運営改革と存続への取り組みとは? わかりやすく解説

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運営改革と存続への取り組み

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 21:46 UTC 版)

ホッカイドウ競馬」の記事における「運営改革と存続への取り組み」の解説

2002年頃からは売上増加新規ファン獲得のため、以下の独自施策展開している。 「サポーターズクラブ」(ホッカイドウ競馬所属馬などを対象とした仮想馬主制度ペーパーオーナーゲームと同様)3連複3連単など新賭式馬券の発売トータリゼータシステム統一化ミニ場外発売所Aiba」を道内各地拡充都心部幹線道路沿いの空き物件活用したミニ場外システム全国場外発売所にも影響与えた通常ホッカイドウ競馬全日ナイター開催火曜から木曜ばんえい競馬昼間開催ナイター開催ともに土曜から月曜開催するローテーション組まれており、一部除いて両者開催日程重なることがないため、道内では多く場外発売所両者相互場外発売が行われている。詳細は「場外発売所」節を参照全国初の「認定厩舎」(「外厩」とも呼ばれる外部民間牧場への馬房提供の認定制度)の実施コスモバルクがこの制度適用第1号となった札幌苫小牧から門別競馬場への長距離無料送迎バス予約制)を運行道内各地から観戦バスツアー企画立案予想参考としてパドック解説2歳戦能力検査VTRレース総括や次開催展望放送。特にパドック解説道営発祥であり、他地区地方競馬にも大きな影響与えている。 地元旭川有志地元中高生吹奏楽部による生ファンファーレ演奏大井・川崎と協力しナイター開催における後半3レース相互場外発売「スクランブルナイト」を実施古谷剛彦による道内Aibaでの出張解説会を実施南関東など他地区状況クラス分けコース騎手特性などを交えて解説するインターネット利用したストリーミング放送 (Net Aiba) も、地方競馬としては早い時期導入している。 首都圏スポーツ新聞2-3レース簡易馬柱掲載し首都圏場外発売電話インターネット投票ユーザー情報を提供。 競馬ブックウェブサイトメイン競走馬柱全日程で無料提供。 JRA交流競走を除くメイン競走最終競走編成2001年からの経営再建5カ年計画順調に進んだことを受けて2005年11月北海道知事高橋はるみは「2006年度以後も、当面向こう3年間を目途競馬開催続行する」ことを正式に発表した。ただし、この時点北海道は「2005年度赤字額を半分程度に減らすこと」「単年度収支均衡させるための見通しをつけること」を存続条件としており、この条件満たせない場合3年期限待たず廃止することも視野に入れるとしていた。 その後北海道2008年3月に「北海道競馬改革ビジョン」を策定し更なる運営改善収支均衡目指し施策実行に移す一方で、この見通し破綻した場合競馬事業廃止する方針打ち出している。 「北海道競馬改革ビジョン」では、以下のような施策あわせて打ち出している。 門別競馬場命名権ネーミングライツ販売場内での広告掲示による収入源確保 2歳戦に「勝ち上がり制」を導入中央競馬同様に登録料原資とした「ステークス競走」の実施 交流競走賞金見直し 東海兵庫地区との提携強化 ミニ場外発売所Aiba」を道内各地へさらに拡大する一方運営効率で劣る既存場外発売所閉鎖し新たにミニ場外設置するなどスクラップアンドビルド方針鮮明になった。また首都圏など道外では南関東地区電話投票システム「SPAT4」や「楽天競馬」での発売足がかり更なる販路拡大目指している。 2010年10月6日には高橋知事北海道議会において「単年度収支均衡期待でき、その後地方競馬共同馬券発売システム運用開始などで収益の向上が期待できる」などと発言し2011年度以降競馬開催存続する方針表明し、最低5年程度の中長期的なビジョン」を立て2011年3月策定議論などを進めていくとしている。この結果2011年以降3年連続目標売上額を達成2013年度前年度比116.4%と大幅に伸び単年度収支1億77531000円黒字となり、1991年以来22年ぶりに単年度黒字計上した平成17年以降年度別売得金額 年度開催日増減売得金前年度比(%)2005平成1787 3 114億21695500円 101.5 2006平成1885 -2 1181247900円 103.3 2007平成1983 -2 118億78038400円 100.7 2008平成2082 -1 113億40158200円 95.5 2009平成2181 -1 114億92708600円 101.3 2010平成2280 -1 112億41613700円 97.8 2011平成2380 0 114億73113700円 102.1 2012平成2480 0 11918208800円 103.9 2013平成2579 -1 138億75743800円 116.4 2014平成2680 1 155億42588580円 112.0 2015平成2780 0 167億41057640円 107.7 2016平成2880 0 202億13847700円 120.7 2017平成2980 0 24461623640円 121.0 2018平成3076 -4 250億2501460円 107.7 2019平成31/令和1) 80 4 329億99352360円 125.3 2020令和2) 82 2 520億44806060円 157.7 2021令和3) 82 0 522億99692470円 100.4

※この「運営改革と存続への取り組み」の解説は、「ホッカイドウ競馬」の解説の一部です。
「運営改革と存続への取り組み」を含む「ホッカイドウ競馬」の記事については、「ホッカイドウ競馬」の概要を参照ください。

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