貝殻山貝塚
名称: | 貝殻山貝塚 |
ふりがな: | かいがらやまかいづか |
種別: | 史跡 |
種別2: | |
都道府県: | 愛知県 |
市区町村: | 清須市 |
管理団体: | |
指定年月日: | 1971.12.15(昭和46.12.15) |
指定基準: | 史1 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | S46-12-004貝殻山貝塚.txt: この遺跡は、古くから前期弥生文化の東漸した地域の東縁に位置するものとして著名であった。戦前戦後の数次にわたる発掘調査によると、前期と中期の遺物を出す貝塚を中心に、付近一帯に後期におよぶ包含層がひろがっていることが判明している。とくに、いわゆる遠賀川系土器と繩文式土器の系統を引く条痕文土器が共存して出土する状況は、前期弥生文化と在来文化の関係をしめす資料を提供し、弥生文化が東海地方に定着していった姿を明らかにする重要な遺跡である。指定するのは、貝塚を中心にした部分である。 |
朝日遺跡
(貝殻山貝塚 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/25 08:44 UTC 版)
朝日遺跡(あさひいせき)は、愛知県名古屋市西区から清須市にまたがる[1]縄文時代から江戸時代にかけての複合遺跡。特に弥生時代の集落跡は東海地方最大級の環濠集落として知られる。
注釈
- ^ 内訳は、土器・土製品:727点、木器・木製品:253点、石器・石製品:650点、ガラス小玉:121点、金属製品:37点、骨角牙貝製品:240点
出典
- ^ a b c d e f 「愛知 弥生期の大規模集落 朝日遺跡に新資料館」中日新聞2015年1月6日付朝刊、社会10版26ページ
- ^ 愛知県教育委員会生涯学習課文化財保護室. “朝日遺跡インターネット博物館 朝日遺跡とは”. 2014年8月30日閲覧。
- ^ あいち朝日遺跡ミュージアム 朝日遺跡について
- ^ 愛知県教育委員会. “史跡貝殻山貝塚 保存管理計画 - 愛知県”. 2017年8月1日閲覧。
- ^ 愛知県埋蔵文化財センター調査報告書 第31集 朝日遺跡Ⅱ(自然科学編). 財団法人愛知県埋蔵文化財センター. 2002年8月15日閲覧。. (1992-03-31). pp. 例言1,9
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- ^ 参考文献:http://www.pref.aichi.jp/kyoiku/bunka/asahi/
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- ^ 平成24年文部科学省告示第131号
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- ^ 愛知県教育委員会生涯学習課文化財保護室. “朝日遺跡インターネット博物館 朝日遺跡コレクション 遺構編 貝層”. 2014年8月30日閲覧。
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- ^ 愛知県教育委員会生涯学習課文化財保護室. “朝日遺跡インターネット博物館 朝日遺跡コレクション 遺物編 朝日銅鐸”. 2014年8月30日閲覧。
- ^ 名古屋経済大学. “大学案内:教員紹介:赤塚次郎”. 名古屋経済大学. 2023年1月19日閲覧。
- ^ a b c 赤塚 2007, pp. 74–81.
- ^ 愛知県教育委員会. “朝日遺跡及びあいち朝日遺跡ミュージアム(旧清州貝殻山貝塚資料館)に関する刊行物”. 2021年1月1日閲覧。
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