現代の記録
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『現代の記録』(げんだいのきろく)は、1962年4月7日から1964年4月4日までNHK教育テレビで放送された全93回のドキュメンタリー番組である。放送時間は毎週土曜日 22:00 - 22:30(日本標準時)であった。
概要
日本の社会問題を文明批評的にとらえるドキュメンタリー番組であった[1]。本放送が行われたのは教育テレビであるが、再放送は総合テレビで行われた。
放送リスト
1962年度 | |
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1962年4月7日 | コンクリートのある風景 |
1962年4月14日 | 歩行者 |
1962年4月21日 | BGの周辺 |
1962年4月28日 | 河は変転する |
1962年5月5日 | 習練+α |
1962年5月19日 | 団体旅行 |
1962年5月26日 | 夜は広がる |
1962年6月2日 | 信仰の器 |
1962年6月16日 | DDT以後 |
1962年6月23日 | 効能書信仰 |
1962年6月30日 | 透明の世界 |
1962年7月7日 | 頭への衝撃 |
1962年7月14日 | 広場 |
1962年7月21日 | 騒音カタル |
1962年7月28日 | 車の周辺 |
1962年8月4日 | 廃墟 |
1962年8月11日 | 避暑の断面 |
1962年8月18日 | 緑陰喪失 |
1962年8月25日 | 都会っ子 |
1962年9月1日 | 9人と群衆 |
1962年9月8日 | 機械との対話 |
1962年9月22日 | 地下 |
1962年10月6日 | 老いた島々 |
1962年10月13日 | 流入人口 |
1962年10月20日 | 気質 その失われたもの |
1962年10月27日 | 港 |
1962年11月3日 | 花鳥風月 |
1962年11月10日 | ユートピア集団 |
1962年11月17日 | 新中仙道 |
1962年11月24日 | 違法行為 |
1962年12月8日 | 死者の来る場所 |
1962年12月15日 | 刃 |
1962年12月22日 | 地方色 |
1962年12月29日 | 生きている伝説 |
1963年1月12日 | 炉辺のまぼろし |
1963年1月19日 | 銅像 |
1963年1月26日 | 風雪 |
1963年2月9日 | 地方庁舎 |
1963年2月16日 | 動物信仰 |
1963年2月23日 | 長い孤立の冬 |
1963年3月2日 | 駅の顔 |
1963年3月9日 | 地下たび |
1963年3月16日 | 彼岸と老人 |
1963年度 | |
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1963年4月6日 | 寄宿舎 |
1963年4月13日 | ショーウインドウ |
1963年4月20日 | 海岸線 |
1963年5月4日 | 幻の故郷 |
1963年5月11日 | ろまん 夢みる人々 |
1963年5月18日 | 都市と水路 |
1963年5月25日 | 祭り |
1963年6月1日 | 銀座 |
1963年6月8日 | 斜めの大地 |
1963年6月15日 | 峠 |
1963年6月22日 | 停留所 |
1963年7月6日 | ある終着駅以遠 |
1963年7月10日 | 渚 なぎさ |
1963年7月20日 | 鉤と糸 |
1963年7月27日 | 新昆虫記 |
1963年8月3日 | スクラップ登場 |
1963年8月10日 | とりで |
1963年8月17日 | 新江田島論 |
1963年8月24日 | 原野 |
1963年8月31日 | 漢方 |
1963年9月7日 | ターミナル |
1963年9月14日 | 凶器と童話 |
1963年9月28日 | 丼池に生きる |
1963年10月5日 | 画廊にて |
1963年10月12日 | 地獄極楽 |
1963年10月19日 | スタジアム |
1963年10月26日 | 秘境 |
1963年11月23日 | 手と文明 |
1963年11月30日 | 平均 |
1963年12月7日 | 新都市誕生 |
1963年12月14日 | 北の海 |
1963年12月28日 | 孤独な遊戯 パチンコ文化論 |
1964年1月11日 | 失われた冬 |
1964年1月18日 | アルコール戦争 |
1964年1月25日 | ニッポンの印象 |
1964年2月1日 | 精神復興 |
1964年2月8日 | 若い野心家たち |
1964年2月15日 | エスペランティスト ある理想主義者の群像 |
1964年2月22日 | 廃坑からの手紙 |
1964年2月29日 | 猪と狩人たち |
1964年3月7日 | 童心の旗手たち |
1964年3月21日 | 燃島 |
1964年3月28日 | くずれゆく信仰の山々 |
1964年4月4日 | 海峡 |
脚注
- ^ 日本放送協会 編『NHK年鑑'63』日本放送出版協会、1963年10月10日、119頁。NDLJP:2474360/73 。
関連項目
外部リンク
NHK教育テレビ 土曜日22:00枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
現代の記録
(1962年4月7日 - 1964年4月4日) |
弁護士プレストン
(1964年4月11日 - 1965年4月3日) ※日曜日19:30枠から移動 |
現代の記録
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ロバート・マーシャムは現代記録季節学の創設者である。マーシャムは裕福な地主であり、Stratton StrawlessとNorfolkの所有地で1736年から"春の兆し"の体系的な記録をとった。これは季節の最初に起きる事象の期日を記したものであり、芽の開き、花の開花、虫の発生と初飛行などが記録されていた。幾つかの出来事や季節的な事象(phenophases)の矛盾の無い記録は空前の時間を挟んで子孫に維持され、これが終わったのは1958年にマーシャムの子孫のマリー・マーシャムが亡くなった時だった。このため傾向を観察することができ、また長期の気候が記録されることに関係できた。この記録は重大な変化の期日を表しており、これは明白に温かかった年や寒かった年の変化に符合している。1850年から1950年までの緩やかな気候の長期間傾向は注目すべきであり、この期間の間、マーシャムの記録によると樫の木の発芽は速くなる傾向があった。 1960年以降は気温上昇の率が加速しており、また、これは忠実に樫の葉の発芽が速い年が増えたことが、サリーでのJean Combesのデータ収集に記録されている。現在までの250年間で、樫の葉の発芽日は8日進み、同時期のほぼ1.5℃の総合的な温暖化に一致している。 19世紀の終わりには植物と動物の愛玩が国民的娯楽となり、発育や誕生が記録され、1891年から1948年にかけて季節学的記録プログラムが王立気象協会(RMS)によってイギリス諸島の一円で構成された。600を超える観察者が報告を提出し、平均でもその数は100を超えていた。この期間の間11の主な植物の季事象が1891年から1948年の58年間にわたり首尾一貫して記録された。また、さらに追加として14の主な季事象が1928年から1948年の20年間にわたって記録された。これらの報告はそれぞれの年でRMSに季事象の報告書として季報に要約された。この58年間のデータは1960年、Jeffreeにまとめられた。これによると開花日は最大で21日早く、最大で34日遅いことが分かった。早い開花の最大値が出たのは夏に花が咲く種で、遅い開花の最大値が出たのは春に花が咲く種であった。25種すべての種で季事象は温度にかなり関係しており、これは気候が暖かい時に季事象が速くなることを暗示するものであった。 季事象の報告は1948年に58年の活動を突然終わり、英国はその後50年間ほとんど国家記録の計画がなかった。ちょうどその間、気候は明白に変化した。この期間、重要な貢献は個々の観測者によって行われた。博物学者と著者リチャード・フィッターはオックスフォードシャーで1954年から1990年にかけて英国の557種の花の咲く植物で『年初開花日記録』(First Flowering Date)を制作した。サイエンス誌に2002年に書かれ、リチャード・フィッターと彼の息子アリステア・フィッターは「以前の40年間に比べ、最近の10年間では385種のイギリスの植物種で年初開花日の平均記録が4.5日速くなった」 ことを発見した。年初開花日は温度に非常に敏感であることは一般に知られているが、「現在のイギリスの150から200種の年初の開花日はでは直近の過去と比べても多分開花日が15日速い」とされており、これらの速い年初開花日は「重大な生態系変化と進化の結果」ではないかと彼らは言及している。 最近の十年、イギリスの自然記録を英国季節学ネットワーク によって再度とり行うようになった。このネットワークはウッドランドトラスト、水環境センター、BBCスプリングウォッチサーベイ などに運営されている。アメリカにはプロの科学者と素人の記録者の参加するアメリカ国家季節学ネットワーク があり、ヨーロッパ気候学ネットワークではこれを観察し、研究と教育を付託している 。また、他の国家でも同じように季節学の計画があり、カナダ(Alberta Plantwatch 、Saskatchewan PlantWatch )、中国、オーストラリア などで行われている。 東部北アメリカでは、暦は天体の位置などから考えられて、伝統的に農業行動の時期の知らせに使われてきた。William Felkerは季節学を1973年からオハイオで学び、現在『貧しいウィルの暦』という本を出版している。これは農業者のための季節学的暦である。なお、18世紀後半に同名の暦がある
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