verification
「verification」とは、確認・認証・検証のことを意味する英語表現である。
「verification」とは・「verification」の意味
「verification」とは、主に確認・認証・検証という意味で用いられる名詞である。存在すること・真実であること・正しいことを証明・確認すること、何かが真実であるか、本物であるか、正確であるかなどをテスト・発見するプロセスのことを意味する。また、機械工学の分野においては適合確認という意味で用いられる。「verification」の動詞形は「verify」で、検証する・実証するという意味となる。「verification」の発音・読み方
「verification」の発音は、カタカナ語では「ベリフィケーション」である。しかし、発音記号は「vèrəfikéiʃən」という表記であるため、カタカナにすると「ヴェラァフィケェィシャン」という発音になる。「ヴェ」は前歯で軽く下唇を噛みながら「ヴ」の発音をし、「ラァ」は舌先を内側に巻きながら「ル」の音を出した後すぐに弱めに「ァ」を発音し、「フィ」は下唇を前歯で軽く噛みながら「フ」の音を出した後すぐに「エ」と「イ」の中間音のような「ィ」を発音するよう心掛けると、ネイティブに近い発音になる。「verification」の語源・由来
「verification」の語源は、立証するという意味のラテン語の「verifico」である。ラテン語の「verifico」が、立証するという意味の古期フランス語の「verifier」に変化した後、「verification」になった。「validation」と「verification」の違い
「validation」と「verification」は、似たような綴りの単語であるうえに、どちらも「検証」という意味で用いられるため混同しやすい。しかし、同じような意味であっても細かいニュアンスが異なる。「verification」は検証という意味で、入力に対して出力が正しく行われているか、もしくは仕様を満たしているかを検証することを意味するのに対し、「validation」は妥当性確認という意味で、出力が要求と合致しているか・顧客要求を満たしているかを確認することを意味する。ソフトウェアの開発などにおいては、まず「verification」を行った後、「validation」を行う。「investigation」と「verification」の違い
「investigation」と「verification」は、どちらも検証するという意味で用いられる。しかし、同じような意味であってもニュアンスが異なる。「investigation」は何かを発見するためのプロセスを意味するが、「verification」は何かが正しいかどうかを確認するプロセスを意味する。「certification」と「verification 」の違い
「certification」と「verification」は、どちらも認証という意味で用いられるが、細かいニュアンスが異なる。「certification」は、厳格なプロセスであり、人の資質や能力、製品の品質などが要求される基準を満たしていることを認証し、特権を付与したり免許を交付したりすることを意味する。「verification」は「certification」ほど厳格ではなく、データに基づき真実であるか実証することを意味する。「verification」を含む英熟語・英語表現
「verification required. 」とは
「verification required. 」とは、確認が必要という意味の英語表現である。スマートフォンの決済情報に問題がある時などに、エラーとして表示される。
「verification」に関連する用語の解説
「verification code」とは
「verification code」とは、認証コードという意味の英語表現である。本人確認をするためのコードで、オンラインバンクで送金したり、SNSのアカウントを開設したりする時に送られてくるコードである。セキュリティ性を高めるために用いられている。
「verification」の使い方・例文
・The bank will probably require written verification of employment from your current employer.(銀行はおそらく、現在の雇用主からの書面による雇用証明を要求するだろう)・I was not asked for any verification of my identity or age in the interview.(面接では身元や年齢の確認は求められなかった)
・This company has become stricter about career verification for job applicants.(この会社は、求職者の経歴確認についてより厳しくなっている)
・All charges against him are dropped pending the verification of his story.(彼に対するすべての起訴は、彼の話が検証されるまで取り下げられる)
・New discovery is not acceptable without verification, so all serious scientific results are backed by full documentation.(新しい発見は検証なしでは受け入れられないため、すべての重大な科学的結果は完全な文書によって裏付けられている)
・I've never asked for verification of her resume.(彼女の履歴書の確認を求めたことは一度もない)
・New software will go through a verification process.(新しいソフトウェアは検証プロセスを経る)
検査 [verification]
誤りチェック
【英】verification, error check
誤りチェックとは、システムに入力されたデータの誤りや処理結果の異常などを検出して知らせることである。
誤りチェックは、信頼性が要求される通信をはじめ、情報処理のさまざまな分野において行われる。
誤りチェックの方法は、検査場面によりさまざまなものがある。通信などデータ伝送の結果を検査する場合には、おおもとのデータ中に誤り検出用のデータを冗長に含ませておき、データ利用側で一定のアルゴリズムを用いて誤りを検出する冗長検査方式が一般的である。
アプリケーションでの誤りチェックには、データの範囲チェック、符号検査(正負)、データ種別(数値、文字列、記号、半角全角、ローマ字など)、他データとの比較(コンペア)などさまざまな検査方法がある。
誤りチェックの結果、もしも誤りが検出された場合には、システムまたはユーザーによる適切な措置により、システムの処理結果の正確性を確保する必要がある。
通信の場合では、自己訂正を試みて処理を継続する、エラーを返信して伝送をやり直す、などの措置を講じる。アプリケーションの場合には、エラーの種別に応じてエラーメッセージを表示し、ユーザーに適切な対応を促すなどの措置を講ずる。
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