狩野君山

美術人名辞典

狩野君山

読み方：かのう　くんざん

中国学者・文学博士。熊本県生。名は直喜、字は子温、君山は号。島田篁村に漢学を学び、京都帝国大学文化大学の創立に際し教授となり、中国哲学・文学を担当。日本に亡命中の羅振玉や王国維らと学を通じて深く交わる。定年退官後は東方文化学院京都研究所所長となる。また詩書を能くし、書は劉石庵を慕う。文化勲章受章。昭和22年（1947）歿、80才。

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狩野直喜

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狩野 直喜（かの なおき、1868年2月11日（慶応4年1月18日） - 1947年（昭和22年）12月13日）は、日本の中国学者。中国文学、中国哲学、敦煌学に業績を残す。京都帝国大学名誉教授。字は子温、号に君山、半農人がある。内藤湖南・桑原隲蔵と並ぶ京都学派東洋史学の創始者の一人。肥後国（現：熊本県）生まれ。