スポンジたわし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 07:23 UTC 版)
発泡ポリウレタンをそのまま用いたもの。吸水性に富み、洗剤を含ませることで洗浄が容易にできる。食器などの油汚れの洗浄に効果を発揮する。スポンジ部分に洗浄剤あるいは砥粒(研磨剤)を含ませた製品もある。背の部分に不織布のパッドを貼り合せて汚れの具合によって使い分けられるようにしたものも多い。細かい部分を洗いやすくするため、スポンジ全体を目の粗いネットで包んだ製品(ネットたわし、ネットスポンジ)もある。自動車の洗車などにも用いられる。変わったところでは、目の粗いものが塗装前の「足付け」(塗料の密着性向上のため塗装対象に細かい傷を付ける作業)に使われることもある。国内ではアメリカ生まれの抗菌セルローススポンジたわし(3M社製)や和歌山生まれのキクロンたわしが有名。抗菌剤を含ませるなど抗菌加工を施した製品もある。
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スポンジたわし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 00:05 UTC 版)
1960年、キクロンがスポンジにナイロン製研磨シートを張り付けたスポンジたわし「キクロンA」を発売。当初はシュロ製のたわしの数倍という価格で販売は振るわなかったが、洗剤を泡立ちさせることができる上、たわし的な使い方もできることが企業努力により広まり瞬く間に普及した。
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