特長や機能など
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アプリは日本語、英語をはじめとした多言語に対応(2013年1月現在、全部で21ヶ国語)している。また、漢字の読めないユーザーに配慮するため、チェスの駒に似た絵や文字が描かれた「国際駒」のデザインも選択できるようになっている。このデザインは実物の駒として株式会社ねこまどで商品化され、フランスなど海外で入門用として重宝されている。 対局終了後は、感想戦host権限保持者の見ている盤面が、両対局者ならびに観戦者にも共有される。終局後に、駒を動かして対局相手や観戦者と共に検討することが可能(変化手順を再現できる)。盤面に任意の矢印を描いて示すこともできる。2020年4月、新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言下で営業自粛を余儀なくされた全国の将棋教室が81Dojoの感想戦機能に注目し、これを利用してオンライン教室を次々と開講したことでユーザ数が急増した。 戦型認識機能により、対局リストへ戦型が表示されるほか、過去の戦型採用率などの統計分析が可能。各プレイヤーが指した戦型の割合・戦型別勝率・レーティング推移などが、各プレイヤーの詳細欄に表示される。 オンライン対局のイロレーティングで頻発するレーティングデフレを避けるため、レーティングが落ちにくい非対称レーティングを採用している。 プレイヤーの棋力が段級位によって色分けされており、強さが視覚的に見やすくなっている。 二歩、打ち歩詰め、連続王手の千日手、王手放置や自殺手などの反則手は、実際に指すことが出来て、着手時点で自動的に反則負けとなる。通常の千日手は成立時点で自動的に引き分けとなる。持将棋でも「27点宣言法」のルールをいち早く採用。 トライルールは採用されていない。 青空将棋・5五将棋・ゴロゴロ将棋・3x3将棋・ジャドケンス将棋・どうぶつしょうぎ・中将棋などの変則将棋や、駒落ちもトンボ・歩三兵・裸玉・飛銀落ちなど、幅広く選択可能。 twitterやfacebook、ブログなどに棋譜をシェアする機能があり、規約 に反しない限り、この道場での対局を自由に投稿してよい。 プロレベル~初心者/平手から駒落ちまで、様々な棋力・手合い設定のボット(GPS将棋など)が常駐している。 高橋和による女性向けの将棋教室「Shogiotome」で、オンラインレッスンを行う場所としても使用されている。 これまでに公にログインして指導対局などを行ったとされる棋士は中将棋アプリを含め、羽生善治・中村太地・所司和晴・片上大輔・鈴木環那・北尾まどか・高橋和・渡辺弥生・神崎健二・牧野光則・森内俊之・佐藤紳哉・西尾明・野月浩貴・伊藤真吾・村山慈明・高見泰地・飯島栄治・戸辺誠など多数。 海外から初めて女流王座戦に招待され、その後に研修会を経て2017年に女流プロ入りを果たしたカロリーナ・ステチェンスカもサイト開設当初より利用している。 中将棋は専用アプリがある。国際版のみであり、国際版ページからのみ入場可能。 同時ログイン数は常時1000人程度であり、将棋倶楽部24や将棋ウォーズに比べて少な目である。 大会を自動運営できる機能があり、一般ユーザーによる私的な大会も多く行われている。 商品引き換えや、機能・性能が高いプレミアム会員となるマイル制度もある。 将棋倶楽部24や将棋ウォーズなどとは違い、開発者でなくとも以下の事を守ればソフトの思考結果を用いて対局ができる。ソフト指し専用アカウントを作成し名前を「COM_(任意の文字列)」という表記にすれば不正行為とみなされない。 各国の代表が年間シリーズを通して団体戦を戦う「World Shogi League」 の会場として使われており、優勝チームに対するプロ棋士の指導対局 も行われている。
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