VIP板発の過去の諸現象
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「雑談系2 (2ちゃんねるカテゴリ)」の記事における「VIP板発の過去の諸現象」の解説
ニュー速VIP板では、過去、掲示板内での中小のブームから、時にはマスコミに取り上げられるほどの大規模な「祭り」が発生していた。その例として以下のようなものがある。また、VIPPERは総じて飽きっぽいため、次々とブームを乗り換えていく傾向にある。しかし、低年齢化や先述のVIPブログなどからの流入者によってVIP板を主とするような祭りが発生することはほとんどなくなった。 mixiコミュニティ乗っ取り mixiでコミュニティに参加しているメンバーの日記などを調べ上げて、法律違反などを告白した日記を見つけると、その日記へのリンクをコミュニティと2ちゃんねるの掲示板に書き込み、一気に両者を祭り状態にさせる。悪質なものは、その状況に窮した管理者に親しい態度をとって近づき、「事態を沈静化させるから管理権を貸して欲しい」などとして管理権を受け取り、コミュニティの趣旨やタイトルを書き換えて全く別のコミュニティにしてしまう乗っ取りにまで発展している。これらを行っている者は主にニュー速(VIP)板に現れ、mixiではカリスマ○△□などと名乗り、乗っ取り組はそのカリスマ○△□が誘った2ちゃんねらーであることが多く目撃されている。乗っ取られたコミュニティには、「警察大嫌い」→「靖国神社〜大東亜共和圏を再び 」、「KFC|ケンタッキーフライドチキン」(削除)、「鳥取市 いけてる飲食店情報」→「独裁者 真山ハル 糾弾 」、「MOS BURGER 」→「立呑処キンパイ」、「北村美樹」→「おしっこ飲みます」(削除)、「花島咲」→「膀胱」などがある。時には2ちゃんねらー自ら、釣りとして嘘の告白を書き込んでいることもある。 ランキングへの介入 アニメソングをオリコンチャート1位にする運動 もともと、CDのランキング番組ではアニメソングの扱いが低く、Vアニメソングへの扱いに不満を感じる者がいたという土壌があった。 チャート1位まで上昇させることができれば、テレビ番組などで「ハッピー☆マテリアル」に関してのコメントを発言せざるを得なくなることを狙ったこの運動では、ニュー速VIP周辺を中心に2ちゃんねる利用者のCD買い占めが行われた。結局、目標の1位獲得までは至らなかったものの、5月度版が初登場4位、6月度版が初登場3位を記録することになる。他の月のバージョンもオリコンチャート上位10位以内にランクインした(「ハッピー☆マテリアル」は、2005年1月度から7月度まで毎月別バージョンがリリースされている)。魔法先生ネギま! のCDの項も参照。 また、アニメ涼宮ハルヒの憂鬱のエンディングテーマ「ハレ晴レユカイ」を1位にしようという運動も見られた。こちらはオリコンチャートにてデイリー最高2位、ウィークリー最高5位を記録した。その際、板内では賛否両論の意見が出た。 「VIP STAR」 平井堅のヒットシングル「POP STAR」に、あるVIPPERが改変歌詞をつけて音声をアップしたところ、他のVIPPERらから強い反響があり、更に「POP STAR」の歌詞を2ちゃんねらーが修正し、その歌詞がカラオケ板住人の「kobaryu」によって歌われた。このkobaryuの声が平井堅にあまりにも似ていたため2ちゃんねるにおいてブームとなり、秋葉原などの一部店舗ではPOP STARのPVと合成されたムービーが店頭デモとして使われるほどとなった。 また、kobaryu本人はライブドアの忘年会のステージで歌を披露している。 ひろゆきはこの曲のファンであり、これを正式公開したいとの思いがあるようで、ソニー・ミュージックエンタテインメントと平井堅にコンタクトを取ろうとアプローチしていたが、その後の進展はなかった。ちなみに「2chオリジナル楽曲の(一般流通ベースでの)CD化」は2006年にバイク板の「フルスロットル」で実現している。また、のちにこれをもじった仮想通貨が作られた。 VIP先生(マリオトロポリス) スーパーファミコンソフト「スーパーマリオRPG」に感銘を受けたという人が、自らのブログにて、1926年の映画「メトロポリス」のワンシーンと「スーパーマリオRPG」内の音楽「森のキノコにご用心」(作曲:下村陽子)に英語の歌詞をつけた歌を合わせたFlash動画を公開していた。それがニュー速VIPで紹介されると、その映像と音楽のインパクトに病みつきになる者が続出した。 VIP先生とは、この動画で踊っている女優ブリギッテ・ヘルム(de:Brigitte Helm)のことで、歌詞の「peeps insane」という部分が「VIP先生」と聞こえることから名づけられた。 なんでも実況J板との関係 2012年のサーバー移転からVIP板に割り当てられていたhayabusa鯖には、当時から書き込み数1位を争っていたなんでも実況J板(なんJ板)も割り当てられていた。プロ野球の実況が盛んに行われていたなんJ板では、試合中の突発的な出来事により書き込み数が爆発的に増え、結果としてサーバーがダウンする事態に陥ることが珍しくなかった。当然この時には同じサーバーを割り当てられているVIP板も書き込みができなくなった。この状況に不満を持つ住民により、VIP板には度々「なんJ板にスレッドを乱立させて実況を妨害する」という趣旨のスレッドが立つようになったが、結果としてVIP板にも負荷がかかる悪循環に陥ることも珍しくなかった。その後両板は揃ってhayabusa5鯖に移転したのち、VIP板がviper鯖に、なんJ板がtomcat鯖に移転する事となった。現在この2つのサーバーは両板のみに割り当てられている状態となっている。
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VIP板発の過去の諸現象
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「ニュース速報(VIP)板」の記事における「VIP板発の過去の諸現象」の解説
ニュー速VIP板では、過去、掲示板内での中小のブームから、時にはマスコミに取り上げられるほどの大規模な「祭り」が発生していた。その例として以下のようなものがある。また、VIPPERは総じて飽きっぽいため、次々とブームを乗り換えていく傾向にある。しかし、低年齢化や先述のVIPブログ、ニコニコ動画などからの流入者によってVIP板を主とするような祭りが発生することはほとんどなくなった。 mixiコミュニティ乗っ取り mixiでコミュニティに参加しているメンバーの日記などを調べ上げて、法律違反などを告白した日記を見つけると、その日記へのリンクをコミュニティと2ちゃんねるの掲示板に書き込み、一気に両者を祭りで炎上させる。悪質なものは、その状況に窮した管理者に親しい態度をとって近づき、「事態を沈静化させるから管理権を貸して欲しい」などとして管理権を受け取り、コミュニティの趣旨やタイトルを書き換えて全く別のコミュニティにしてしまう乗っ取りにまで発展している。これらを行っている者は主にニュー速(VIP)板に現れ、mixiではカリスマ○△□などと名乗り、乗っ取り組はそのカリスマ○△□が誘った2ちゃんねらーであることが多く目撃されている。乗っ取られたコミュニティには、「警察大嫌い」→「靖国神社〜大東亜共和圏を再び 」、「KFC|ケンタッキーフライドチキン」(削除)、「鳥取市 いけてる飲食店情報」→「独裁者 真山ハル 糾弾 」、「MOS BURGER 」→「立呑処キンパイ」、「北村美樹」→「おしっこ飲みます」(削除)、「花島咲」→「膀胱」などがある。時には2ちゃんねらー自ら、釣りとして嘘の告白を書き込んでいることもある。 ランキングへの介入 アニメソングをオリコンチャート1位にする運動 もともと、CDのランキング番組ではアニメソングの扱いが低く、VIP板の住人の多くはアニメソングへの扱いに不満を感じる者が多いという土壌があった。 チャート1位まで上昇させることができれば、テレビ番組などで「ハッピー☆マテリアル」に関してのコメントを発言せざるを得なくなることを狙ったこの運動では、ニュー速VIP周辺を中心に2ちゃんねる利用者のCD買い占めが行われた。結局、目標の1位獲得までは至らなかったものの、5月度版が初登場4位、6月度版が初登場3位を記録することになる。他の月のバージョンもオリコンチャート上位10位以内にランクインした(「ハッピー☆マテリアル」は、2005年1月度から7月度まで毎月別バージョンがリリースされている)。魔法先生ネギま! のCDの項も参照。 また、アニメ涼宮ハルヒの憂鬱のエンディングテーマ「ハレ晴レユカイ」を1位にしようという運動も見られた。こちらはオリコンチャートにてデイリー最高2位、ウィークリー最高5位を記録した。その際、板内では賛否両論の意見が出た。 VIP STAR 平井堅のヒットシングル「POP STAR」に、あるVIPPERが改変歌詞をつけて音声をアップしたところ、他のVIPPERらから強い反響があり、更に「POP STAR」の歌詞を2ちゃんねらーが修正し、その歌詞がカラオケ板住人の「kobaryu」によって歌われた。このkobaryuの声が平井堅にあまりにも似ていたため2ちゃんねるにおいてブームとなり、秋葉原などの一部店舗ではPOP STARのPVと合成されたムービーが店頭デモとして使われるほどとなった。 また、kobaryu本人はLivedoorの忘年会のステージで歌を披露している。 ひろゆきはこの曲のファンであり、これを正式公開したいとの思いがあるようで、ソニー・ミュージックエンタテインメントと平井堅にコンタクトを取ろうとアプローチしていたが、結局大人の事情で実現はしなかった。ちなみに「2chオリジナル楽曲の(一般流通ベースでの)CD化」は2006年にバイク板の「フルスロットル」で実現している。 VIP先生(マリオトロポリス) スーパーファミコンソフト「スーパーマリオRPG」に感銘を受けたという人が、自らのブログにて、1926年の映画「メトロポリス」のワンシーンと「スーパーマリオRPG」内の音楽「森のキノコにご用心」(作曲:下村陽子)に英語の歌詞をつけた歌を合わせたFlash動画を公開していた。それがニュー速VIPで紹介されると、その映像と音楽のインパクトに病みつきになる者が続出した。 VIP先生とは、この動画で踊っている女優ブリギッテ・ヘルム(de:Brigitte Helm)のことで、歌詞の「peeps insane」という部分が「VIP先生」と聞こえることから名づけられた。歌詞はまとめサイトの「マリオトロポリスまとめ」で見ることができる。
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