運営方法の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/18 09:12 UTC 版)
投票対象を明確にするルールが整備されるまでは、多数のスレッドに分かれたレスの中から投票対象を一つずつピックアップして集計する必要があり、初期のトーナメントでは手作業で行っていた。徐々にツールの整備が進み、工数を掛けずに結果を発表する事が可能となっていった。 集計方法 - 当初は手作業による集計を行っていたが、レスの文中から投票対象を判別するための工数が多大であり、集計時間を要していた。2001年11月3日に、投票対象を<<>>で括る事で集計対象を明確とするルールが提案され採用される。同年11月4日にleaf,key掲示板のコテハン林檎(以下、特に断りが無い限り、leaf,key掲示板のユーザーを示す)が<<>>ルール対応集計ツールを公開し、集計に関する工数が劇的に改善された。また、同年10月19日にコテハンgnuplotが集計結果をグラフ化した事により、試合経過が一目で判るようになり、投票締め切り時間直前の垂直等投票傾向すらもネタとして楽しむ層が生まれた。現在は、代打名無し%元集計 ◆H0bbzpyf32というコテハンが作成した物を基本としたオープンソースソフトとなっている。2ちゃんねる、PINKちゃんねるの書き込み規制の強化により、投票できないユーザーが増加したため、その他の掲示板を第2投票所として利用可能な集計ツールが2010年のアニメ最萌で開発された。 コード - 参加者の規模が拡大するにつれて、IP切り替え等の多重投票が問題となったため、同年11月19日にコテハン三告平がコード発行所を試作、公開した。但し、当時のネット環境の問題から、CATVやADSL等で接続したユーザの取り扱いについて議論が巻き起こった。この問題は、投票時に接続環境を追記する事である程度緩和された。初期のコードには多重投票を抑制する機能が乏しかったため、他のトーナメントの参加者等の意見を取り入れバージョンアップが進んだ。また現在では、perlを基にしたオープンソースソフトとなり、誰でも同一レギュレーションで発行所を開設することが可能となっている。2011年11月までのメンテナーは、元アニメ裏最萌主催の裏最萌屋 ◆URAmoeeQC2というコテハンであったが、同年の第四回漫画最萌終了後に引退を宣言した。
※この「運営方法の変遷」の解説は、「最萌トーナメント」の解説の一部です。
「運営方法の変遷」を含む「最萌トーナメント」の記事については、「最萌トーナメント」の概要を参照ください。
- 運営方法の変遷のページへのリンク