釜倉学園とは? わかりやすく解説

釜倉学園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 06:13 UTC 版)

新約「巨人の星」花形」の記事における「釜倉学園」の解説

神奈川県予選準々決勝での対戦相手校野球部設立されてまだ数年新設校であるがダークホースとして注目集めている。 藤原新ふじわら あらたリトルリーグ桜町リトル花形チームメイトキャッチャー花形より一つ年上リトルリーグ時代には花形バッテリー組んでいたが、シニアでは篠原レイジバッテリー組んでいる。野球に臨む際はクールで、野球に関する知識も豊富(ブラックシャドウズとの練習試合では黒沢弱点発見していた)。 中学卒業後は釜倉学園野球部2年生打順強豪・釜倉学園の中でも5番を打つようになっている花形を常に意識しており、紅洋高校進んだことを知り青雲高校との練習試合エース平井4番打者伊達連れて偵察訪れるが、花形と星の常識超えた対決驚愕する。 神奈川県予選組み合わせ抽選会では平井と共に紅洋高校挑戦叩き付ける伊達想い知っており、紅洋高校にあたり勝利為にナックル攻め考案するが、それを打ち破った紅洋高校、それを実質率いている花形の器に感嘆しながら惜敗する。 リトル時代からずっと肩を故障した花形のことを心配しできることならバッテリー組んでいたかった思っていた。練習のしすぎで肩を壊した花形をもし制止していたら…と高校進んでからも一抹悔恨の念を抱いており、花形才能含め大泉らとは違った形ではあるが花形心酔している一人といえるシニア時代感情起伏乏しストイックな性格をしていたが、中3の花形再会してからは礼儀正しい常識になった。この事については単行本にて花形作者)から「ヘタレになった」と揶揄されている。 平井美喜男(ひらい みきお) 釜倉学園野球部主将で、3年投手打順は9番。豪胆な性格スキンヘッド父親譲り関西弁口調特徴愛称は「ピラさん」として、チームメイト信頼も厚い。 決め球ナックルボール武器強豪背負って立つ実力備えている。 藤原新に連れられて観戦した紅洋高校青雲高校との練習試合で、花形と星の常識超えた対決驚愕し、彼らの打倒為に対策練り始める。 父親関西出身高校球児だったが、自身エラー負けてしまい非難浴び神奈川移り住んだ経緯を持つ。しかし、もの苦い思い出のある野球息子志したことに対して否定せず認めてくれており、そんな父の思いを酌んで息子の美喜男も甲子園志している。ある日互い合コン流れてしまった成り行きで、紅洋メンバー打ち解け合う中で語られたその思いは、水野複雑な思いを抱かせている。 シニア時代からチームエースとして活躍し強豪一浜高校からの推薦来ていたが、チームメイトないがしろにする監督方針猛反発しあっさりとチーム去っている。その情の厚い人柄伊達をはじめチームメイト惹きつけ、釜倉学園を強豪校呼ばれるまでにのしあげる原動力となっている。 対紅洋戦では、花形自身ナックルボールを物ともしなかった事で自分力量では彼に太刀打ちできない判断。紅洋に勝ってチーム甲子園に連れて行く事を優先し、「エース花形のみ敬遠し続ける」という手段行使する。その合理的露骨過ぎるやり方から、敵側のみならず味方側観客からまで激しブーイングを受け続けるが、それでも最後までそれを通し紅洋高校追い詰めていく。しかし、3流以下に過ぎなかった赤川ナックルボール打たれてしまう予想外事態発生し惜敗迎えてしまった。 紅洋との試合後、もっと平井野球続けたかったと涙ながらに語る伊達想い知り感涙する。 伊達幸太郎(だて こうたろう) 釜倉学園野球部打者2年ポジションショートマイペースな上に寡黙大食。右目をふさいでいる眼帯特徴外見は非常に幼いため、水野からは同学年思われしまっている。 他校の間にも強打者として名を馳せており、小柄な体格そぐわない長打力武器4番打者座っている。打撃について相当な自信持っており、平井同じく藤原新に連れられて観戦した紅洋高校青雲高校との練習試合では花形場外ホームラン見ても驚かなかったが、全国区で名の通っている左門豊作登場には少なからず動揺していた。 シニア時代恵まれない体格ゆえに控え選手で、監督方針によりチームから切り捨てられかけたところを横暴に反発し共にチーム離れ、また控え選手であった幸太郎チームメイトとして大切に思ってくれていた平井心酔しており、それ以来平井野球をすることが最大喜びであった練習中に平井から死球受けてから右目の視力がほぼ失われている状態でありながら、それを必死隠し、少しでも平井プレーし続けるために甲子園目指し戦い続けていた。紅洋高校戦で花形に右目の状態を見抜かれ平井知られまいと隠し通すよう懇願するが、遂に限界迎えてしまい、逆転を許すエラーつながってしまうことになった平井登喜男ひらい ときお) 釜倉学園野球部控え投手1年主将平井美喜男実弟でもある。愛称は「ジュニア」で兄からもこう呼ばれている。 典型的な左の本格派投手。兄の美喜男から未熟者扱いされて入るものの、1年ユニフォーム譲り受けているだけあってその実力は高く、兄のナックル攻め実現させる為に必要不可欠存在となっている。

※この「釜倉学園」の解説は、「新約「巨人の星」花形」の解説の一部です。
「釜倉学園」を含む「新約「巨人の星」花形」の記事については、「新約「巨人の星」花形」の概要を参照ください。

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