SB艇とは? わかりやすく解説

第百一号型輸送艦

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/24 02:26 UTC 版)

第百一号型輸送艦(だいひゃくいちごうがたゆそうかん、第101号型輸送艦、旧字体:第百一號型輸送艦)は、日本海軍輸送艦の艦級(クラス)[2]。 砂浜に接岸して船首の渡し板から部隊を上陸させる、戦車揚陸艦の一種にあたるものである。




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SB艇(T)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 07:56 UTC 版)

第百一号型輸送艦」の記事における「SB艇(T)」の解説

機関第二号型海防艦と全く同一機関採用しタービン主機出力2,500馬力速力16ノット計画した後述ディーゼル主機装備第百一号型区別するため、タービン主機装備のSB艇の意味でSB艇(T)呼ばれる主缶(ボイラー)は号乙15改型ホ号艦本式缶(空気余熱器付)2基、蒸気圧力は20 kg/cm2、温度214 だった。当初重油専焼ボイラー搭載したが、1945年1月以降起工された艦は石炭専焼ボイラー搭載変更された。また第147号など数隻が石炭専焼改造された。これらの艦は煙突延長艦橋構造物より高い煙突になっている航続距離高速時での距離が要求された。後述ディーゼル搭載艦は3,000カイリ/13.4ノット(全力)と決定したが、タービン搭載艦16ノット(全力)時に同じ距離とすると燃料搭載量大きくなり同一船体に収まらなかった。急速建造観点から別船体とすることは出来ず往路全力16ノットで1,000カイリ復路14ノットで1,700カイリ合計2,700カイリ変則的な決定となった。これは本型が半消耗品として考えられていた状況を示すものと思われる

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SB艇(D)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 07:56 UTC 版)

第百一号型輸送艦」の記事における「SB艇(D)」の解説

主機を、タービン機関からディーゼル機関変更した同型である。二等輸送艦初期生産分6隻について、本来のタービン機関生産が間に合わなかったため、第一号型駆潜特務艇用などに生産されディーゼル機関装備した400馬力と低出力機関であったため主機を3基装備しスクリュー3基の3軸推進となったディーゼル主機装備のSB艇の意味で、SB艇(D)称した機関変更した同型という意味では、海防艦丙型(ディーゼル主機)と丁型(タービン主機)の関係と類似している。 基本設計タービン装備艦と同じであるが、機関出力低下により速力が2.6ノット低下しているほか、両舷にスクリューがあるために離岸時操艦が困難であったといわれる。ただ燃費大きく向上している。

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