500年前のオーグリード大陸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 09:58 UTC 版)
「ドラゴンクエストXの登場キャラクター」の記事における「500年前のオーグリード大陸」の解説
シオドーア 500年前のグレン城を統治していた人間の男。人間には快くグレンを開放している一方で他種族を拒んでいる。実際は自分達が生き残るべくオーガから城を強奪したものであり、この行為が破邪舟師として覚醒しようとするエルジュを妨げる原因となっている。また、ベルンハルトが四術師として他種族と力を合わせてレイダメテス迎撃に向かうことも快く思っていなかった。本人もそうしなければレイダメテスの脅威から生き残る術はなかったと主張するが、最終的に自分が蔑み続けたエルジュから頭を下げられたことに驚き、オーガに城を返還し改心した。その後は、エグゼリア王国を建国している。 エルジュ 破邪舟師ベルンハルトの息子。父親の死後、彼を犬死にと嘲笑う周囲の人間達に怒りを覚え、自らも破邪舟師として覚醒すべくオーグリード大陸を駆け巡る。当初は自分でも認める高慢な性格であったが、主人公と触れ合ううちに自らの弱さを認め、使命に目覚め、ガミルゴから破邪舟師の力を継承するため、つばぜり合いを続けたシオドーアに頭を下げて改心させる。神殿レイダメテス崩壊時に完璧な破邪舟で主人公を救い、未来から来た人間であることを認めた。そして未来に破邪舟の力を継承する約束を交わし、子孫のフルッカへと術が受け継がれることとなった。後に主人公の頼みでサルファバルを倒すため、他の四術師を集めて主人公をサルファバルの封じられた空間に転送した。 ベルンハルト エルジュの父親。破邪舟師の力でレイダメテスを破壊することを誓い、シオドーアを除く国民から強い期待が寄せられていたが、神殿内で守護者ラズバーンに返り討ちに遭い国民の笑い者になってしまう。劇中では回想のみの登場。 ヤクル グレン城の北東に避難し集落を形成しているエルフのリーダー的存在で、ツスクルの先代の巫女にしてヒメアの母。ベルンハルトと共に戦おうとした四術師の一人。レイダメテス崩壊後ツスクルに帰還するが間もなく病に倒れ、ヒメアに不老の秘術を施し亡くなったとされる。 フォステイル 声 - 斎賀みつき かつてプクランド大陸を救ったと語り継がれる英雄のプクリポ。リュートと長髪が特徴で、幾つもの伝承が残り永遠の旅人と称される。過去世界で四術師の一人として本物が登場し、破邪舟の力継承の条件として氷鳥のはねを持ってくるよう依頼した。エルジュが帰還した時には真っ先に破邪舟の力を解放し、破邪舟を空中に停止させた。 氷鳥のはねに魔力を宿すには長い年月がかかるため、銀の丘にある扉を通じて現代を訪れ、はねを回収した(オルフェア外伝クエストにおける一連の出来事につながっている)。 現代から500年前は大陸一の呪文の使い手で天才魔術師と呼ばれており、パルカラス王国に仕えていた。魔力を得た氷鳥のはねによってパルカラス王国にまん延した疫病から人々を救い、自らクーデターを起こし、国民を顧みなかったパルカラス王と兵を追放。国民の支持を得てパルカラス王の娘・メギストリス姫を娶って初代メギストリス王国を建国し、城に残った兵士の家族とメギストリス姫に惜しみない優しさを注いだ。その後、亡霊となったパルカラス王と兵士の進軍を阻止するため、キラキラ大風車塔で自らの命を犠牲とした儀式を行い、パルカラス亡霊王の軍を封じた。 Ver.6のメインストーリーでは、天使によって英雄として復活した。しかし、主人公や他の復活した英雄たちと同じく四天の星巡りの試練を突破したが、悪い予知を感じたため神化の儀に参加せず人知れず様子を窺っていた。その後ミトラーの依頼で英雄たちを悪神にさせた犯人を探り、ヘルヴェルが犯人であることを突き止める。 ガミルゴ ランドンフットに位置する荒野の集落を統治するオーガの男性。四術師の一人で魔法使いらしき姿をしている。シオドーア率いる人間達にグレン城を追われたことに恨みを持ち、グレン城を取り戻そうと攻め込むことを決意していたが、破邪舟師としての術を継承しようとしたエルジュを試すべく、城を取り戻せたら術を継承すると持ちかけた。レイダメテス崩壊後はグレン国王となるが、魔瘴の大量噴出の際自らの体を巨大化させ噴出口を塞ぐも大量の魔瘴を浴びたことで命を落としたとされ、現在はその場所は「ガミルゴの盾島」と呼ばれている。ガートランドの「ラダ・ガートの儀式」では神として崇められており、「ガミルゴの護符」というアイテムが登場する。 守護者ラズバーン 神殿レイダメテスの溶岩内に潜む大柄な魔人。神殿を用いて各地の侵略を繰り返し、死者の魂を集めることで冥王を誕生させんとした。最後は倒壊した神殿レイダメテスの下敷きになり、神殿ごと爆発した。 魔獣サルファバル バージョン3.3の過去世界でのボスモンスター。この世界の四術師に封印されていた。 ブリック バージョン3.5以降のクエストで登場。バグレア教会の孤児だったオーガの少年。ガミルゴを尊敬している。ガズバランの神像を誤って壊してしまった罪悪感から、死後も亡者として留まっていた。さらに魔瘴を浴びたことから魔物・子鬼ブリックと化してしまった。 ガルミィ オフライン版のみの登場。ガミルゴの娘で、人間を憎んでいる。
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