笑って許して!!とは? わかりやすく解説

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笑って許して!!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/22 05:24 UTC 版)

笑って許して!!
ジャンル クイズ番組
構成 川上伸一
北畠良
演出 小杉善信
吉川圭三
高木章雄
司会者 所ジョージ
うつみ宮土理
出演者 レギュラー解答者2名
ゲスト解答者2名
スペシャルゲスト1名
音楽 宇野正寛
オープニング 作曲:宇野正寛
エンディング 同上
国・地域 日本
言語 日本語
製作
プロデューサー 広田光生
室川治久
加藤敏男
製作 日本テレビ(製作著作)
放送
放送チャンネル日本テレビ系列
放送国・地域 日本
クイズ笑って許して!
放送期間1983年10月18日 - 1985年1月8日
放送時間火曜 19:00 - 19:30
放送分30分
笑って許して!!
(1985年10月から1986年3月まで)
放送期間1985年10月15日 - 1986年3月25日
放送時間火曜 19:00 - 19:30
放送分30分
笑って許して!!
(1986年4月から同年9月まで)
放送期間1986年4月23日 - 1986年9月17日
放送時間水曜 19:00 - 19:30
放送分30分
番組年表
関連番組どちら様も!!笑ってヨロシク
1億人の大質問!?笑ってコラえて!
テンプレートを表示

笑って許して!!』(わらってゆるして)は、1985年10月15日から1986年9月17日まで日本テレビ系列局で放送されていた日本テレビ制作のクイズ番組である。それ以前にも1983年10月18日から1985年1月8日まで『クイズ笑って許して!』と題して放送されていた。

以後、本項では『クイズ笑って許して!』を第1期、『笑って許して!!』を第2期と表記する。

概要

道行く一般人が芸能人への意見を述べるVTRを解答者が見て、その芸能人の名前を当てていたクイズ番組。1989年から1996年まで同系列局で放送されていた『どちら様も!!笑ってヨロシク』と1996年7月3日から放送されている『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』の源流となった番組である。

放送時間

いずれも日本標準時。第1期と第2期の水曜時代においては、プロ野球ナイター中継がある週には放送を休止していた。

  • 火曜 19:00 - 19:30 (第1期、1983年10月18日 - 1985年1月8日)
  • 火曜 19:00 - 19:30 (第2期、1985年10月15日 - 1986年3月25日)
  • 水曜 19:00 - 19:30 (第2期、1986年4月23日 - 1986年9月17日)

出演者

司会

解答者

アシスタント

ルール

  • 1問目はスペシャルゲストを当てるクイズ。解答席4枠の左側に衝立が立てられ、スペシャルゲストが登場する。スペシャルゲストについて「あなたはこの方をどう思いますか」という形で街頭インタビューして出てきた回答の様子を収めたVTRが流れ、そこから推理してスペシャルゲストを当てる。たまに、「もし○○さんが自分の赤ちゃんだったらどうしますか?」や「もし○○さんが家族の一員だったらどうしますか?」など、もしも形式のインタビューもあった。正解が出たら衝立が戻る。スペシャルゲストは2問目以降は解答者として参加(左端の5枠の席に着く)。
2問目以降も同様に、答えとなる人物について街頭インタビューをしたところからその人物を当てるVTR問題であり、正解を視聴者と会場に似顔絵で発表する(場合によっては会場のみで発表を行い、放送上では「?」と表示)。
なお、正解者の席にはその問題の正解である人物の似顔絵が描かれたパネルが置かれる。
稀に、正解となる「この方」がスタジオの解答者で、当人にもそれが知らされないままVTRが進行したこともあった(これは後の『笑ってヨロシク』でも行われた)。2問目でもスペシャルゲストクイズが出題されたこともあった。スペシャルゲストとしてウルトラマンラクダなどの動物が登場することもあった。
  • 誤答すると赤い「×」が出て、解答者は1回休みとなる。
  • 1984年4月の改編からはトップ賞クイズが新設され、トップの解答者はそのクイズに正解しないと賞品がもらえなくなった。トップ賞クイズの街角インタビューは「○○と聞いて何を連想しますか」という形になる。
    • さらにこの時期からは、「本人引き回しVTR」が時々登場するようになった。これは、答えとなる本人が後ろから現れ(稀に、スタッフの1人に偽装するという例もあった)、インタビューされた人を驚かせるというもの(これも『笑ってヨロシク』でも時々行われた ) 。

『笑ってヨロシク』との違い

街頭インタビューによる問題がほとんどで、『笑ってヨロシク』のように笑いを取る目的でのおふざけ・ギャグ的な問題はあまりなかった。スペシャルゲストクイズをはじめとする芸能人についての街頭インタビューは、現在では放送しないような直接的な悪口が主になっていた。またVTRスタート時(再スタート時も含む)では、手をひねる動作と共に「VTR、回転!」とコールしていた(『笑ってヨロシク』では最初のVTRスタート時には「どちら様も!!笑ってヨロシク」、または「笑ってヨロシク」とコール) 。この「VTR、回転!」のコールは有名となり、後に他の番組でもこのコールをギャグ的にまねる例が多々見られる。

オープニングの口上は(所)「人の意見は十人十色」(うつみ)「あなたの本音が主役です」(所)「クイズ」[1](所・うつみ)「笑って許して!!」。エンディングでは、(うつみ)「今回も随分と失礼な意見が出ましたけども、これもすべて天の声、地の声、人の声と思って、笑って」(所・うつみ)「お許し下さい」のセリフで番組を締めていた。

スタッフ

  • プロデューサー:広田光生、室川治久、加藤敏男
  • 演出:小杉善信吉川圭三、高木章雄
  • 構成:川上伸一、北畠良
  • 制作協力:日企
  • 製作著作:日本テレビ

備考

  • 山形県では、当時フジテレビ系列に属していた山形テレビが第1期を放送し、当時日本テレビ系列とテレビ朝日系列のクロスネット局だった山形放送が水曜時代の第2期を放送していたが、火曜時代の第2期に関してはどちらもネットしていなかった。
  • 火曜時代の第2期の放送期間、青森放送、山形放送、北日本放送福井放送日本海テレビ山口放送四国放送はこの時間には当番組を放送せず、この時間にテレビ朝日系列のクイズタイムショックを放送していた。
  • 放送曜日の変更後、番組の跡地である火曜19:00枠はネットワークセールス枠からローカルセールスのアニメ枠へ転換された。
  • 番組終了直後の1986年10月6日から1987年3月22日まで、関東地区では月曜17:00 - 17:30に第1・2期から何本かを選んで再放送した[2]。番組冒頭とエンドカードに描かれた番組タイトルは第2期バージョンを使用したが、再放送でのタイトルは変更はなかった。また番組内の提供コメントや、エンディング直前の所の台詞「あなたの前にカメラが来たら答えてほしい」はカットされた。

脚注

  1. ^ 第2期では「家内安全」に変更。なお12月放送では「きよしこの夜」、1月放送では「謹賀新年」に変えられた。
  2. ^ 『下野新聞・縮刷版』下野新聞社、1986年10月6日 - 1987年3月22日。 ラジオ・テレビ欄
日本テレビ 火曜19:00枠
前番組 番組名 次番組
青い地球の仲間たち
(1982年10月5日 - 1983年9月27日)
クイズ笑って許して!
(1983年10月18日 - 1985年1月8日)
とんねるずの子供は寝なさい!?
(1985年7月23日 - 1985年9月17日)
笑って許して!!
(1985年10月15日 - 1986年3月25日)
【ここまでネットワークセールス枠】
キン肉マン
(1986年4月22日 - 1986年9月23日)
日曜10:00枠から移動】
【ここからローカルセールス枠】
日本テレビ系列 水曜19:00枠
アイドル花組おとこ組
(1986年1月 - 1986年3月)
笑って許して!!
(1986年4月23日 - 1986年9月17日)
ドリモグだァ!!
(1986年10月15日 - 1986年12月17日)
日本テレビ 月曜17:00枠
NNNニューススポット
※月 - 金17:00 - 17:04
デビルマン(再放送)
※月 - 水17:04 - 17:30
笑って許して!!(再放送)
(1986年10月6日 - 1987年3月22日)
魔法の天使クリィミーマミ(再放送)
※月 - 水

笑って許して

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 08:20 UTC 版)

笑って許して
和田アキ子シングル
初出アルバム『卒業させてよ
B面 愛に証拠はいらない
リリース
規格 7インチレコード
録音 ビクター青山スタジオ
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル RCA日本ビクター
作詞 阿久悠
作曲 羽根田武邦
ゴールドディスク
第12回日本レコード大賞・編曲賞
チャート最高順位
和田アキ子 シングル 年表
その時わたしに何が起ったの?
(1969年)
笑って許して
(1970年)
さすらいのブルース
(1970年)
テンプレートを表示

笑って許して」(わらってゆるして)は、1970年3月25日に発売された和田アキ子の4枚目のシングル

解説

  • 和田が20歳のときに発表した、彼女の表題曲である。この曲で1970年のNHK第21回NHK紅白歌合戦』に出場し、紅白初出場を果たした。また、紅白では1973年の『第24回NHK紅白歌合戦』・2010年の『第61回NHK紅白歌合戦』(「AKKOィィッ!紅白2010スペシャル」の2曲目として歌唱)・2015年の『第66回NHK紅白歌合戦』でも歌唱された。4回とも紅組歌手有志から、曲間に「アッコ!」と合いの手を入れる応援を受けている。しかし2015年は、出場歌手全員が和田のバックで声援を送っていたため、白組歌手からも「アッコ!」と合いの手を受けている。

収録曲

  1. 笑って許して [2:42]
    作詞:阿久悠/作曲:羽根田武邦/編曲:馬飼野俊一
  2. 愛に証拠はいらない [3:11]
    作詞:片桐和子/作曲・編曲:小谷充

カバー

  • 佐良直美(1978年発売のLP『君の唇に色あせぬ言葉を ~阿久 悠 作詞集 1978』に収録)
  • 桑田佳祐(2013年開催の「Act Against AIDS 2013 昭和八十八年度!第二回ひとり紅白歌合戦」にて、和田アキとして大トリで歌った。2014年3月12日発売のBD/DVDにも収録)

脚注

  1. ^ 和田アキ子『和田アキ子だ 文句あっか! アッコの芸能界色メガネ毒舌言いたい放題!!』日本文芸社、1983年、裏表紙。ISBN 4-537-00976-4

関連項目





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