近藤洋介_(俳優)とは? わかりやすく解説

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近藤洋介 (俳優)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/04 13:58 UTC 版)

こんどう ようすけ
近藤 洋介
本名 近藤 洋介(同じ)
生年月日 (1933-08-08) 1933年8月8日
没年月日 2024年11月
出生地 大日本帝国樺太庁(現・サハリン)[1]
身長 176 cm[2]
血液型 B型[2]
職業 俳優
声優
ナレーター
ジャンル テレビドラマ
映画
洋画吹き替え
活動期間 1958年 - 2024年
活動内容 1954年俳優座養成所に6期生として入所
1958年:『事件記者
1974年:『暗闇仕留人
1975年:『同心部屋御用帳 江戸の旋風
配偶者 山本嘉子
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近藤 洋介(こんどう ようすけ、1933年8月8日[1] - 2024年11月[3])は、日本俳優声優樺太庁出身[1]。夫人は声優の山本嘉子

来歴・人物

終戦で南樺太から引き揚げ東京に移る。東京都立戸山高等学校を中退し、1954年俳優座養成所第6期生となる。1957年、俳優座養成所を卒業し、俳優座座員に昇格。翌1958年NHK事件記者』に出演。

以後、テレビを中心に、映画、舞台で多岐にわたって活躍。

洋画の吹き替えではウィリアム・ホールデンはフィックス(専属)と評されるほどの持ち役となっていた[4]。また1980年代テレビ朝日日曜洋画劇場』で放送されたものでは、若山弦蔵に代わりショーン・コネリーの声を多く担当していた。

2024年11月に死去。その訃報は同年12月30日に長年の友人であった新内節浄瑠璃太夫三代目鶴賀若狭掾のX(旧:Twitter)のポストにより明らかにされた[3]。91歳没。

出演作品(俳優)

テレビドラマ

映画

舞台

  • 八百屋お七牢日記
  • ワーニャ伯父さん(1969年、俳優座公演)
  • パリ歌舞伎亭(1982年、帝国劇場公演)
  • ベートヴェンの第十交響曲(1985年、銀座博品館劇場)
  • アマデウス(1982年 - 1995年) - ヨーゼフ2世
  • ブライトン・ビーチ回顧録(1985年、PARCO劇場プロデュース)
  • ブロードウェイ・バウンド(1989年 - 1990年、パルコ劇場) - ジャック
  • 細雪(1990年、東京宝塚劇場) - 辰雄
  • 月形半平太(1992年、2003年) - 西郷隆盛
  • シラノ(1993年、大阪劇場飛天)
  • 犬神家の一族(1993年、東宝・芸術座) - 古舘恭三
  • 樅ノ木は残った(1994年、明治座創業百年10月公演)
  • エンジェルス・イン・アメリカ(1995年、セゾン劇場公演) - ロイ・コーン
  • 女王蜂(1996年、東宝・名古屋ホール) - 大道寺欣造
  • 夢幻にて候 -信長とお市-(1996年、春の演劇祭公演)
  • 王女メディア(1998年、世田谷パブリックシアター) - コリントス王クレオン
  • カルメン(1999年、青山劇場)
  • とげぬき音楽隊(2002年、芸術座) - 佐倉孝蔵
  • 用心棒(2002年、2003年、梅田コマ錦秋特別企画) - 馬目の清兵衛
  • 暴れん坊将軍スペシャル「唄って踊って八百八町〜フィナーレ・マツケンサンバ」(2004年、松平健新春公演) - 廻船問屋・南蛮屋
  • 男の花道(2005年、明治座公演)
  • ベガーズ・オペラ(2008年、日生劇場) - 老役者
  • 剣客商売(2008年、明治座公演) - 田沼意次

CM

  • 近藤建設株式会社

バラエティ番組 

出演作品(声優)

太字はメインキャラクター。

吹き替え

担当俳優

ウィリアム・ホールデン
クレイグ・T・ネルソン
グレン・フォード
ショーン・コネリー
ロッド・テイラー

映画

1968年
1971年
1973年
1975年
1977年
1978年
1985年
1986年
1988年
1994年

ドラマ

放送時期不明
1961年
  • ローリング20英語版パット・ギャリスンドナルド・メイ英語版〉) ※TBS版
1962年
1965年
1968年
1971年
1980年
1985年
1986年
1992年
  • アキレ・ラウロ号 恐怖の航海英語版(デ・ローザ船長〈レンツォ・モンタニャーニイタリア語版〉)※NHK版[12]
1996年

ラジオドラマ

テレビアニメ

劇場アニメ

ナレーション

朗読

出典

  1. ^ a b c 近藤洋介 - 略歴・フィルモグラフィー”. KINENOTE. キネマ旬報社. 2018年4月16日閲覧。
  2. ^ a b 近藤洋介 - 日本タレント名鑑. 2025年1月3日閲覧。
  3. ^ a b 鶴賀若狭掾 [@wakasanojo] (2024年12月30日). "明日は大晦日。悲喜交々あと一日で新年を迎える。嬉しい事もあったが、悲しい事は大親友の死。約50年来の友の近藤洋介氏が11月に他界。91歳。元俳優座のスターで舞台、映画、TV、声優として活躍し、二枚目の上に低音の魅力。良く遊び飲み語りゴルフし旅行した。合掌 #近藤洋介". X(旧Twitter)より2025年1月3日閲覧
  4. ^ 吹替の帝王-日本語吹替版専門映画サイト(2016年6月21日時点でのアーカイブ)
  5. ^ “劇映画 アメリカ映画~MGM1954作品~ 「重役室」ロバート・ワイズ 監督”. https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A196910252000001300100 2024年1月8日閲覧。 
  6. ^ “劇映画 「偽の売国奴」 ―パラマウント1961年度作品―”. https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A197006211350001300100 2024年1月8日閲覧。 
  7. ^ “劇映画 「ポケット一杯の幸福」 ~フランク・キャプラ制作~―1961年アメリカ映画―”. https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A197602081530001300100 2024年1月8日閲覧。 
  8. ^ “劇映画 「さようなら,おんぼろアン」 ~アメリカCBS制作~”. https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A197509132000001300100 2024年1月26日閲覧。 
  9. ^ “サスペンス・ドラマ 「殺しのリハーサル」”. https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A198503232120001300100 2024年1月24日閲覧。 
  10. ^ “ルート66 「牧場の兄弟」”. https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A196204072245001300100 2024年1月25日閲覧。 
  11. ^ “少年映画劇場 「にげろやにげろ大レース」 「ぼくらのナニー」”. https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A197112261805001300100 2024年1月24日閲覧。 
  12. ^ “恐怖の航海 ~アキレ・ラウロ号事件~ 【後編】”. https://bsdj.nkac.or.jp/programs/view/15479 2024年1月24日閲覧。 
  13. ^ 家なき子”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2024年5月10日閲覧。
  14. ^ 大恐竜時代 - メディア芸術データベース
  15. ^ 世界名作童話 白鳥の王子 - メディア芸術データベース
  16. ^ 家なき子”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2024年5月10日閲覧。
  17. ^ 走れメロス - 映画.com

外部リンク




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