BLOW_UP!とは? わかりやすく解説

blow up

別表記:ブローアップ

「blow up」の意味

「blow up」とは、主に3つの味がある1つ目は、爆発させる破裂させるという意味で、物体急激に破壊される様子を表す。2つ目は、風船などを膨らませる空気入れるという意味である。3つ目は、怒り感情爆発する激怒するという意味で、人の感情高ぶりを示す。

「blow up」の発音・読み方

「blow up」の発音は、/bləʊ ʌp/であり、IPAカタカナ読みでは「ブロウ アップ」となる。日本人発音するカタカナ英語では「ブローアップ」と読むことが一般的である。この単語発音によって意味や品詞が変わるものではない。

「blow up」の定義を英語で解説

Blow up can be defined as follows: 1. To cause something to explode or burst violently and noisily. 2. To fill something with air or gas so that it becomes larger. 3. To suddenly become very angry.

「blow up」の類語

「blow up」の類語には、1つの意味では「explode」や「burst」、2つの意味では「inflate」や「pump up」、3つの意味では「lose one's temper」や「fly into a rage」がある。これらの類語は、それぞれ異な文脈で「blow up」と同様の意味を持つ。

「blow up」に関連する用語・表現

「blow up」に関連する用語表現には、「blowout」や「blowup」がある。「blowout」は、タイヤが突然破裂することや、競技などで圧倒的な勝利を収めることを意味する一方、「blowup」は、写真画像拡大することや、感情爆発意味する

「blow up」の例文

1. The bomb blew up the building.(爆弾建物爆破した。)
2. She blew up the balloons for the party.(彼女はパーティーのために風船膨らませた。)
3. He blew up at me for being late.(彼は私が遅れたことで怒り狂った。)
4. The gas leak caused the house to blow up.ガス漏れ原因で家が爆発した。)
5. I need to blow up this air mattress for our guests.(ゲスト用にこのエアマットレスを膨らませる必要がある。)
6. She blew up when she found out about the surprise party.(サプライズパーティーのことを知ったとき、彼女は怒り狂った。)
7. The fireworks blew up in the sky.(花火が空で爆発した。)
8. He blew up the raft before going into the water.(彼はに入る前にいかだを膨らませた。)
9. The manager blew up at the employee for his mistake.(マネージャー従業員ミスに対して激怒した。)
10. The experiment blew up in their faces.(実験は彼らの顔の前で爆発した。)

BLOW UP!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/15 18:34 UTC 版)

BLOW UP!
ジャンル 音楽漫画
青年漫画
漫画
作者 細野不二彦
出版社 小学館
掲載誌 ビッグコミックスペリオール
レーベル ビッグコミックス
発表号 1988年21号 - 1989年19号
巻数 全2巻
話数 全23話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

BLOW UP!』(ブロウ・アップ)は、細野不二彦による日本漫画ジャズサックス奏者を主人公とする音楽漫画小学館ビッグコミックスペリオール1988年21号より1989年19号まで連載された[1]。全23話。

細野が青年漫画への転向期に描いた一作で、『あどりぶシネ倶楽部』『うにばーしてぃBOYS』と共に「青春三部作」[2]と総称もされる。

あらすじ

大学の名門ジャズ同好会でテナーサックスを吹いていた菊池オサム。彼はプロミュージシャンになろうと一念発起し、大学を中退してみたものの、すぐ音楽で食べていけるほど現実は甘くない。実家から仕送りを打ち切られ、食い繋ぐためアルバイトに明け暮れる日々。サックスを吹ける仕事といえば、キャバレーのハコバン、カラオケテープの録音、二世タレントや女性アイドルのバックバンドなど、本意ならざるものばかり。揺らぐ想いを紛らわせてくれるのは、行きつけのジャズバー「DEBBY」に集う常連たちや、貸しスタジオでセッションを楽しむ演奏仲間だった。

音楽を巡る人生模様には、チャンスを追い続ける者、挫折して別の道に進む者、創作の苦しみを味わう者、趣味として愛でる者など、様々なプレーヤーが登場する。一般人から世界的スターまで、それぞれの音楽に向き合う姿をオサムは知っていく。

やがて、巨匠クリフォード・デイビスに託された遺作「Sam's Blues」を契機に、オサムが演奏仲間と組んだバンドは丸の内のオフィス街で行ったストリートライブが評判となり、メジャーデビューへのきっかけをつかむ。オサムは混血(ハーフ)のサックス奏者由井大明と出逢い、互いをライバルと認めあうが、由井の突然の死によって、オサムにチャンスが回ってくる巡りあわせとなる。オサムは成功へのステージを前に確認する、自分は何のために音楽をやってきたのか? それは、生まれた場所から一歩でも遠くへ行くためであると。

登場人物

主人公とバンド仲間

菊池オサム(きくち オサム)
本作の主人公。担当楽器はテナーサックス関西地方出身で、東京で暮らしながらも常に関西弁で喋る。細身の割に大食漢。
高校時代は勉強もスポーツもそこそこでき、実家は建設会社で金回りも良いという「おいしい男」だったが、都内一流S大学で音楽にのめり込み、留年を重ねた挙句、実家から勘当され、大学を中退してプロを目指すことになる。著名な演奏家を輩出したS大ジャズ同好会「4ビートクラブ」でレギュラーコンボを張ったこともあるが、プレイは粗削りで、スランプにはまって自己嫌悪することもある。食うや食わずやの耐乏生活を送りながらも、音楽を生計の手段と割り切れるほど擦れてはいない。
巨匠クリフォード・デイビスから贈られた遺作「Sam's Blues」を演奏するため樫山・野坂・福田と「丸の内ジャズカルテットMJQ)」を結成。ストリートライブでの熱い演奏が評価され、有名ジャズクラブから出演のオファーをもらうようになる。最終話では亡くなった由井に代わり、夏のジャズフェスティバルの本命「ライブ・アンダー・ザ・ヘブン」に出演を果たす。
樫山(かしやま)
担当楽器はウッドベース。背が低く、作品後半では頭をさっぱり丸めてスキンヘッドになり、バンダナを巻いている。
普段は自動車整備工として働きながらプロを目指しているが、父親の体調次第では、故郷に帰らなければならない立場にいる。学歴への劣等感から当初は菊池を嫌っていたが、セッションで互いを認めてから行動を共にするようになる。「上手いだけのミュージシャンなら用無しさ」といったぶしつけな言葉で、菊池の甘さを切り捨てることもある。
野坂(のさか)
担当楽器はドラム。渋い味のあるドラマーとして知られ、「赤鼻のブレイキー」なる仇名も。
人のよさそうな小柄なおじさんに見えて、飲んだくれで、借金を踏み倒す常習犯。飲み代のツケがたまった時のみ、店で演奏するという気ままな人生を過ごしている。かつては本場ニューヨークで修行し、クリフォード・デイビスとヴィレッジの安アパートで同居していた。
福田陽一(ふくだ よういち)
担当楽器はピアノ。S大学4ビートクラブ時代のオサムの後輩。童顔で眼鏡をかけている。
3回生で唯一4ビートクラブのレギュラーを取るなど、一目置かれるピアニストだったが、卒業後は大手のキキン・ビールに就職し宣伝部で働いている。仕事は有能だが、多忙で心身とも疲れ気味。MJQへの参加を機に会社を辞めミュージシャンになろうとしたが、職場の彼女に反対されて断念する。
島田(しまだ)
担当楽器はピアノ。音大出身で4ビートクラブに出稽古に来ていた縁で、オサムを貸しスタジオのセッションに誘う。
石橋(いしばし)
担当楽器はドラム。島田が集めたセッションメンバーで、オサムと樫山と3人組でよく行動している。オサムがアイドルのバックバンドになることを「プロダクションの奴隷」と反対した。

「DEBBY」に集う人々

マスター
ジャズバー「DEBBY」の経営者。S大4ビートクラブのOB(ドラマー)で、一流企業に就職したが脱サラして店を開いた。店の名前は、学生時代から太っていたため「デビィ石井」と呼ばれていたことにちなむ。後輩のオサムを応援し、アルバイト先を紹介したり、店を営業時間外に練習場所として貸したりしている。妻とは半年間別居の末、離婚が成立した。
松田郁美(まつだ いくみ)
「DEBBY」でアルバイトをしている大学生。とらえどころのない奔放な性格で、男性客たちをもてなす店の看板娘。秘かに中年男性と不倫関係にある。オサムとは口喧嘩仲間だったが、酔った勢いで一夜を共にし、妊娠騒動を起こす。
井上(いのうえ)
「DEBBY」の常連客。風采の上がらない窓際族の課長だが、宝くじで当たった10万円でサックスを衝動買いし、ド素人ながらオサムに吹き方を教わる。真面目に練習した成果を、息子の裕太ら小学生の前で披露する。
山根(やまね)
ギムレットをキャッシュ・オン・デリバリーで注文する、ハードボイルド好きな私立探偵。オサムのバイト先のスーパーマーケットの店長の浮気調査のため張り込む。

ミュージシャン

ボブ・ジョーンズ (Bob Jones)
福田が担当したサマージャズフェスティバルの海外ゲスト。1950年代のニューヨークで鳴らした名ドラマーだが、若い演奏家たちと息が合わずステージを放り出し、バーで飲んでいた時、オサムと福田の即興演奏に触発される。
秋山(あきやま)
ベテランのピアニスト。スタジオミュージシャンとして多芸多才、温厚かつ世話好きとあって業界内で信頼が厚いが、器用貧乏がたたってレコードデビューできずにいる。リーダーアルバムを出す計画にオサムを誘うが、実現せず終わる。
船戸洋一(ふなと よういち)
売り出し中のトランペッター。下積み時代に秋山に世話をしてもらったが、その恩人と縁を切って先にデビューした。秋山に誘われたオサムに「センスを摘まれないよう気を付けろ」と忠告する。
野田隆介(のだ りゅうすけ)
大物ジャズピアニスト野田拓也の息子。ロックボーカルからジャズトランペッターに転向してメジャーデビューするため、バックバンドのオーディションを行い、オサムが合格する。レコーディング中に酒気帯び運転で事故を起こし、同乗者の女性に重傷を負わせる。
クリフォード・デイビス (Clifford Davis)
オサムが「サックスの神様」と憧れる世界的な演奏家。野坂は赤貧時代を共にした旧友で、来日公演の際、野坂に連れられオサムのアパートに泊まり込む。帰国後、オサムに宛てた“Sam's Blues”を書くが、肝硬変により57歳で死去。
岡江まり(おかえ まり)
アマチュアロックバンドのボーカル。オサムが中退したS大学の在校生。レコード会社からスカウトされ、バンドリーダーである恋人の反対を押し切ってソロデビューを決心する。
相川ちさと(あいかわ ちさと)
オサムがバックバンドを勤める人気女性アイドル。公称17歳で、実年齢は18歳。かなりの酒豪で、ライブツアーの宿泊先で酔ってバンドメンバーやマネージャーに絡んだこともある。
安藤リエ(あんどう リエ)
ニューヨーク帰りの美人サックス奏者。26歳。亡くなったクリフォード・デイビスの弟子にして、最後の恋人。クリフォードが自分の曲を遺してくれなかったことを恨み、“Sam's Blues”を“Rie's Blues”の名で発表しようとするが、オサムのプレイにクリフォードの熱い息吹を感じて涙する。
由井大明(ゆい ひろあき)
米軍基地の町から現れた混血(ハーフ)のテナーサックス奏者。21歳。アメリカ人の父親が残したレコードを聴いて育ち、ジャズは故郷と自分を結ぶ「絆」と信じて、いつか彼の地で演奏することを目指している。オサムをライバルと認めながら、自分のサックスの方が上だと断言する。「ライブ・アンダー・ザ・ヘブン」への出演が決まるが、交際相手との別れ話がもつれ、ライブハウスで拳銃で射殺される。

音楽関係者

鴨下俊(かもした しゅん)
ベテランの音楽評論家。ニヒルな口調で、ボブ・ジョーンズのことを「時流に取り残されたロートル」、野田隆介のことを「ジュニア全盛の最近ありがちな勘違い」などと批評する。オサムらのストリートライブを聴いてから、音楽業界へプッシュするようになる。
宮沢(みやざわ)
相川ちさとを担当する芸能マネージャー。名の売れたトランペッターだったが、大会場で海外一流ミュージシャンとセッションしたときに緊張して失敗し、半年後ジャズから足を洗ったという過去がある。
小田(おだ)
相川ちさとのライブツアーの楽器担当スタッフ。ケチでつまらない男と思われていたが、本来は実力あるギタリスト。周りに内緒でコツコツ資金を貯め、本場の音楽を学ぶためニューヨークへ旅立つ。

その他の人物

浅田京子(あさだ きょうこ)
円井デパートのクレジットカウンターに勤める店員。オサムは高校時代の元彼氏で、「何でも小器用にできてしまうのがつまらない」とふった相手だった。東京で2年ぶりに再会してよりを戻しかけるが、やりがいのある仕事を見つけるため故郷へ帰る。
コバヤシ
首都大[3]プロデュース研究会の学生。一流ホテルで会費3万円の新年パーティーを企画し、BGMの演奏をオサムらに依頼する。パーティー会場で乱闘騒ぎを起こした末、オサムにK.Oされる。
砂田(すなだ)
暴力団「大河内組」の代貸(No.2)。こわもての大男だが、幼い頃に姉からもらったハーモニカをお守り代わりに持ち、気慰めに『月の沙漠』を吹いている。抗争相手のチンピラに拳銃で撃たれたが、胸にしまっていたハーモニカのおかげで命が助かる。
オサムの兄
オサムの実家の建設会社の次期社長。いずれは会社を辞めて、友人らとコンピューターソフトの会社を立ち上げるつもりだったが、父親が倒れたり、弟がミュージシャンになると言い出したため、家業を継ぐことになった。

各話タイトル

タイトルにはジャズのスタンダード・ナンバージャズ・スタンダード)の題名を引用している。

単行本

単行本
ワイド版
文庫版

脚注

  1. ^ 小学館文庫版『BLOW UP!』539頁。
  2. ^ 細野不二彦を解剖する漫画家本シリーズ新作、ギャラリーフェイクなど3冊と同発”. コミックナタリー (2018年9月28日). 2020年5月17日閲覧。
  3. ^ 作中の架空の大学名であり、連載当時はまだ首都大学東京は開校していない。
  4. ^ Blow UP! 1”. e-hon. 2020年2月5日閲覧。
  5. ^ Blow Up! 2”. e-hon. 2020年2月5日閲覧。
  6. ^ ワイド版 BLOW UP!”. e-hon. 2020年2月5日閲覧。
  7. ^ Blow up!”. e-hon. 2020年2月5日閲覧。

外部リンク


BLOW-UP

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/16 22:01 UTC 版)

BLOW-UP
松田樹利亜スタジオ・アルバム
リリース 2008年9月24日
ジャンル ポップス
レーベル ウェーブマスター
プロデュース 鈴木慎一郎
松田樹利亜 年表
xxx in VOUGE(イン・ボーグ)
2007年
BLOW-UP
2008年
Fifteen Carat
2008年
テンプレートを表示

BLOW-UP』(ブロウ・アップ)は、松田樹利亜アルバム

概要

15周年記念アルバムの第1弾。

批評

CDジャーナルは、「パワフルかつ色っぽいボーカルが絡んだ楽曲はどれも存在感抜群で、歌詞の世界観も興味深い」と評した[1]

収録曲

  1. BLOW-UP
  2. 霞月
  3. Will Try
  4. 鮮華億
  5. Innocent
  6. Crying in the rainy
  7. Awful
  8. アダムとイヴの輪廻
  9. Earth
  10. I will be with you

全曲 作詞:松田樹利亜、作曲・編曲:鈴木慎一郎

脚注

  1. ^ 松田樹利亜/BLOW-UP CDジャーナル

ブロー・アップ

(BLOW_UP! から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/26 03:50 UTC 版)

ブロー・アップ(blow up)は、英語で「爆発(爆破)する」「激怒する」「ふくらむ(ふくらませる)」「(写真を)引き伸ばす」などの意味がある。

このうち最後の意味から派生して、テレビドラマやアニメ用のフィルムを映画館上映用に画面をトリミングする意味もある。また、ジャズの演奏の意味もある。blow と up を分かち書きすると動詞形であるが、ハイフンで結んだりつなげて書くと名詞形となる。

題名

楽曲、アルバム

漫画

映画

その他


欲望 (1967年の映画)

(BLOW_UP! から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/20 03:05 UTC 版)

欲望
Blowup
監督 ミケランジェロ・アントニオーニ
脚本 ミケランジェロ・アントニオーニ
トニーノ・グエッラ
エドワード・ボンド
製作 カルロ・ポンティ
製作総指揮 ピエール・ルーヴ
音楽 ハービー・ハンコック
撮影 カルロ・ディ・パルマ
編集 フランク・クラーク
配給 MGM
公開 1967年1月
1966年12月18日
1967年6月3日
1967年8月29日
上映時間 111分
製作国 イギリス
イタリア
アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $1,800,000
テンプレートを表示

欲望』(よくぼう、Blowup)は、1967年イギリスイタリアアメリカ合作映画。

アルゼンチンの作家フリオ・コルタサルの小説『悪魔の涎』を下敷きに、ミケランジェロ・アントニオーニが脚本を書いた。アントニオーニ初の英語作品であり、カラー撮影としては第2弾にあたる。

概要

ヴァネッサ・レッドグレイヴデヴィッド・ヘミングス

1960年代中盤のロンドンを舞台に、人気カメラマンの主人公が撮った、ある写真にまつわる奇妙な出来事を描く。「スウィンギング・ロンドン」と言われた、当時のイギリスの若者のムーブメントを織り交ぜつつ、サスペンスかつ不条理な独特の世界観となっている。1967年のカンヌ国際映画祭にてパルム・ドールを受賞。

音楽はハービー・ハンコック。監督のアントニオーニは当初、BGM無しで映画を作ろうとしたが、ロケ地のロンドンで聴いたハンコックのジャズを気に入り採用したという。この映画でハンコックは、ジャズ以外にもポップ・ミュージック指向の強い楽曲も披露している。

ゲストとして、ヤードバーズライブハウスのシーンで出演した。ギタリストジェフ・ベックジミー・ペイジが、ツイン・リードとして同バンドに参加していた時代の貴重な映像としても知られる。本来この映画では「Train Kept A Rollin'」を演奏するはずであったが、同曲の権利を保有する音楽出版社が多額の利用料を請求して来たため、やむを得ず替え歌として「Stroll On」という曲を演奏した。なお、当初はザ・フーに出演が依頼されたが、監督のギターを壊して欲しいという要望に、当時このパフォーマンスばかりが一人歩きしていることにうんざりしていたリーダーでギタリストのピート・タウンゼントが断ったという。完成した映画では、監督の要望通りベックがギターを壊す演技をしている。

もっともベックはタウンゼントとは異なり、通常、ステージでギターを壊すようなことはしなかった。だがこの映画の出演を機に、一時期ヤードバーズのライブでギターや機材壊しを盛んに行っていたという。[要出典]

キャスト

ストーリー

1960年代のロンドン。若き人気ファッション・カメラマンのトーマスは、ある日公園の原っぱで戯れる中年の紳士風の男と若い女のカップルを見かけ、彼らの行動を盗撮した。女はトーマスが自分達の写真を撮っていたのに気づき、ネガフィルムを渡すように懇願してきたが、いつのまにか一緒にいた男が消えたのを見るや否や、駆け出し去っていった。

トーマスはとりあえずその場を逃れたものの、女はトーマスのスタジオに突然現れ、再びフィルムを要求する。トーマスは女との駆け引きを楽しんだ後フィルムを渡すが、それは本物とすり替えた偽物であった。

トーマスは改めてそのフィルムをプリントする事にした。すると、のどかな風景として撮影したはずの写真に、何か違和感のある点が見つかる。その部分を引き伸ばし(Blow Up)してみると、そこには不自然な方向に視線を送る女、草陰から銃口を向けている人物、そして撃たれて倒れたらしき人物の姿が写し出されていた。トーマスは写真の真相を知るため、再び公園に向かう。

関連項目

ともに、セリフが英語のアントニオーニ映画

外部リンク


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