自由民権運動への参加とは? わかりやすく解説

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自由民権運動への参加

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 22:32 UTC 版)

頭山満」の記事における「自由民権運動への参加」の解説

西南戦争翌年明治11年1878年5月14日大久保利通暗殺される紀尾井坂の変)。西郷討伐中心人物の死を受け、板垣退助西郷隆盛続いて決起することを期待して頭山高知旅立つ。しかし、板垣血気にはやる頭山諭し言論による戦い主張する。これをきっかけ自由民権運動参画した頭山は、板垣興した立志社集会初め演説体験し植木枝盛民権運動家と交流を結ぶ。 高知から福岡戻った頭山福岡の街の不良たち集め12月向陽社を結成し力づく地元炭鉱労働者の不満や反発抑えるうになる。このときも興志塾開墾時代からの仲間である進藤喜平太第二玄洋社社長)、箱田六輔第四社長が行動をともにし、箱田向陽社の初代社長となった翌年1月には、福岡豪商たちの支援受けて向陽義塾開校した一方で、この時期日清対立表面化した時でもあり、血気盛ん向陽社では、「討清義勇軍」の募集行い武道訓練熱心に行った記録されている。子分気前良く金を与えスラム帝王」として知られるうになる地元政治家達もその暴力一目おくようになる

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自由民権運動への参加

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 07:41 UTC 版)

河野広中」の記事における「自由民権運動への参加」の解説

明治維新後は、地元若松県少属、戸長区長などを歴任した明治6年1873年2月には磐前県14区(のちの福島県常葉町・現田村市副戸長任命されるが、この頃ジョン・スチュアート・ミルの『自由乃理』(中村正直の訳)を読み自由民権運動開眼する。10月には戸長になり、河野地元全国率先して民会興し区内民政について審議せしめた明治8年1875年)に石川(のちの福島県石川町)の区長転じた河野地方官会議傍聴するために上京国会開設建白をしたが政府容れるところではなかった。郷里戻り任地である福島県石川町石陽社を設立し東北地方自由民権運動さきがけとなった明治10年1877年)、西南戦争勃発すると、高知板垣退助訪ね国会開設運動の母体として愛国社再結成協議した帰郷後、三春三師社を結成明治11年)し、同時に福島県民会規則起草県会開会準備にあたるとともに、学塾正道館創設明治14年)して多く自由民権活動家育てた明治11年1878年)、福島県庁辞表提出し東北地方での民権運動力を注ぐことになる。明治12年1879年)、大阪開かれた第3回愛国社大会参加明治13年1880年4月第4回愛国社大会で国会開設政府訴えることを決議し片岡健吉とともに全国から集まった87,000余り署名代表して太政官元老院国会開設請願提出したが、却下される明治14年1881年10月自由党結成参加自由党幹部として、中央政界傍ら福島県会議員県会議長として県議会においても指導的立場にあった。 しかし、明治15年1882年)に福島県令・三島通庸圧政に対して福島事件がおきる。河野は、同志の田母野秀顕らと藩閥専制政府対抗する連判状取り交わしていたため、内乱陰謀容疑12月検挙され明治16年1883年)に高等法院において軽禁獄7年の刑を宣告された。明治22年1889年)の大日本帝国憲法発布に伴う恩赦によって出獄許された。牢から出た河野は、後藤象二郎自由民権派糾合する大同団結運動参加し大同倶楽部結成参画する

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