菓子とデザート
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Palačinke:甘いフィリング入りクレープ(ハンガリーのパラチンタ) バクラヴァ クレムシュニテ Šaumšnita シュトゥルクリ:クロアチア北部(英語版)の甘いペイストリー。 Uštipci Fritule Knedle:ジャガイモ生地のダンプリング、通常プラムを詰めて丸めて、パン粉をまぶす。 シュトゥルーデル:クロアチア語:savijačaまたはštrudla、リンゴまたはカードのフィリング。 OrahnjačaおよびMakovnjača:クルミまたはケシの実入りの甘いパン。 クロアチア産蜂蜜 Šape:熊の手の形に似たショートブレッド。 農家のチーズ(クワルク)ケーキ(クリームケーキ) Krofne、Pokladnice:ドーナツの一種。 クロアチアのパンケーキ:ワインと卵のソース Šnenokli、Paradižot:カスタードクリームにメレンゲを浮かべる、Floating island。 アーモンドを詰めたラビオリ(Rafioli) 自家製プレザーブ 、ジャム、コンポート Čupavci:ラミントン
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菓子とデザート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 15:33 UTC 版)
「デザート」という語は古フランス語のデセルヴィ(desservir、「テーブルを片付ける」または「給仕しない」)に由来し、中世に始まる。中世のデザートはドラジェ・香辛料などを添加したワイン・熟成したチーズからなるものが典型的で、中世後期には砂糖・ハチミツ・シロップをかけた新鮮な果実や果実を煮詰めたペーストも加わった。いろいろなフリッター・甘いクレープ・甘いカスタードとダリオール(アーモンドクリームを詰めた折りパイ生地を小さな型に入れて焼いた菓子)・アーモンドミルクや、ペイストリーに入れて焼いた卵などがあり、これには果実・骨髄・魚が入ることもあった。ドイツ語圏では、パン生地に甘味や塩味の詰め物をして油脂で揚げた菓子クラップフェン(krapfen)がことに好まれた。いろいろな種類のマルチパンはイタリアやフランス南部で1340年代までには知られているが、その起源はイスラム世界らしい。アングロ=ノルマン社会の料理本には、イチゴ・サクランボ・リンゴ・プラムをつかった甘く風味のよいカスタード・ポタージュ・ソース・タルトが満載されている。イングランドのシェフはまたバラやニオイスミレ、ニワトコの花弁を使うことを大変好んだ。初期のキッシュの形態は、14世紀のレシピ集『フォーム・オブ・カリー』のなかのチーズと卵黄をフィリングにしたトルト・ド・ブリー(Torte de Bry)にみることができる。 北部フランスではイシュ・ド・ターブル(issue de table、「テーブルから離れること」つまり食後)には多種多様なワッフルやウエファーをチーズと食べ、ヒポクラスか甘いマルムジーを飲んだ。ショウガの砂糖煮・コリアンダー・アニスの実・その他の香辛料がエピス・ド・シャンブル(épices de chambre、応接間の香辛料)として供され、腹に「蓋をする」ため、消化促進用に食べられた。スペインのムスリム同様、シチリア島を征服したアラブ人はさまざまな菓子とデザートを持ち込み、後にこれらがヨーロッパ各地に伝わった。モンペリエのようにシチリア島はかつてコンフィットやトッローネというヌガーキャンディー、コンフェッティ(confetti、アーモンドを飴で固めた菓子)で有名だった。南方からアラブ人は後にシャーベットの原型となった氷菓製造の技法とケーキやペイストリーを持ち込んだ。マルチパン・スポンジケーキ・甘味をつけたリコッタでつくるカッサタ・アッラ・シチリアーナ(cassata alla Siciliana)の名は、成型の際使うテラコッタのボウルを意味するアラビア語のカサー(qas'ah)に由来する。油脂で揚げてから冷ました筒状のペストリーに甘味をつけたリコッタチーズをつめたカンノーロは、かつてはカッペッリ・ディ・トゥルキ(cappelli di turchi、トルコ人の帽子)と呼ばれていた。
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