Uniface Products(ユニフェイス プロダクト)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/18 06:33 UTC 版)
「Uniface」の記事における「Uniface Products(ユニフェイス プロダクト)」の解説
Uniface基盤は開発環境と実行環境を提供し、大部分はUniface Application Platform Suite(APS)のパッケージで提供される。APSには以下の製品を含む。 Uniface Development Environment(ユニフェイス開発環境) — アプリケーション開発時にモデル化、実装、コンパイル、デバッグ、配布を行う統合した開発環境 Uniface Flow(ユニフェイスフロー) — ビジネスプロセスを開発、展開するための環境 Uniface View(ユニフェイスビュー) — Webドキュメント、データベースレポート、エンタープライズアプリケーションをユーザに整理されたデスクトップとして提供する環境(アプリケーション統合ポータルの開発・実行環境) Unifaceアプリケーション(開発環境、Uniface FlowとUniface Viewも含む)は、実行時に一般的なインフラ(システム環境)で稼動する。 Uniface Runtime Engine(ランタイムエンジン) — コンパイルされたアプリケーション コンポーネントとライブラリを特定のプラットホームで実行する。 Uniface Router(ルータ) — Unifaceアプリケーションのプロセス間通信を請け負うマルチスレッドのプロセス。Uniface Serverプロセスの開始、終了、ロードバランシングを行う。更にUnifaceプロセスの間のメッセージング処理も行う。 Uniface Server(サーバ) — Unifaceクライアントからサーバ資源にアクセスを行ったり、サーバ上のコンポーネントを実行することができるサーバ上のプロセス。アプリケーションサーバ、データサーバとファイルサーバの働きをする。 Uniface Repository(リポジトリ) — 開発時のプロパティ、プロセス、組織モデル、ポータル定義を保存する。 Web server(Webサーバ) — UnifaceはWebアプリケーションを開発、テストする環境のためにApache Tomcat Serverをバンドルする。しかし、WebサーバはTomcatにとらわれず、全ての製品を利用することが可能。 Servlets — Uniface Webアプリケーション(Webサービス)のためにWebServerとUniface Serverの間のコミュニケーションを行うJavaサーブレットを提供する。 Database connectors — Unifaceがさまざまなデータベースとコミュニケーションを取るドライバを提供する。 Integration tools — Unifaceとサードパーティ製アプリケーション(Java、CICS、IMS、LDAP、SMTP、POP、オペレーティングシステム命令、COM、その他)間のコミュニケーションを行うためのドライバ、コンポーネント及びAPIを提供する。 そのうえ、Uniface JTi(Java Thin Client Interface)は、Unifaceのクライアント/サーバアプリケーションをインターネットに接続している全てのコンピュータから実行させることができる。 Unifaceを記述するアプリケーションコードは手続き型言語であり、“PROCコード”と呼ばれる。Unifaceはカーネルとデフォルトコードによって、入出力ロジックの大部分を自動化する。ゆえにデフォルト機能の大部分はPROCコードを記述する必要はない。
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