RD-Style
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RD-Style(RDスタイル)とは、東芝(現:ハイセンスグループ・TVS REGZA)が販売していたHDD&DVDレコーダー(RDシリーズ)に「テレビ番組をHDDにどんどん録画し、とっておきたい番組のみ編集してDVDに保存する」という東芝が提唱する利用形態に付けられたブランド名称である。
- ^ RDを販売商品として扱ったジャパネットたかたのCFでは、商品名を「RD-Style」と呼称していた。
- ^ DVD-Videoモードの再生では規格上の制限によりステレオ音声のL/R選択切り替え不可。VRモード再生でも他社製機種によっては不可能なものもある。
- ^ 録画時のみの機能なので視聴時に音声切り替えを行ってもL/R切り替えとしか動作しないが、視聴時は切り替え可能であれば不都合は生じない。
- ^ アナログ音声接続の規格仕様により他社のAV機器全てに共通。
- ^ DVDに録画したものを他の再生機を利用して外部入力録画することで、二重音声化はできる。
- ^ 但し二重音声放送の録画ではリニアPCM音声の指定はできず、必ずステレオ音声で録画される。
- ^ DVD-Videoフォーマットでは、同一音声ストリームの左右チャンネルを切り替えて再生できる仕様ではない。音声切り替えが可能なDVD-Videoはマルチ音声で作成されており、別の音声ストリームに記録されている。
- ^ 2007年現在、他メーカーも含めてもマルチ音声対応のDVD-Videoディスクの作成に対応する機種は存在しない。技術や規格上では実現することは可能であるが、異なる方式間のコンバート処理の煩雑さを回避することを優先して市販の家庭用レコーダーでは実現されていない。なお、PCで作成可能な機能を持つDVD作成用ソフトウェアは特に珍しくはない。
- ^ ステレオ音声による二ヶ国語放送や5.1chサラウンドステレオ放送が行われる場合(通常音声との組み合わせ)などがマルチ音声信号の放送になる。二重音声放送(主音声+副音声:モノラルの二ヶ国語放送や解説放送)そのものはそれ単独ではマルチ信号放送には当たらない。
- ^ TSモード録画では全ての音声が自動的に録画されるが、DVD-VRモード録画の場合はマルチ音声の中の一つしか記録できない。これはMPEG2-TSによる放送信号とDVD-VRフォーマット(MPEG2-PSを使用)の規格の違いによるもので、他メーカーでも可能な機種は存在しない(技術的には可能だが変換処理が複雑になることを避けている)。
RDシリーズ
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「ヤマハ・ロードレーサー」の記事における「RDシリーズ」の解説
RD48 RD48は、1961年型250ccクラス用ワークスマシンのロードレーサーである。 RD48の仕様(2スト2気筒、250cc、6段) RD48の仕様 エンジン - 2ストローク ロータリーディスクバルブ2気筒 ギヤボックス - 6段 RD56 RD56は、1963年から1965年のロードレース世界選手権250ccクラス用に製造されたワークスマシンのロードレーサーである。ヤマハは1962年にはロードレース世界選手権(WGP)のワークス活動を停止していたがマシン開発は継続していた。そして1963年にWGPに復帰し、RD56はベルギーGP(スパ・フランコルシャン)で優勝する。1964年と1965年はフィル・リードがRD56を駆り、世界チャンピオンマシンとなる。1966年シーズンにも後継機RD05(空冷/水冷V型4気筒)の仕上がりが思わしくないときにRD56(空冷直列2気筒)が出走した。 1963年型RD56の仕様(空冷2スト直2、250cc、40ps、7段) 1963年型RD56の仕様 エンジン - 空冷2ストローク ロータリーディスクバルブ直列2気筒出力 - 40ps 潤滑 - 強制潤滑(ヤマハ・オートルーブ) ギアボックス - 7段 1964年型RD56の仕様(空冷2スト直2、250cc) 1964年型RD56の仕様 エンジン - 空冷2ストローク ロータリーディスクバルブ直列2気筒 フレーム - ノートン・フェザーベッド型 1965年型RD56の仕様(空冷2スト直2、250cc、56ps) 1965年型RD56の仕様 エンジン - 空冷2ストローク ロータリーディスクバルブ直列2気筒出力 - 56ps 潤滑 - クランクシャフトとディスクバルブへのオイルポンプによる強制潤滑 ギアボックス - ドライサンプ式 キャブレター - フロート別体型 RD05 RD05は、2ストロークV型4気筒エンジンを搭載した250ccクラス用ワークスマシンのロードレーサーである。1965年型には空冷と水冷の2種類ある。最初に空冷エンジンを搭載したRD05が1965年イタリアGP(モンツァ)でデビューするが、当日のモンツァの天候が豪雨だったために前側の2気筒の点火プラグには水が入り、また気温が低かったためにオーバークールとなり、リタイアする。水冷エンジンエンジン搭載のRD05は1965年日本GP(鈴鹿)でデビューするが、操縦性は良くなかった。初めてRD05を見たフィル・リードはその大きさに驚く。250ccクラスのマシンにもかかわらず車重が135kgもあったのだ。RD05のV型4気筒エンジンは出力70psを目標に開発されたが、2008年型市販ロードレーサー ヤマハTZ250(水冷V型2気筒)の出力は93psで、車重は102kgである(「ヤマハ・TZ#TZ250の仕様(V型2気筒)」を参照)。 1965年型RD05の仕様(空冷2ストV4、250cc) RD05の仕様 エンジン - 空冷2ストロークV型4気筒Vバンク角 - 90度 1965年型RD05の仕様(水冷2ストV4、250cc) RD05の仕様 エンジン - 水冷2ストロークV型4気筒Vバンク角 - 90度 RD05A RD05Aは、2ストロークV型4気筒エンジンを搭載した250ccクラス用ワークスマシンのロードレーサーである。1966年型RD05AのVバンク角は70度になり、低重心化を図る。 1966年型RD05Aの仕様(水冷2ストV4、250cc) 1966年型RD05Aの仕様 エンジン - 水冷2ストロークV型4気筒Vバンク角 - 70度 1968年型RD05Aの仕様(水冷2ストV4、250cc、75ps) 1968年型RD05Aの仕様 エンジン - 水冷2ストロークV型4気筒出力 - 75ps(レース仕様)/ 85ps以上(ベンチテスト)
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