位置づけになっている

スポンジ

海綿または合成のスポンジ。絵の具をつけてたたき、面白い地模様を描くのに使用

スポンジ

作者佐藤雅彦

収載図書クリック佐藤雅彦 超・短編集
出版社講談社
刊行年月1998.3


スポンジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/02 16:06 UTC 版)

事務用のスポンジ。湿らせた状態で、ふたのあるケースに入っている。
濾過に使用するスポンジ
天然スポンジ
ウレタンスポンジ

スポンジ: spongeギリシャ語Σπόγγος「スポンゴス」に由来)は、本来は水生生物の海綿動物、特に加工して入浴用などに用いられるモクヨクカイメンおよびその加工品のことである。天然の海綿加工品を模して合成樹脂などで作られた人造のスポンジがある。

概要

スポンジたわし「キクロンA」

スポンジは内部に細かな孔が無数に空いた多孔質の柔らかい物質である。液体にひたすと孔内の空気と置換される形で液体を吸い取り、また外部からの力で容易に放出する特性を有する。こうした性質を利用して化粧用、浴用、医療用に、洗剤などを染みこませて洗浄などの用途に使用される。また、水を長時間含有できる性質から、紙めくりの作業などにも用いられる。アクアリウムのフィルターとして、水をスポンジに通してゴミを濾し取る事が出来、また多孔質である事から内部に濾過バクテリアを繁殖させて利用する事も出来る[1]。吸音、クッションなどとしても利用される。先述のように、こうした製品は、もともと生物のカイメン(海綿)を加工して製造していた。現在はほとんどの製品がポリウレタン等の合成樹脂を発泡成形して作られる。製品としては、前者を「天然スポンジ」、後者を「合成スポンジ」と呼び分ける。現在の日本では合成スポンジの流通量が天然スポンジを上回っているため、一般的に日本語で「スポンジ」とは合成スポンジを指して用いる。

素材

天然スポンジ

モクヨクカイメンを含む海綿動物普通海綿綱に属する6種のカイメン類は海綿質繊維(柔らかいスポンジ状の繊維質)のみで体が作られており、かたい骨片をもたないため、スポンジとして化粧用や沐浴用に用いられる。地中海産、紅海産の海綿が柔らかく、品質が高いとされる。海底で捕獲した海綿の組織を腐敗させ、残った骨格を洗い流したものが、天然スポンジとして販売されている。海綿動物には内部に硬いガラス質の粒を含んでいる種もおり、そのような種の海綿は人間の皮膚を傷つけてしまう。カイメン類の全てが天然スポンジに適しているわけではない。

メラミンスポンジ(研磨スポンジ)

メラミン樹脂を原料としたスポンジ。少量の水を含ませて擦ると、消しゴムのように表面を摩耗しながら汚れを落とすことができる。このため使うたびに小さくなっていく。茶渋、水垢等に有効。

ゴムスポンジ

ゴムを原料としたスポンジも存在する。ゴムに発泡剤、軟化剤などを練り込み加硫して作られる。ゴムの素材や発泡剤などの配合の組み合わせで、硬さの調整幅が大きく変化させることが可能で、緩衝材やパッキン、防音材、断熱材など幅広い工業製品に利用されている。

スポンジたわし

1960年キクロンがスポンジにナイロン研磨シートを張り付けたスポンジたわし「キクロンA」を発売。当初はシュロ製のたわしの数倍という価格で販売は振るわなかったが、洗剤を泡立ちさせることができる上、たわし的な使い方もできることが企業努力により広まり瞬く間に普及した[2]

事務用スポンジ

スポンジの中には事務用品として、紙めくりの作業などに用いるために乾いた指先を濡らす、切手の裏面を湿して糊をつける、といった用途のために加工されたものもあり「事務用スポンジ」あるいは「事務用海綿」と呼ばれる。 またこれは上記の他、スーパーマーケットコンビニエンスストアで商品を詰めるビニール袋の口を開く際にも使われる。レジカウンターに置かれるほか、客の利便のためスーパーマーケットのサッカー台に置かれていることもある。

なお、紙めくり用のスポンジ(またはそれ以外の保水手段)を保管するケースをモルトケースという[3]

脚注

出典

  1. ^ ミナミヌマエビ飼育研究所 「ミナミヌマエビにスポンジフィルターは最適?」
  2. ^ 高くても使えば分かる…画期的な「たわし」 キクロン「キクロンA」”. ZAKZAK (2018年10月23日). 2018年10月31日閲覧。
  3. ^ グリーン購入法〈文具類〉の手引 全日本文具協会、2020年6月10日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • ウィキメディア・コモンズには、スポンジに関するカテゴリがあります。

スポンジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/31 19:32 UTC 版)

アマドゥ (キノコ)」の記事における「スポンジ」の解説

アマドゥ優れた吸湿性持ちフライ・フィッシング疑似餌ふき取るのに使われる

※この「スポンジ」の解説は、「アマドゥ (キノコ)」の解説の一部です。
「スポンジ」を含む「アマドゥ (キノコ)」の記事については、「アマドゥ (キノコ)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「スポンジ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「スポンジ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



スポンジと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「スポンジ」の関連用語

スポンジのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



スポンジのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2025実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
コンテンツはAttribution-Share Alike 3.0 Unportedのライセンスで利用することができます。
JabionJabion
Copyright (C) 2025 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
日本ヴォーグ社日本ヴォーグ社
Copyright (c) NIHON VOGUE-SHA Co., Ltd. All Right Reserved
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのスポンジ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのアマドゥ (キノコ) (改訂履歴)、卓球 (改訂履歴)、ホルガー・ブロム (改訂履歴)、亀の子束子西尾商店 (改訂履歴)、避妊 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS