2000/200シリーズボディーとは? わかりやすく解説

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2000/200シリーズボディー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 05:53 UTC 版)

ハッセルブラッドのカメラ製品一覧」の記事における「2000/200シリーズボディー」の解説

1600F/1000Fシリーズ同様フォーカルプレーンシャッター内蔵したボディで、このためレンズアダプター介すれば世界の無数のレンズ会社から供給される各種レンズ使用可能な汎用性の高い機種である。ただしシャッター構造電子制御式厚さ0.014mmのチタン幕と非常に現代的な構成になっている世評では「故障多く、一旦壊れると修理代が高額である」という。レンズシャッター内蔵していないFシリーズレンズ、および一部使用制限があるものもあるがシンクロコンパーレンズシャッターを内蔵するCシリーズレンズプロンターシャッター内蔵されているCFシリーズレンズ使用できる。 2000FC(1976年または1977年3月発売) - ミラークイックリターンフィルム巻き上げリターンミラーアップ三通切り替えが可能。製造番号500001から。シャッターは、1600F,1000Fと同じサイズで、材質チタニウム替えた。14/1000mmに推延し、強度付け為に波形状に型押しがされている。2000シリーズ優秀な専用レンズ出された事で、人気得た。特に標準レンズが、2種類出されCarlZeiss Planer80mm F;2,8とCarlZeiss Planer110mm F;2.である。特に、レンズシャッター組み込みの、CレンズCFレンズにも有るCarlZeiss Planer80mm F2,8は、後にCFEレンズになって統合されたが、Fレンズ専用の、CarlZeiss Planer110mm F2は、特に優秀なレンズで、デジタル化製造中止になる迄、製造続けられていた。 2000FC/M(1981年または1983年発売) - マガジンを外す時にフォーカルプレーンシャッター幕が開いて保護する機構装備したCシリーズレンズ使用する際はシャッターダイヤルをCに合わせてロックする巻き上げクランク起こした軸にミラープログラムディスクがあり、0(クイックリターン)、1(ミラーアップ次の巻き上げ復元)、2(ミラーアップしたまま)から選択可能、さらにシャッターと関係なくミラーアップできるレバークランク下部にある。シャッターチタニウム製。 2000FCW - (1984年発売) - チタニウム製のフォーカルプレーンシャッターの幕を、フィルムマガジンを外した時に開いて幕を保護する機構付けられた2000FC/Mに、専用ワインダー取り付けられる様に改良したフィルムの未露光露光済みシグナル取り付けられている最終モデル。2003FCWで、内面反射防止と、ラバー貼付けが行われ、アキュートマットスクリーンが、標準装備とされたが、内面反射のパルパスは後から貼付けが可能で、グリップラバー必要な時には後から貼付けが可能で、アキュートマットスクリーンも交換が可能であるので、露光済みか未露光かを表示するシグナルは、後付け不可能である為、2003FCWが発売された後も、此の2000FCWの方が人気高く購入希望者が多く残る事になった。 2003FCW - (1988年発売) - 内面反射防止のバルパス材採用マガジン装着時にシャッター保護幕が降りる専用ワインダー装着した場合には、秒1.3駒で連続撮影ができる。野生動物撮影用に、三脚セットし離れた位置からリモートで、高速撮影が可能である事が、強みであったボディー下部ラバー貼付けグリップをし易くした。但し、此のモデルから、撮影が未露光か、撮影露光済みかのシグナル廃止された。内面反射防止ラバーグリップ、アキュートマットスクリーンは、後でメンテナンス時に必要に応じ実施可能であった其の為、2000FCWの方が人気高く、2003FCWは、2000FCWの購入出来なかったカメラマン購入された。205TCC発売決定製造中止になった。 205TCC横走りフォーカルプレーンシャッター式の2003FCWの後継機種として、(1991年発売) - TCCは「トーンコントラストコントロールする」の意でTTL開放測光スポットメーターを内蔵4種類撮影モードを持つ。電子制御式ラバーコーティング布幕フォーカルプレーンシャッターで、34分〜1/2000秒。Aモード絞り優先AEDモードAモードと同様シャッターボタン半押しまたはセレクターダイヤル中央の赤いリング測光ボタンを押すと測光値がロックされる測光継続されロックした値との差を表示し、予め使用フィルムラチチュード入力しておくとそれを超えた場合警告が出る。Zモードゾーンシステム対応する。2本のブルーライン入ったFEシリーズレンズと組み合わせて全機可能になる。2本のブルーライン入ったTCCフィルムマガジンと組み合わせるマガジン側でフィルム感度セットが可能。ワインダーTCC組み合わせて秒1.3駒で連続撮影できるCFシリーズレンズCシリーズレンズ使用できる絞り込み測光になる。メッツメカブリッツのSCAシステム連動しTTL自動調光。 203FE(1994年発売) - 205TCCの露出計スポット測光から部分測光変更、それに伴ってZモード省略されモデルシャッター速度34分-1/2000秒。 201F1994年発売) - 露出計持たないマニュアル機。TTL自動調光。 205FCC(1995年発売)- 205TCCにオートブラケッティング機能搭載した。Abモード絞り優先AEシャッターボタン半押しまたはセレクターダイヤル中央の赤いリング測光ボタンを押すと測光ロックワインダー組み合わせてシャッターボタン押しっぱなしにするとオートブラケッティングされる。 202FA(1998年発売)- 203FEと201F中間版。Abモード省略CシリーズCFシリーズCBシリーズなどレンズシャッター式のレンズ使用不可になったシャッター速度34分-1/1000秒。

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