12のルール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 14:15 UTC 版)
「ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary」の記事における「12のルール」の解説
特に明記しない限り、中央の2列のいずれかにぷよを積み上げてしまうと敗北、相殺すると次のターンはおじゃまぷよが降ってこない、キャラクターによる性能差なし(連鎖倍率はアミティのもの、組ぷよは全て2個組)、フィーバーモードなし、予告ぷよは小ぷよ(1個)、中ぷよ(6個)、岩ぷよ(30個)、星ぷよ(180個)、月ぷよ(360個)、王冠ぷよ(720個)、彗星ぷよ(1440個)。このうち彗星ぷよは本作から『ぷよぷよ〜ん』以来の復活となる他、ぷよの種類を変更すると一部見た目が変化するものもある。「初期設定」とあるものは、フリー対戦とみんなでぷよぷよに限り対戦時のルール設定で変更できる。 ゲーム機用タイトルでは最初から選べるルールが「ぷよぷよ」「ぷよぷよ通」「ぷよぷよフィーバー」の定番ルール3種のみであり、他の変則ルールは「ストーリー」モードのルール選択のルーレットで「?」を引き当てることにより解禁されていく。ニンテンドーDS版の8人対戦「もっとみんなでぷよぷよ」では、選択できるのは定番ルールの3種のみとなっている。携帯電話アプリ版とAndroid版は初期状態で選べるルールがそれぞれ異なり、一部は別途解禁する必要がある(詳細は各機種版の特徴の節を参照)。 ぷよぷよ 『ぷよぷよ』に則ったルールで、ぷよの挙動も当時のものが再現されている(『ぷよぷよ通』ルールも同様)。相殺なし、NEXTぷよの表示は1手先まで、全消しなし、クイックターンなし、予告ぷよは岩ぷよまで、連鎖倍率は1連鎖が1となっている専用のもの。左から3列目にぷよを積み上げてしまうと敗北。ハンデによってぷよの出現する色数が変わり、甘口か激辛を選択すると開始直後におじゃまぷよが12個分(2段)降ってくる。Wii版のみ連鎖ボイスの法則が『ぷよぷよ通』を踏襲した形式に変化する。 ぷよぷよ通 『ぷよぷよ通』に則ったルール。全消しで次にぷよを消した時の攻撃力上昇、予告ぷよは王冠ぷよまで。連鎖倍率は1連鎖が1となっている専用のもの。相殺しても、次のターンでおじゃまぷよが降ってくる。左から3列目にぷよを積み上げてしまうと敗北。ハンデによってぷよの出現する色数が変わり、甘口か激辛を選択すると開始直後におじゃまぷよが12個分(2段)降ってくる。Wii版のみ連鎖ボイスの法則が『ぷよぷよ通』を踏襲した形式に変化する。 ぷよぷよフィーバー 『ぷよぷよフィーバー』に則ったルールで、フィーバーモードありで勝負するルール。キャラクターによって連鎖倍率と組ぷよが異なる。今作では『チュー!』以前の作品から若干ルールが変更され、フィーバーモード時の連鎖のタネは最低3連鎖(DS版のみ最低5連鎖)、最高15連鎖に変更されており、タネの形も前作までと大きく異なり、より複雑な連鎖パターンが多くなっている。さらに、ぷよを消したときに相殺が発生するとフィーバーカウントが増え、相手におじゃまぷよを送るとフィーバータイムが増える仕様に変更された(おじゃまぷよ返しはカウントとタイムが両方増える)。なお、相手がフィーバー中にこちらがおじゃまぷよ返しを行った場合、おじゃまぷよ返しが発生した連鎖のみおじゃまぷよが相手の後方の予告ぷよにストックされるようになっている。ハンデによってぷよの色数、最初から点灯しているフィーバーゲージ、レートが変化し、激甘のみフィーバーモード時に発火点が矢印で表示されるようになる。 はっくつ 『ぷよぷよBOX』に収録された「ほりあてぷよぷよ」の復刻版。試合開始と同時にフィールドに6段分(中辛の場合)のぷよの塊が降って来て、最下段に固ぷよに囲まれた星が配置されている(『ほりあて - 』とは異なり、星の置かれる列はランダム)。この星を消すと相手フィールドに大量(彗星ぷよ6個分)のおじゃまぷよが送られる。ハンデにより、塊の段数、レートが異なる。 ばくだん おじゃまぷよの代わりに爆弾が降ってくる。爆弾は4カウント経過して(初期設定)カウントが0になると爆発し、周囲8つのぷよと自身を固ぷよにする。他の爆弾の爆発に巻き込まれた場合も誘爆して爆発する。予告ぷよの形状が小爆弾(1/6個)と大爆弾(1個)に変化し、相手フィールドに爆弾を降らせるには、通常のおじゃまぷよ6個分(大爆弾1個分)の攻撃が必要。また、予告には大爆弾6個(1列分)までしか表示されない(内部ではそれ以上もカウントされる)。相殺しても、次のターンで爆弾が降ってくる。ハンデにより、ぷよの色数、レートが変化する。 『ぷよぷよ~ん パーティー』にも『ばくだんぷよぷよ』というモードが存在していたが、本作とは仕様が大きく異なっている。 だいかいてん 10秒経過(初期設定)毎にフィールドが180度回転する。反転したことで連鎖が発生すると、攻撃力が通常の1.5倍になる。連鎖途中で反転し更に連鎖が続いた場合は、それ以降の攻撃力は3倍になる。ハンデにより、ぷよの色数、レートが変化する。また、このルールでは専用のフィールド背景がある。 サーチライト ルール自体は「ぷよぷよフィーバー」ルールと同じだがフィールドが暗く、天井に設置されたサーチライトに照らされていない部分は非常に見えづらい。サーチライトの照明個所は振り子のように左右に動いており、そのスピードはフィールドに積まれたおじゃまぷよが多くなると速くなるため、ピンチになるほどフィールドの判断がしやすくなる。逆にフィールドに色ぷよが多い(大連鎖が組まれている可能性がある)場合には、ライトの幅が狭くなって判断しにくくなる。フィーバーモードに入ればフィールド全体が明るくなる。ハンデにより、ぷよの色数、サーチライトの広さ、レートが変わる。激甘のみフィーバーモード時に発火点が表示される。なお、激辛にするとサーチライトがなくなり、自分でどこに配置したか記憶しなくてはならない。また、このルールでは専用のフィールド背景がある。 ずっとフィーバー 『とことんフィーバー』を対戦形式にアレンジしたルール。互いに常にフィーバーモード(時間無制限)となり、最初からおじゃまぷよが270個(ハンデが中辛の場合)保留されている。キャラクターによる性能差は無く、組ぷよは3個と4個のぷよが含まれる専用のものとなる。予告ぷよのストックは4320個(彗星ぷよ3つ分)まで。ハンデにより、保留されているおじゃまぷよの数、開始時に何連鎖のタネから始まるのかが変化する(中辛の場合、5連鎖のタネからスタート)。 すいちゅう 互いに設置したぷよが浮かび上がる水中のフィールドで戦う。全消しなし。レートは他のルールに比べて低めに設定されている。ぷよを下から積み上げるのではなく上からせり下がってくる形式で、新たにぷよを置くと配置が変わっていく。フィールドが8段(ハンデが中辛の場合)しかなく、いずれかの列にぷよが沈まずに空中に出た状態になってしまうと敗北となる。おじゃまぷよは必ず6個単位で降るため、おじゃまぷよが降ることによって配置が変わることは無い。ハンデにより、ぷよの色数、水の深さ(積める段数)、レートが変化する。また、このルールでは専用のフィールド背景があり、ぷよは泡状になって消滅する。 なお、『ぷよぷよ~ん』にも「水中ステージ」が存在するが、本作とは仕様が大きく異なる。 こおりづけ おじゃまぷよの代わりに、凍りついた色ぷよが降ってくる。凍りついたぷよは3カウント経過(初期設定)するか、隣でぷよを消すことで融解する。使用キャラクターごとに凍ったぷよの色の落下パターンがそれぞれ設定されている。ハンデにより、レートが変化する。また、このルールでは専用のフィールド背景がある。 なぞぷよ 『ぷよぷよSUN』の一部機種に収録されていたとことんなぞぷよの対戦モード。両者に「6個消し以上」、「ちょうど2連鎖」などの問題が出され、先にその問題をクリアした方がポイントを獲得できる。相手より先に4問(ハンデが中辛の場合)解いた方が勝利。中央の2列のいずれかにぷよを積み上げても敗北にはならず、フィールドのぷよが全てリセットされる。ぷよを消してもおじゃまぷよは送れない。1問につき99秒の制限時間があり、時間内に誰も条件を満たさなかった場合は別の問題に切り替わる。ハンデによりノルマの問題数が変わる。 でかぷよ 『ぷよぷよ〜ん』の「とことんぷよぷよ」内の「おおきいぷよぷよ」同様、ぷよのサイズが4倍になっており、フィールドが3列6段、計18個分しかない。全消しなし。真ん中の列にぷよを積み上げてしまうと敗北。ぷよは3個(初期設定)揃えれば消えるようになっている。ハンデにより、ぷよの色数が変わり、甘口か辛口を選ぶと、おじゃまぷよ3個分(1段)、激辛なら6個分(2段)落下する。
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