セフィラの徒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 03:00 UTC 版)
天の啓示を受け取れる、以下の10人のエルフ達。一定人数が集結すれば影の王宮への入り口を開くことができる。 リヒト 声 - 櫻井孝宏 エルフ族の長。魔法属性は「剣」。 四つ葉の魔導書を持つ「剣魔法」の使い手。アスタが持つ反魔法の剣と魔導書の元の持ち主で、反魔法に変質した魔法剣を本来の力で使うことができる。 自然の魔が暴走して出来た竜巻に困っていたテティアを助けたことがきっかけとなり、テティアとテティアの兄であるルミエルと懇意となり、自身の子を身ごもったテティアと結婚するも、結婚式の日にザグレドに唆された人間の王族の襲撃により他のエルフ達とテティアが死亡、それにより深い絶望に飲まれたことで自身の所持する四つ葉の魔導書が悪魔を受容出来る五つ葉の魔導書に変質してしまい、恐ろしい程の負の魔に満たされ自由がきかないこともあってそのまま体を乗っ取られそうになったが、直前にルミエルが駆け付けたことで心を持ち直し、体と魔法を明け渡さないように自分を殺してほしいと頼むとルミエルの制止も振り切って最上級禁術魔法で肉体を魔神に変化、彼の思いを汲んだルミエルと激しい戦いの末討たれた。 パトリが魔石の力で禁術の転生魔法を発動したことで、サリーが作った複製体の肉体にその魂を宿すも意識が未だにしっかりしてない状態だが、転生したエルフ2人を倒したアスタとユノと交戦、アスタから宿魔の剣を奪い、宿魔の剣の本来の力を遺憾なく発揮して追い詰めるが、決して諦めないアスタとユノの攻撃を受けて、滅魔の剣がアスタに渡ってしまい、その後2人とミモザを魔法で追い出すとライアと共に行動、ザグレドが出現した際には覚醒が完全に済んでいない状態で剣魔法も次第におされてゆくが、境地に立たされた際にシャルラとヤミに救われ、そしてその後現れたルミエルとセクレにより転生の封印が完全に解除されて覚醒復活、アスタたちと共にザグレドと交戦、撃退後は転生解除に伴い、宿魔の剣をアスタに返還、今は五つ葉となったかつての自分の魔導書についても今ではアスタのものであり、共に未来を歩ませてやってほしいと願い、アスタ達に礼を言いながら他のエルフと共に天に還った。尚、複製体の肉体から彼の魂が抜けたが、ラデスの死霊魔法により消滅し行くパトリの魂が入れられ、リヒトが宿っていた肉体でパトリが現世を生きていくこととなった。 ちなみに、作中でリヒトが使用した魔法剣は宿魔の剣と滅魔の剣のみで、断魔の剣のみ使用した描写が無い。 魔法一覧 剣魔法 開闢(かいびゃく)の一閃 宿魔の剣を使ってエネルギー波で斬り裂く。開闢の一閃 連撃 開闢の一閃を広範囲に発生させる連続攻撃。 剣究極魔法 宿魔の剣 覇刧(はごう) セフィラの徒のエルフから魔を集め、敵を切り裂く。 連携技 宿魔の剣 護光(ごこう) 悪魔に対抗可能なルミエルの魔力を、宿魔の剣を通してセフィラの徒のエルフ達に分け与える。 宿魔の剣 霊光樹(れいこうじゅ) ヴァンジャンスが大樹を生成し、宿魔の剣を通して繋がったエルフたちの魂に真実を伝え、繋がった魂たちを大樹へ引き寄せ一つに結びつける。 パトリ セフィラの徒の一人。リヒトに憧れるエルフ族の少年。人間を嫌っていたもののリヒトが幸せそうになったことで人間たちを信用し始めた矢先に、人間の襲撃が起こり死亡、数百年後、リヒトに似た姿の人間・ヴァンジャンスに転生した。その後の経緯は「リヒト(パトリ)」を参照。 ライア セフィラの徒の一人。「ライア」を参照。 ヴェット セフィラの徒の一人。「ヴェット」を参照。サリーが作った同じ魔を持つ複製体を使い15歳の姿で復活した。 ファナ セフィラの徒の一人。「ファナ」を参照。サリーが作った同じ魔を持つ複製体を使い15歳の姿で復活した。邪眼の影響がなくなったため以前よりも感情豊かになっている。 ユノ セフィラの徒の一人。正確には、ユノに転生したリヒトとテティアの赤子エルフ。「#主要人物」を参照。 リラ 声 - 花江夏樹 セフィラの徒の一人。転生先はリル・ボワモルティエ。生前の魔法属性は「落書き」。 カイゼル 声 - 松田健一郎 セフィラの徒の一人。転生先はカイゼル・グランボルカ。魔法属性は「渦」。エルフ特有の膨大な魔力により、渦魔法で炎の精霊サラマンダーの攻撃を容易に防ぐ他、渦で相手の魔を自動で感知して乱す、攻撃するなども可能となっている。 ドロワ 声 - 日野聡 セフィラの徒の一人。転生先はゴーシュ・アドレイ。 パトリが影の王宮に向かう際に、アスタ達の交戦を引き受け、妹のエクラとのコンビネーションで追い詰めるも、ヘンリーの決死の行動で勝機を掴んだアスタの攻撃を受けてしまい、自身の敗北を受け入れ、アスタに自身とエクラの転生魔法を解除されるなか、滅魔の剣の代償に気を付けることをアスタに伝え、エクラと共にその魂は天に還った。 レーヴ 声 - 伊瀬茉莉也 セフィラの徒の一人。転生先はドロシー・アンズワース。魔法属性は「夢」。生前も現在のドロシーと同様常に寝ていたらしい。 バネッサやチャーミーと言った戦闘をサポートする魔法騎士を夢の世界へと引き込み追い詰めるも、ラックとサリーのアイデアで作り出された人形を見たことで本物のドロシーを出現させてしまいドロシーと交戦、しかし2人分の夢想に空間が耐え切れなくなったことで、マグナらの脱走を許してしまう。空間が消えゆく中でドロシーの言葉で人間に対する理解を垣間見せた。現実世界でマグナとラックの同時攻撃を受け気絶し、そのままアスタに自身の転生魔法を解除された。
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