研究課程
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「職業能力開発総合大学校」の記事における「研究課程」の解説
高度な技術指導力、研究開発能力を持つ指導者及び職業訓練指導員の養成が目的である。大学院修士課程に相当し、入学対象者は長期課程卒業者、職業能力開発大学校と職業能力開発総合大学校東京校の応用課程卒業者、及び大学卒業者である。修業年限は2年である。学生は、大学院と同様に、授業料(国立大学法人の標準額と同額)を支払わなければならない。2年以上在学して所定の単位を修得し、研究論文の審査及び試験に合格すると修了と認められる。 なお、研究課程を修了しても職業訓練指導員免許を取得することはできない。また、職業訓練指導員免許は単一級のため、教育職員免許の専修免許に相当するような、職業訓練指導員免許の上位(上級)の免許は存在しない。 研究課程には工学研究科があり、次の3専攻がある。 研究課程工学研究科の専攻と主な研究分野専攻主な研究分野機械専攻機械構造力学・接合、生産・設計、精密加工・機器、エネルギー変換・制御、システム設計・制御 電気・情報専攻制御システム、電力システム、電子デバイス材料、電子デバイス設計・微細加工創成、光通信・計測、情報処理・信号処理、電子システム設計・制御 建築・造形専攻建築構造工学・力学、建築計画・デザイン、建築生産・材料施工、デザイン設計 各専攻では、高度職業訓練の職業訓練指導員(職業能力開発総合大学校東京校、職業能力開発大学校、職業能力開発短期大学校の専門課程の担当教員)に必要な高度の専門的知識及び技能(応用的なものを除く)並びに研究能力を付与するための教育訓練が行われる。そのため、各専攻に関連する工学系科目だけでなく、能力開発専門学科による能力開発科目も履修しなければならない。 研究課程には、大学院修士課程にはない次のような特徴がある。 研究論文(修士論文に相当)の作成に係る実験・実習とは別に、職業訓練指導員に必要な技能を養うため、専攻実技高度化実習が必修とされている。 研究課程の修了者には、修了式(3月下旬)にて本大学校より修了証書が授与される。一方、修士の学位は、平成19年度までは次年度の9月下旬頃に授与されていたが、平成20年度より課程を修了する年度内に授与されるようになった。
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研究課程
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学術課程は9月から翌年の6月までの1学年で組まれており、英語やフランス語で行われる。プログラムには講義や研究セミナー、ワークショップ、外部研究者との会合などが含まれている。またほかのヨーロッパ言語の授業も行われる。 修士認定を受けるために、学生は各学期末の口頭、あるいは筆記試験を受け、英語またはフランス語で修士論文を書かなければならない。論文は個人研究をまとめたもので、おもに教員の指導の下で第2学期に作成することになる。課程はヨーロッパの諸機関への研究旅行が組まれたり、ナトリンの学生向けには近隣諸国への旅行も実施されるなど、充実したものとなっている。 ブルッヘでは、法学、経済学、政治・行政学、国際関係学の4つのヨーロッパ研究の学部が対象とする学術課程が組まれており、学生はこの4つのいずれかに登録することになる。また法学部と経済学部の学生にはヨーロッパ法・経済学解析専攻課程に参加する機会が与えられている。また全学生はヨーロッパ一般研究課程に参加することになっている。 ヨーロッパ経済学課程は欧州連合 (EU) の経済に特化することが狙いとなっている。学生に求められる研究・解析量は世界の先端を行く大学のそれに匹敵するものである。また学部ではヨーロッパの経済統合の過程や政策、規制といった広範囲の分野も包括している。 ヨーロッパ法学課程では学生にヨーロッパ法についての徹底的な教育が施される。その教育様式はアメリカのロー・スクールと似たようなものとなっている。法学課程では経済とEU法の根源的な側面との均衡が図られている。また法学課程では複雑性を増すEU法と、そのEU法の発展の経緯を重視している。 ヨーロッパ政治・行政学課程では、EUの機能や活動、また世界、国内、地方の次元でのEUの相互的な影響について学生に幅広く理解をもたらしている。学生はEU政治・政策、ヨーロッパ国際法、欧州統合における政治経済学の3つの分野を対象とする科目を履修しなければならない。さらに第4の必修科目である欧州連合理事会における協議過程については、2回の模擬的な協議を行う形で実施されている。 EU国際関係・外交課程は2006年に設置され、国際交渉や外交についての技術のほか、世界情勢における1つの存在としてのEUについて、その特徴的な知識を与えている。この課程では、国際関係と外交の幅広い流れとともに、EU内部での意思決定過程の学際的な分析を行うことで、EUの対外関係について包括的に理解することが目的である。この課程には、政治学、ヨーロッパ学、法学、経済学、歴史についての学歴を有しているか、あるいは国際機関や国内の外交関連の組織に所属していたという学生が集まっている。 ナトリンのキャンパスではヨーロッパ融合領域研究課程が組まれている。この課程では、学生は第1学期を通してヨーロッパ政治、政策、経済、EU法の基礎を教え込まれ、また政策決定を実践的に教えられることで、EUの通常業務について学んでいくことになる。
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