500年前の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 03:00 UTC 版)
「ブラッククローバー」の記事における「500年前の人物」の解説
ルミエル・シルヴァミリオン・クロ-バー 声 - 光秀 500年前に実在したクローバー王国の王子。魔法属性は「光」で、四つ葉の魔導書を所持。 魔法や魔道具の研究・開発を行っていた。エルフ族と人間が共に歩む未来を理想とし、同じ理想を抱いていたリヒトとは親友と呼べる間柄だった。しかし、リヒトとテティアの結婚式の当日、ザグレドの謀略により捕まってしまい、エルフ族への襲撃を止めることが出来なかった。 その後、魔神と化したリヒトを倒し初代魔法帝として語り継がれる一方、自身はセクレの封緘魔法により、石像の中で命をつなぐことになる。 当時では最強の魔力を持つ魔導士で、この時代の人間ながらも既に「マナゾーン」が使用可能など非常に強力。この力とリヒトの剣魔法、アスタ、ユノ、パトリとタッグを組んで言霊魔法の悪魔を撃退した後、現代と今後のクローバー王国の安泰を垣間見てこの世から消えていった。 彼が生前に作っていた魔導具の一つ「燕紋(スワローテイル)」は、後にパトリに殺害されたユリウスが時間魔法と併せて使って復活することに貢献している。 魔法一覧 光魔法 アヴィオールの灯(ひ) アニメオリジナル魔法。光攻撃を放出する。アヴィオールの灯 榮光(グロリア) マナゾーンを適用し、広範囲を光攻撃で包み込む。 名称不明の技 パトリと同じ光の大剣。伝承で魔神の体を貫く際に巨大サイズのものを投げている。 名称不明の技 パトリの「裁きの光鞭」と似た鞭。伝承で魔神の体を拘束している。 名称不明の技 先端が三つ葉のクローバーの形となっている光の弓。弓の上に乗って光速で直線移動することが可能。 連携技 宿魔の剣 護光(ごこう) 悪魔に対抗可能な魔力を、リヒトの宿魔の剣を通してセフィラの徒のエルフ達に分け与える。 テティア 声 - 宝木久美 ルミエルの妹。エルフたちからは「王女」と呼ばれる。魔法属性は「風」。リヒトの子を身ごもったが結婚式の日に人間によるエルフ族への襲撃に巻き込まれ、瀕死の重傷を負うも、セクレの魔法で命を取り留めていた。身籠っていた子供は双子であり、そのうちの一人はユノに転生した赤子エルフであったが、もう一人は生き延びておりエリュシアで子孫を作って暮らしていた。 セクレ・スワロテイル 声 - 佐倉綾音 魔道階域 - 冥域 / 第六域(ハート王国入国時) ルミエルに仕えていた少女。魔法属性は「封緘(ふうかん)」。温泉が好き。 ルミエルの魔道具の研究を手伝う中で彼の人柄を知り、全幅の信頼を寄せていた。ルミエルと魔神化したリヒトの戦いの後、五つ葉となったリヒトの魔導書を奪わせないため、禁術の反動を省みず魔石で底上げた封印魔法でザグレドを封印、さらに傷ついたルミエルを石像の中に封印することでその命をつなぎ、自身は魔石を使用した反動でアンチドリの姿になった。 その後はリヒトの魔導書を見守っていたが、アスタがその魔導書を手に入れたことでアスタのローブに隠れ、そのままアスタに付いてきた。最初は魔石を集めるためにアスタを利用し、魔法帝になる夢も内心無理だと思っていたが、アスタと過ごしていくうちにアスタを信じ、賭けるようになった。 転生したエルフたちにより影の王宮が出現した後、ザグレドが受肉を果たしたのと時を同じくしてフィンラルをたたき起こし、片言で指示しながらルミエルの封印を解き、それにより自身も黒い角が生えた状態で元の姿に戻った。 ルミエルと共に影の王宮に侵入し、ザグレドと相対、禁術の影響で縛りつけられたリヒトの魂を解放した。騒動後は禁術に手を出したとしてアスタと共に魔法議会で裁かれそうになるも、乗り込んできたヤミによって黒の暴牛に迎え入れられた。 団員として悪魔と呪いの調査を命じられ、アスタらと共にハート王国へ入国し、ロロペチカとウンディーネに誘拐されたアスタと共闘。その後は打倒悪魔のため、ハート王国で半年間の修行を積む。 ハート王国へヴァニカらが襲来した際にはロロペチカ、ノエルと共ヴァニカ及びメギキュラと交戦。封緘魔法でヴァニカの魔力を封じめるなどサポートに徹するがメギキュラの魔力には通用せず、結果的にロロペチカが誘拐される事態となる。漆黒の使徒が呪いの爆弾により爆発させられる中で辛うじて生き延び、パトリらによりエリュシアへ運ばれ、そこで生活していたリヒトとテティアの子孫と会い、テティアが生きて命を繋いでいたことを知り、彼らの究極魔法で強くなることを決意。スペード王国での戦いでは自身の魔法で仲間を回復させつつ合流しヤミを助け出す事に成功。ルチフェロが不完全ながらも顕現した際にはゾロとの連携でルチフェロの攻撃を防ぎ、アスタの傷を癒した。 魔法一覧 封緘魔法 逆解(さかとき) 物を開ける能力。当初はドア程度のものしか対応できなかったが、禁術魔法の封印など高度な魔法に対しても対応できるようになった。 囹永(ひとやながえ) 物を閉じる能力。魔石を利用すると悪魔さえも封印ができるが、これは禁術であり代償として轍(ヴェーグ)と呼ばれる角が生える、鳥の姿になるなどの症状が現れる。 魔言術式(マナメソッド)を併用することで封印能力を強化することが可能。 封緘回復魔法 憂瞑(うれいつむり) 傷を閉じ、ダメージを封印する。切断された腕を接続するなども可能。 ネロ 声 - 咲々木瞳→佐倉綾音 セクレが魔石を使用した反動でアンチドリになった姿。魔法騎士団入団試験会場より、アスタのローブに隠れアスタに付いてきた。名付け親はラック。アスタには「トリタロウ」、ノエルには「シルヴァンタスシュナウザー」と命名されるが、無反応に拒否していた。 魔力の低い者に集まる習性を持つ普通のアンチドリとは、模様や尾羽の形などは所々異なる。 目付きが悪くよくアスタをくちばしで突ついている。ノエルからは小憎たらしい目付きがカワイイと思われた。 ソッシ村の村長宅や海底神殿から魔石を運びアスタに渡したり、魔宮ではアスタを宿魔の剣がある場所まで案内するなど、500年前に関する遺物をアスタ達に見つけさせ回収させていった。 アスタの頭の上にいる理由は、居心地の良いからとのこと。
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