Uniface Versions (ユニフェイス バージョン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/18 06:33 UTC 版)
「Uniface」の記事における「Uniface Versions (ユニフェイス バージョン)」の解説
Uniface Version 3 (1986)Uniface3は最初に公開したリリースだった。 それはマルチデータベース(RMS、オラクル 、C_ISAM、イングレス とRDB)、バーチャルマシンインタプリタ、ストラクチャエディタ、Unifaceテキストとコマンドエディタをサポートした。 Uniface Version 4 (1988)Uniface4ではテキストエディタ(現在のフォームエディタ)を改善した。印刷、ディスプレイサポートも改善され、MS-DOSに対するサポートを導入して、そしてCASEツールインタフェースを加えた。 Uniface Version 5 (1990)Uniface5はPolyserverを使ったリモートデータベース接続の導入でクライアント/サーバの実装を可能にした。 そしてユニバーサルプレゼンテーションインタフェース (UPI)によるグラフィカル・ユーザインタフェースを導入した。 データベースは合計13のデータベースとファイルシステムをサポートするように拡張された、それはDOS、VMS、OS/2、Stratus VOS とUNIX上で利用可能になり、日本語のサポートも同じく導入された。 Uniface Six (1994)Uniface6 では完全なグラフィカル開発環境への移行が完了した。 それはグラフィカルフォームペインタとアプリケーションモデルエディタから成る。DOL(ダイナミックオブジェクトライブラリ)を通して実装を改善し、マイクロソフトOLEに対するサポート及びアップル・マッキントッシュ のサポートを加えた。そしてパーミションコントロールの追加、バージョンコントロールの統合、パーソナルシリーズレポーティングツールを加え、幅広いプラットフォームをサポートするようになった。 Uniface Seven (1997)Uniface7 はUnifaceリクエストブローカー(URB)アーキテクチャの導入を通してUnifaceと外部コンポーネント両方のコンポーネント統合にフォーカスした。URBはコンポーネント間で双方向の同期/非同期の通信をサポートする。リモートデータアクセスと同様、それに分割されたアプリケーションサーバとメッセージ交換が追加された。またUniface7 はWebアプリケーションサーバとUnifaceのリクエストディスパッチャー を使い、最初のUnifaceWeb開発と実装ツールを提供した。 他の拡張としては新しいコンポーネントタイプ(サービス、サーバページ、レポート)、シグニチャエディタとアセンブリワークベンチ、サブシステム、オペレーション、ノンモダルフォーム、コンポーネントインスタンス、拡張エディタ、ナビゲーション、拡張エディタプラグイン、新しいデバッガ、オンラインヘルプ、コンポーネントテンプレート、Webアプリケーションサーバ、妥当性検証の改善、Unifaceネームサーバ、グラフィカルパーティショニングマネージャー等が含まれる。 Uniface7には他にもいくつかのツールが導入された。 モデリングツール、統合ビジネスプロセスの管理、これらの機能はUniface8ではOptimal Flow、Uniface9ではUniface Flowになった。 ビジネス統合ポータルは当初OptimalViewと呼ばれ後にUnifaceViewになった。 インターネットやイントラネット上でWebアプリケーションを実装するためのUnifaceサーバベース、シンクライアントソルーションは、低帯域幅での高パフォーマンスを提供する。 Uniface 8 (2001)Uniface8はプロセス統合分野において主要な変化をもたらした。UnifaceルータとUnifaceサーバはスケーラブルなで、バランスがとれた実装を提供した。Webリクエストディスパッチャー(WRD)は、パフォーマンスを改善し、URDを置き換えた。またSOAPとXMLを使ったWebサービスのサポートが導入された。接続性と互換性が改善され、3階層のアプリケーションアークテクチャを実装するための方法が導入された。その他にSOAP、COM、CORBAとMQSeriesに対応したコネクタが加えられた。ウィンドウとファイルマネージメントが改善され、新しい実装ユーティリティが導入された。またアプリケーションの配布を改善し3階層アーキテクチャを構成するサブタイプ、コンポーネントインスタンスのためのハンドル、そしてオートマチックガバレッジコレクションが加えられた。 Uniface 9 (2006)Uniface9はGUIとユーザビリティの改善、わずかな実装と統合にフォーカスした。またWindowsモバイルに対するサポートが加えられ、設定と実装は圧縮されたアーカイブを使い単純化された。そしてUnicode のサポートは多言語機能をさらに向上させた。さらにWeb開発とXMLの改善は業界標準の先にUnifaceを位置づけるものであった。他の機能としてカラーハンドリングの改善、ダイナミックメニュー、XMLAPI、アプリケーションモデルのダイアグラムエディタが含まれた。また、リファクタリングと実装をサポートするためのクロスフィファレンス機能と拡張されたWebサービス機能も加わった。 Uniface 9.4 (2010)ポイントリリースであったにもかかわらず、Uniface9.4は十分な新しい機能が導入された。最も主要なフォーカスはリッチインターネットアプリケーション(RIA)である。クラシックなクライアント/サーバアプリケーションに慣れた同じツールと方法論を使い、リッチなクライアント/サーバアプリケーションの機能でWeb2.0アプリケーションの開発を可能にした。また、言語とロケールのサポートが十分に改善され、HTML電子メールのサポートにもあったようにセキュリティと暗号化の機能が加わった。 Uniface 9.5 (2011)Uniface 9.5のリリースは、ワールドワイド・ウェブにおける製品統合の改善がされた。 JavaScript APIの導入では、クライアントサイド処理におけるパフォーマンス、統合、機能性と使いやすさにおいて利益をもたらすことができる改善と共に導入された。またセッション管理性能については、改善されたセキュリティを提供するために拡張された。そして、Webサービス処理においては、SOAPとRESTfulサービスの複雑なデータタイプをフルサポートしました。最後にビジネスに不可欠なクライアント/サーバー・アプリケーションを持っている顧客のために特にグリッドウィジェットにおける改善がされました。 Uniface 9.6 (2012)Uniface9.6のリリースはUnifaceクライアント・サーバGUI機能の大きな見直しを行いました。機能としてJavaScript APIを提供したHTML5コントロールや拡張されたTABコントロールそして新たに追加されたイメージのハンドリング、改良を加えたボタン等が含まれます。フォームコンテナコントロールは、ダイナミックなユーザーエクスペリエンスの開発を可能にし、'フォームの中にフォーム'を作成する事を可能にしました。GUIの見直しの他、Uniface9.6はUniface Webについても拡張を行いました。Webトランザクションのスコープをダイナミックに変更できる機能、Webページネーション、ヒットリスト処理、そしてWSDLとXML機能についても改善を行いました。Uniface9.6は、Uniface9の最後のリリースになり次にUniface10がリリースされます。2014年まではUniface9.6におけるマイナーな拡張を継続します。
※この「Uniface Versions (ユニフェイス バージョン)」の解説は、「Uniface」の解説の一部です。
「Uniface Versions (ユニフェイス バージョン)」を含む「Uniface」の記事については、「Uniface」の概要を参照ください。
- Uniface Versionsのページへのリンク