シニア時代とは? わかりやすく解説

シニア時代(2004-2010)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 05:25 UTC 版)

エヴァン・ライサチェク」の記事における「シニア時代(2004-2010)」の解説

2004-2005シーズンからシニアに完全移行臀部負傷もあって、グランプリシリーズでは出場した2戦とも5位に終わる。全米選手権銅メダル四大陸選手権ではシニア国際大会初めての優勝果たした続く世界選手権でも初出場ながら3位となり、表彰台立った2005-2006シーズン、グランプリシリーズスケートアメリカで2位となるも、フリースケーティングの「グリース」がうまくいていない感じたライサチェクコーチフランク・キャロルプログラムを「カルメン」に変更。この試み成功しNHK杯でも2位となり、アメリカ男子シングルでただ一人グランプリファイナルへの出場得た。(NHK杯後にショートプログラムジプシーキングス変更し、前シーズンのエスパーニャ・カニに戻している)しかし、滑液嚢炎と右臀部の腱の炎症により棄権余儀なくされる全米選手権ではジョニー・ウィアーに続く2位となり、トリノオリンピック代表の座を手にする迎えたオリンピックショートプログラムでは体調不良によるジャンプ転倒響き10位と出遅れる。しかも演技後、ウイルス性胃腸炎罹ってしまった。練習もできず、選手村点滴静脈注射を受けるという状況で、一時棄権考えられた。しかしフリースケーティング出場すると、上位選手たちミス連発する中、4回転ジャンプこそ跳ばなかったが8つ3回ジャンプ決めフリースケーティング3位総合4位入賞健闘したオリンピック後世界選手権でも体調不良続き吐血することさえあったという。それでも予選フリースケーティングで4回転ジャンプ挑戦し予選では転倒フリースケーティングでは両足着氷となるものの、前年続き銅メダル獲得した2006-2007シーズングランプリシリーズ初戦スケートアメリカ2位、次戦の中国杯優勝しグランプリファイナル進出。しかし練習中に臀部痛めたため棄権全米選手権では、このシーズン初め大きなミスなくショートプログラム演じきり首位スタートフリースケーティングでは初め成功させた4回転-3回コンビネーションを含むジャンプスピン、ステップ全ての要素ミスなくまとめ上げスタンディングオベーション受けて初優勝果たした四大陸選手権でも好調維持して優勝続く世界選手権では、ショートプログラムに4回転ジャンプ入れよう試みるも着氷乱れフリースケーティングでもジャンプミス目立って総合5位にとどまり3年連続世界選手権表彰台は叶わなかった。 2007-2008シーズン初戦スケートアメリカ2位、次戦の中国杯でも2位となり、3年連続グランプリファイナル出場決めたグランプリファイナルでは、4回転ジャンプ成功させ、スピン・ステップでも質の高い演技をして3位となった全米選手権ではショートプログラム2位からフリースケーティング追い上げ総合得点ジョニー・ウィアー並んだが、同点の場合フリースケーティング得点が高い方を勝者とするというルールにより、2連覇果たした四大陸選手権ではショートプログラム総合パーソナルベスト更新して3位となった3月12日練習トリプルアクセル飛んだ時に右足ブレード壊れ転倒、腕やひじ、肩を痛め2週間競技できない態となったため、世界選手権欠場した2008-2009シーズングランプリシリーズではジャンプ回転不足認定されることが多くスケートアメリカスケートカナダともに3位終わりグランプリファイナルへの出場逃した3連覇かかった全米選手権では3位終わったが、四大陸選手権世界選手権出場獲得した四大陸選手権では2位地元ロサンゼルス行われた世界選手権では初優勝果たした日本行われた国別対抗戦ではアメリカチームキャプテンとして男子シングル出場し1位、チーム優勝貢献した2009-2010シーズングランプリファイナル初優勝全米選手権2位となり、バンクーバーオリンピック代表に内定したバンクーバーオリンピックでは、足の状態と成功率悪さから4回転回避明言して演技披露。ショートプログラムトップで前回トリノオリンピック覇者エフゲニー・プルシェンコ破り逆転優勝アメリカにおけるフィギュアスケート男子シングルとしては1988年カルガリーオリンピックブライアン・ボイタノ以来22年ぶりの金メダルもたらした。しかし4回転回避して優勝した結果銀メダルプルシェンコ彼の母国ロシア中心にこの結果採点基準論争巻き起こった

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