白薔薇の花言葉
白薔薇花言葉の由来
(1)白薔薇の見た目からつけられたという説白薔薇はその外観から、真っ白で純真無垢なイメージがある。ブライダルブーケにも使われることが多い汚れなき花である。そうした見た目から生まれた花言葉も多い。何色にも染まらないことから「あなたにふさわしい」という意味合いがある。さらにどんな色にも染まることができる白薔薇は尊敬する人のカラーとしても取り入れることができることから、「深い尊敬」という花言葉が付けられた。父の日に白い薔薇を贈る風習があるが、これも白薔薇の花言葉が関係している。
(2)神話や伝説からつけられた説
白薔薇には恋愛に関する花言葉が多いが、この所以は古代ローマ時代の愛の女神ヴィーナスの存在が大きいとされる。クレオパトラも白薔薇を愛でていたが、三大美女までもが愛するほどに美しい汚れのない花ということで「純潔」といった花言葉が誕生した。
白薔薇の英語の花言葉
白薔薇の英語の花言葉は「innocence and purity(純潔と純粋)」「I am worthy of you(私はあなたにふさわしい)」「reverence(深い尊敬)」である。白薔薇の色別の花言葉の解説
真っ白は「純潔」「私はあなたにふさわしい」何もほかに汚れがなくとにかくピュアであることから、真っ白な薔薇は純潔ということになる。また白色というのはほかの何色にも染まらないことから、わたしはあなたにふさわしい存在であるという意味合いもある。
アイボリー色は「魅力」「思慮深さ」「優雅さ」
白薔薇は真っ白意外にも白系色があり、それぞれ花言葉は異なる。アイボリーも白薔薇に似ているが、花びらが少しクリームがかっている。あなたはとても魅力がある、思慮深い性格が素敵であるといったメッセージになる。友達として白い薔薇を贈る際に、アイボリーローズは非常に適している。
クリーム色は「魅力」「思いやり」
真っ白やアイボリーより、さらに黄色がかったクリーム色である。好意を相手に伝えたいときにふさわしい色で、励ましや応援したいときに向いている。友人や家族にギフトとして贈る際にも、クリーム色は良いだろう。
白薔薇の本数別の花言葉の解説
1本「一目ぼれ」白薔薇1本には強い愛のメッセージがある。純粋で深い愛を伝えることができるので、恋人への贈り物にもふさわしい。いかに1本に気持ちが込められているかを示すために、シルクやサテンのリボンで結び特別なラッピングを施してギフトにすることも多い。
2本「互いの愛」
お互いに愛情を寄せ合うという意味がある。一方通行の片想いではないことを表すことができるので、恋人に愛を伝える際に適切である。
3本「愛している」
愛しているという忠実な気持ちを表現できる。欧米においては、付き合って1ヶ月目の記念日に3本の白薔薇を送ることが伝統的なイベントとなっている。特にほかのプレゼントをしなくとも、愛しているという熱い想いが伝わるだろう。
5本「大きな愛」「喜び」
あなたに会うことができてとても喜んでいるという嬉しい気持ちを伝えたいときは、5本白薔薇を贈ると良い。どれほど気にかけているのか、受け取った人は愛の大きさを感じることができるだろう。生涯のパートナーは勿論のこと、親友や恩師など大切な人に贈るギフトとしても5本の白薔薇はふさわしい。
6本「あなたのものになりたい」
白薔薇6本は非常にロマンティックであり、あなたのことを愛しているのであなたのものにしてくださいといった意味がある。例えば付き合いはじめてまだプラトニックな状態のときに、6本の白薔薇を贈ると関係性を発展させたいという想いがあることになる。また「あなたに夢中であなたしか見えない。あなたのものにしてください」という熱くて甘い情熱が込められている。
7本「あなたに夢中」「深く恋に落ちる」
男性がずっといつも一緒にいたいと女性に対して感じたときに、7本の白薔薇を贈る。恋に落ちたことをカミングアウトするときにも7本白薔薇を渡す風習も見られる。女の子の誕生日に7本白薔薇をギフトにすると、「あなたは私の女王」という意味になる。
8本「あなたを支えます」「あなたのそばにいて励まします」
8本の白薔薇は、恋愛においてだけでなく友人や家族への励ましの際にも贈られる。何かで思い悩んでいるときや不安定な状態に陥っているときに、8本の白薔薇を贈ってサポートする。勿論、恋人を支えているという意味合いにも使われる。
9本「永遠の愛」「私は永遠にあなたと一緒にいたい」
9本の白薔薇は永遠の愛の象徴であり、残りの人生を共に過ごしたい相手に手渡すことも多い。9本のブーケは、今このときではなくこの先もずっとという永遠の誓いに似た気持ちが込められているのである。
10本「あなたは完璧」
10という数字は完璧を示すので、白薔薇10本もあなたは完璧であるというメッセージになる。大切な人が何かしら自信を失っているときに、10本の白薔薇を贈ると「完璧だから気にしないで」といった励ましになる。10本の白薔薇は、相手に自信や勇気を与えることができるのだ。心に響くプレゼントとなることだろう。
12本「完璧な美しさ」「不変の愛」
赤い薔薇とはまた違い、白薔薇の場合情熱以外に忠誠心や忍耐強さのような愛を示す。それゆえに白薔薇12本の場合は、ひたすら愛し続ける不変の愛のような誠実な愛の意味になる。何か辛い大変なことがあっても愛し続けるというようなゆるぎない想いである。12本の白薔薇は、求婚のときに渡すのにもベストと言える。
24本「常に、いつでも」
24時間いつでも、あなたが頭の中にいてあなたのことを想っているというメッセージになる。24本にすることで、純粋な愛の気持ちが強調される。
50本「無条件の愛」
白薔薇50本のブーケは、結婚50周年の記念日などに贈られることが多い。何も言葉はいらない無条件に愛しているというこの上ない愛のメッセージである。
88本「謝罪」
欧米において、88という数字はベストな判断や知恵、責任が取れてバランスが良いなどの意味がある。何か謝罪をしたいときに使う数字でもある。大切な人に迷惑をかけたり何か謝りたいときに、88本の白薔薇を贈ることがある。
100本「献身的な愛」
100点満点や100%という言葉通りに、100本は完璧で大満足であることの象徴である。100本の白薔薇のブーケを渡す場合、100%とにかくあなたに尽くす気持ちなどを表している。またあなたと100歳まで共に生きようという熱く燃える愛のメッセージでもある。
白薔薇の怖い花言葉
白薔薇自体には怖い花言葉はないものの、バラの状態や本数などによっては気を付けなければならないネガティブな意味が含まれることがある。折れた状態の白い薔薇は「死を望む」という結構恐ろしい花言葉である。白薔薇には「純潔」という良い意味の花言葉があるが、その白薔薇が折れていることから「純潔を失い悲しみ死を望む」というメッセージに転じるらしい。
白薔薇がしおれている場合、「束の間の印象」という儚い花言葉になる。美しい白薔薇が最後には枯れていく姿からの連想であろう。脆く悲しげな、ネガティブな花言葉である。
白薔薇を4本の束にして贈る場合も花言葉に留意したい。4本の白薔薇には「二人の人間がお互いに愛し合っているにもかかわらず、一緒にいることができない」というメッセージがあるとされる。つまり別れを示唆することになる。
※ 花言葉の内容は諸説あります。
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